日々のパソコン案内板
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人は心身とも・・・
より良い状態で・・・
生きたいと願う・・・
わが身を知ること・・・
我が心を知ることこそ・・・
健やかな日々の始まり・・・
今日、さらに明日もまた・・・
近所の夜中の行動で、困っているのだが・・・ここ二晩はおとなしかった・・・
しかし、話をしておかなくては・・・との思いから・・・
昨日の朝、ベランダを見れば洗濯物を干していたので、在宅しているものと思い・・・チャイムを鳴らした・・・が・・・
一向に出てくる気配はなく・・・向かいの知人と表で話し込んでいたら・・・
前夜、相談に来られた奥さんが通りかかられ・・・「話そうと思ったけど出て来ないんですよ」・・・といったら、
「今朝、出て行きましたよ」・・・と・・・
警察は、夜中に事を起こした時に110番をくださいと言ってくれたのだが・・・
本当に如何するのが得策なのか・・・迷っています・・・
今朝の新聞に気になる記事が載っていたので転載してみますが・・・
もし、この記事の事が当たっていたとしても、どう対処すればいいのか・・・
同居の家族がいれば、話しやすいのですが、なんせ一人者だけに・・・またまた、悩みます・・・
~以下、9月16日読売新聞朝刊より抜粋~
就寝中に大声・暴れる・・・ 就寝中に突然、大声を出したり、起き上がって暴れたり・・・・・・。こうした異常行動が出る人は睡眠障害の一種「レム睡眠行動障害」(RBD)の可能性がある。年を取るにつれて症状を訴える人の割合が高くなり、超高齢社会を迎えた日本では今後、患者が増えると予想されている。本人のケガや、家族間のトラブルを招くこともあり、専門家は「心当たりのある人は、早めに治療を」と呼びかけている。
■ 夢が現実の行動に
睡眠時は、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」が交互に繰り返される。夢を見るのは、脳が覚醒している状態に近いレム睡眠時で、普通は呼吸筋などを除く全身の筋肉の運動を抑制する指令が脳から出ている。
しかし、RBDの患者は何らかの原因で、脳の「抑制指令」にトラブルが生じ、ゆめの中で考えていることが現実の行動として表れる。
大阪府豊中市の男性(67)は2年前から、毎晩のように睡眠中に「泥棒が来た」「火事だ」などと叫んで起き上がるようになった。家族が心配し、近くの病院で脳のMRI(磁気共鳴画像)検査や認知症の検査を受けたが、問題は見つからなかった。しかし、その後も異常行動は続き、立ち上がった際に転んで鎖骨を骨折し、今年初めに大阪回生病院・睡眠医療センター(大阪市淀川区)を受診したところ、RBDと診断された。
同センターの谷口充孝部長によると、RBD患者の共通点として、「けんかをする」「動物に襲われる」など、暴力や恐怖を伴う夢を見ることが多く、男性のように、大声を上げたり、体を激しく動かしたりするという。寝返りを打った時などに出る意味不明な寝言とは異なり、はっきりとした言葉を話す場合が多い。暴れている最中に起こすと、その時の夢の内容を覚えていることも大きな特徴だ。
■ 一人暮らしは注意
RBDの診断には、問診に加え、脳波や筋肉の動きなどから「レム」か「ノンレム」かを区別出来る「睡眠ポリグラフ検査」が行われる。そしてレム睡眠になってから、RBDの症状が出れば、確定診断が下される。治療には、抗てんかん薬のクロナゼパムが使われる。大半の患者が改善し、男性もこの薬を飲み始めた日の夜から症状が殆んどなくなったという。
薬は飲み続ける必要があり、飲み忘れたりやめたりすると、再び症状が出てくるが、薬を飲まなくても、飲酒を控えることで症状が抑えられるケースもある。
RBDの患者は50歳代以降の中高年の男性が多いとされる。国内の発症率のデータはないが、海外の報告では、発症率は0.38%で、65歳以上の高齢者では0.5%にアップする。同居の家族や、旅行先などで一緒に泊った友人が病気に気付くことが多いが、本人が症状を自覚するのは難しく、一人暮らしの場合は注意する必要がある。
■ ストレスも原因
RBDの原因は、脳の下部にある「脳幹」の「橋 」という部位の異常とされている。多量の飲酒や、ストレスが影響する場合もあるが、異常がなぜ起きるのか、はっきりと分かっていない。
海外では、RBDの半数近くがパーキンソン病や認知症の一種「レビー小体型認知症」に移行するという報告もあるが、谷口部長は「臨床現場の経験からすると、過度に心配する必要はない」と言う。同センターでは約400人のRBD患者を診察し、発症から10年以上経過した患者もいるが、そうした例は殆んどなかった。
谷口部長は「RBD患者には窓から外に飛び出しそうになった人もいる。症状が進むと、患者本人がけがをするだけでなく、隣で寝ている家族を殴ってしまうケースがある。寝相や寝言で気になる人は睡眠の専門家に相談してほしい」と話す。
(水谷工)
レ ム 睡 眠 行 動 障 害 か も |
睡眠時は、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」が交互に繰り返される。夢を見るのは、脳が覚醒している状態に近いレム睡眠時で、普通は呼吸筋などを除く全身の筋肉の運動を抑制する指令が脳から出ている。
しかし、RBDの患者は何らかの原因で、脳の「抑制指令」にトラブルが生じ、ゆめの中で考えていることが現実の行動として表れる。
大阪府豊中市の男性(67)は2年前から、毎晩のように睡眠中に「泥棒が来た」「火事だ」などと叫んで起き上がるようになった。家族が心配し、近くの病院で脳のMRI(磁気共鳴画像)検査や認知症の検査を受けたが、問題は見つからなかった。しかし、その後も異常行動は続き、立ち上がった際に転んで鎖骨を骨折し、今年初めに大阪回生病院・睡眠医療センター(大阪市淀川区)を受診したところ、RBDと診断された。
同センターの谷口充孝部長によると、RBD患者の共通点として、「けんかをする」「動物に襲われる」など、暴力や恐怖を伴う夢を見ることが多く、男性のように、大声を上げたり、体を激しく動かしたりするという。寝返りを打った時などに出る意味不明な寝言とは異なり、はっきりとした言葉を話す場合が多い。暴れている最中に起こすと、その時の夢の内容を覚えていることも大きな特徴だ。
■ 一人暮らしは注意
RBDの診断には、問診に加え、脳波や筋肉の動きなどから「レム」か「ノンレム」かを区別出来る「睡眠ポリグラフ検査」が行われる。そしてレム睡眠になってから、RBDの症状が出れば、確定診断が下される。治療には、抗てんかん薬のクロナゼパムが使われる。大半の患者が改善し、男性もこの薬を飲み始めた日の夜から症状が殆んどなくなったという。
薬は飲み続ける必要があり、飲み忘れたりやめたりすると、再び症状が出てくるが、薬を飲まなくても、飲酒を控えることで症状が抑えられるケースもある。
RBDの患者は50歳代以降の中高年の男性が多いとされる。国内の発症率のデータはないが、海外の報告では、発症率は0.38%で、65歳以上の高齢者では0.5%にアップする。同居の家族や、旅行先などで一緒に泊った友人が病気に気付くことが多いが、本人が症状を自覚するのは難しく、一人暮らしの場合は注意する必要がある。
■ ストレスも原因
RBDの原因は、脳の下部にある「脳幹」の「
海外では、RBDの半数近くがパーキンソン病や認知症の一種「レビー小体型認知症」に移行するという報告もあるが、谷口部長は「臨床現場の経験からすると、過度に心配する必要はない」と言う。同センターでは約400人のRBD患者を診察し、発症から10年以上経過した患者もいるが、そうした例は殆んどなかった。
谷口部長は「RBD患者には窓から外に飛び出しそうになった人もいる。症状が進むと、患者本人がけがをするだけでなく、隣で寝ている家族を殴ってしまうケースがある。寝相や寝言で気になる人は睡眠の専門家に相談してほしい」と話す。