令和元年10月23日
10月23日~25日までの3日間、全国市町村国際文化研修所(JIAM)にて受講する。
研修のポイント
● 地方分権や行政改革等に関する最新の動向について学びます。
● 行政改革を先進的に行っている自治体の事例から、改革の手法について学びます。
● 講義・意見交換を通じて、人口減少社会を見据えた自治体の取り組みや制度のあり方について考えます。
● 地方行政の現状と課題を理解し、これからの議員や議会の役割について理解を深めます。
10月23日
13:00 ~ 15:15
地方行政をめぐる最近の動向
総務省自治行政局行政課長 阿部 知明 氏
地方行政制度や地方自治体の行政改革をめぐる最近の動向や今後の見通しなどをお話しいただきます。
15:30 ~ 17:00
地方分権時代のまちづくり
兵庫県 養父市長 広瀬 栄 氏
養父市は国家戦略特区制度を活用し、人口減少や高齢化による農業の担い手不足等の課題に対し、市自らが施策を考え、中山間農業や高齢者雇用など、様々な分野で地方創生に取り組んでいます。
これらの実績や今後の展望を踏まえ、養父市ならではのまちづくりについてお話しいただきます。
17:30 ~ 交流会 ともに学ぶ受講者同士の親睦(情報交換・交流)を深めます。
10月24日
9:25 ~ 15:10
地方分権時代の中で地方自治体に期待される役割
~人口減少を見据えた取組~
内閣府地方分権改革推進室 参事官 萩原 英樹 氏
日本全体が人口減少に向かう中で、個性ある地域づくりや住民サービスの向上等の観点から、地方分権改革がどのように進められているのか、これまでの経緯や成果、政府が現在取り組む提案募集方式の概要や、今後、自治体が取り組むべき対応についてお話しいただきます。
その後、講義を踏まえグループに分かれ、複数のテーマで意見交換を行うとともに、全体で共有し、地方分権改革による住民サービスの向上等についての理解を深めます。
15:25 ~ 17:35
地方分権の展望
一橋大学大学院法学研究科 教授 辻 琢也 氏
少子高齢社会においてもなお質の高い行政サービスを維持し、地方自治体が発展していくために、行政が現在取り組むべきことや、自治体経営の今後の課題についてお話しいただきます。
10月25日
9:25 ~ 12:00
分権時代における地方議員のあり方
明治大学政治経済学部地域行政学科長・教授 牛山 久仁彦 氏
分権時代において多様化する地域の課題に対応し、人口減少時代の地方自治を実現するために、求められる地方議会のあり方と地方議員のあるべき姿についてお話しいただきます。
12:00 ~ 12:15 閉講・事務連絡