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海底メタン世界初採取・・・2018年度商業化目指す!

2013-03-13 | 雑記
日本の近海には、メタンハイドレートがかなりの量眠っているという事実は以前から知られていました・・・

しかし、海底からいかに採取するのかというのが課題だったようですが、

遂に、世界で初めて海底からガスという形で採取したというニュース!

後はいかに効率よく採掘していくのかということで、5年後の商業化を目指すというのです。

エネルギー自給率が4%と低い日本にとっては、明るいニュースとなりそうです・・・


今朝はこのニュース記事を取り上げてみたいと思います。

~以下、3月12日読売新聞夕刊より抜粋~

海底メタン 世界初採取
    次世代エネ 愛知沖で試験成功
 経済産業省は12日、愛知県沖約80メートルの海底から天然ガスの一種「メタルハイドレート」の試験採取に成功したと発表した。海底からのガス採取は世界で初めてという。日本近海には、国内の天然ガス消費量の約100年分にあたるメタンハイドレートがあるとの推計もある。政府は2018年度の商業化を目指しており、安定的な生産の道筋がつけば、豊富な国産エネルギーとして活用することが期待できる。

18年度商業化目指す

 地球深部探査船「ちきゅう」が同日午前6時前、水深約1000メートルの海底まで、おろした堀削機を使って、固形状のメタンハイドレートを水と天然ガスに分解し、ガスを取り出して海上まで引き上げる作業を開始。約4時間後の同10時頃、船尾に設置したバーナーから、ガスの産出を示す炎(フレア)が上がった。

 採掘現場の周辺には、国内の天然ガス消費量で10年分超が埋蔵されているとみられる。政府は約2週間かけ、ガスが安定的に生産出来るかどうかを確認する。
12日、世界で初めて海底のメタンハイドレート
から採取されたガスの炎(JOGMEC提供)
 メタンハイドレートはこれまで、カナダで07~08年に永久凍土層から採取した例があるが、海底からの採掘は、コストがかさむとして例はなかった。 今回の採掘では、海底内の地層の圧力を下げることで、高圧で固まっているメタンハイドレートを分解し、ガスを取り出しやすくした。

「燃える氷」

メタンハイドレート
 英語表記は「methane hydrate」。ハイドレートは、水と他の物質が結合した「水和物」の意味。ガスと水が高圧・低温の状態で結晶となった氷状の物質で、そのまま点火すると燃えるため「燃える氷」とも呼ばれる。石油と比べて、燃やした時の二酸化炭素(CO2)発生量が少ない。日本はエネルギー自給率が4%とされ、純国産資源の次世代エネルギーとして期待されている。


 今後は、安定生産に向けて、採掘コストを下げる技術の開発が求められる。茂木経産相は12日閣議後記者会見で「一つ一つ課題を乗り越え、わが国周辺の資源を活用出来るような時代が一日も早く来るようにしたい」と述べた。

 日本では、原子力発電所の長期停止によって、火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸入が急増。円安に伴って燃料費負担が重くなり、電力各社は相次いで電気料金値上げに動いている。メタンハイドレートの商業化が実現すれば、電力供給の安定化や電気料金の引き下げにつながることが期待できる。

 今回の採掘作業は、経産相から委託を受けた独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)」などが1月から進めていた。
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