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先人の知恵というものは、本当に素晴らしい・・・
日常生活の中から生み出されたものだけに、成る程と頷いてしまうものが多いですね。
その中の一つ、防寒着でリュックサックのように背負って着用する仕様のものが全国各地に存在していたといいます。
実は、私は今日、初めて知りました・・・
今朝は、奈良県東北部の大和高原一帯に伝わる防寒着「おいね」についての記事を紹介してみたいと思います。
~以下、3月6日読売新聞夕刊より抜粋~
大 和 の 防 寒 着 | お い ね | |
奈良県東北部の大和高原一帯に古くから伝わる防寒着「おいね」を現代風にアレンジして復活させる動きが進んでいる。同県山添村を拠点に文化の継承に取り組む『大和高原文化の会』などが今秋の商品化を目指し、4月には「おいね部会」を発足させる。地域の方言「おいねる(背負う)」が由来とされ、長方形の綿入れをリュックのように背負って使う。袖がないため動きやすく、秋から初春にかけて主に女性が着用した。家庭で手縫いされ、1960年代頃までは農作業の際などに重宝されたが、次第に使われなくなった。
畿央大生が着目 |
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3年前、畿央大(同県広陵町)人間環境デザイン学科の学生らが着目し、当時を知る住民に聞き取りをして試作を重ね、フリース地を使った現代版「やまとのおいね」を考案。東日本大震災では、被災地の宮城県東松島市の高齢者施設に約50着を送った。
山添村やその周辺は養蚕が盛んだった地域で、昨年開いた製作体験会では、住民から「懐かしい」「子供用を創りたい」と好評だった。同会メンバーの中村重行さん(74)は「地域の活性化につながれば」と期待を寄せる。
地元で今秋商品化へ
学生らを指導する同大学准教授の村田浩子さんによると、同様の背中を覆う防寒着は「カメノコ」「ハンコ」などの呼び名で全国各地にあるという。長野県南西部の南木曽町の「なぎそねこ」は、2009年に制作組合が設立され、町内外の33店舗で販売、住民らに親しまれている。村田さんは「おいねに詰まった知恵と工夫を知り、昔の暮らしを見直す機会になれば」と話している。