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重粒子線照射で91%は5年間再発が抑えられる・・・でも・・・

2014-03-14 | 梅肉エキス
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以前にも書いたと思いますが・・・

23年ほど前、俳優の渡哲也さんが直腸がんとの報道にショックを受けたことを想い出します。

大好きな俳優さんということもあったんですが・・・

当時、私自身も痔が悪化し最悪の状態やったんです・・・

通っていた医院の先生から大学病院に紹介状を書いていただき、

行くかどうか迷っていた時のことでした。

この報道に、意を決し、手術を受けるつもりで大学病院を訪れました・・・が、

何と、先生の診断は通っている医院で治療を続けてください・・・と


それ以後、悪化することはありませんが、

勿論完治はしていません・・・

あの時に手術してもらえてたなら、今頃は何も気にすることなどなかったのに・・・と・・・


今朝は、一昨日に続き大腸がんについての治療について取り上げてみようと思います。

~以下、3月14日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
大腸がんの転移②  



重粒子線照射で再発抑制
 北九州市の動物病院長、中村完治さん(70)は10年前、便秘をきっかけに大腸内視鏡検査を受けた。その結果、大腸がんの一つ、「直腸がん」が見つかった。

重粒子線治療を受けた中村さん
 転移はなく、県内の病院で、患部を切って前後をつなぐ手術を受けた。それで治ったと思っていたが、4年後、定期的に受けていた検査で、手術で接合した部位にがんの再発が見つかった。手術後に抗がん剤を2年も服用していただけに、大きなショックを受けた。

 直腸がある骨盤内には、前立腺や膀胱、太い血管や神経が集中しており、直腸がんがここで再発すると、手術ができたとしてもさまざまな後遺症が残りやすい。

 中村さんは、福岡市内の病院で手術を受けた。人工肛門は避けられなかったが、半日がかりの手術で幸いに尿道は切らずに済んだ。その3か月後には、趣味のゴルフも再開していた。

 今度こそ治ったと信じていたが、翌年、骨盤内にがんが見つかった。前回の手術でがんが散り、転移したらしい。今度は手術で取るのは不可能で、放射線治療しか方法がなかった。

 しかし、考えた末に中村さんは放射線治療を断った。効果が限られ、1年で再発する可能性が高いと言われたからだ。「自分の命だから自分で選ぶ」。中村さんは、インターネットで知った「重粒子線治療」に命を懸けることにした。

 高エネルギーの炭素イオン(重粒子)を、がんにピンポイント照射する。従来の放射線治療に比べ、強力に、周囲の組織のダメージを少なく治療できる。ただし、保険では認められておらず、自己負担は314万円かかる。実施できるのは現在、全国4施設のみだ。

 中村さんは、治療実績が最も多い放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院(千葉市稲毛区)に1か月間入院し、16回の照射を受けた。痛みは全く感じない。治療から5年たった現在、がんの痕跡は残っているが、がん細胞は死滅した状態を保っている。

 中村さんは「重粒子線治療を受けなかったら、もう寿命だったかもしれない。今は朝起きて1日元気に動ければ、ありがたいなと感謝する毎日」と話す。

 同病院治療室長の山田滋さんによると、同病院では2001年以来、直腸がんが再発した419人の患者を治療した。最近の成績では、91%は5年間再発が抑えられる。多臓器転移で亡くなる患者もいるため、5年生存率は53%だが、放射線治療の10%以下、手術の40%を上回る。

 山田さんは「最近はこの治療への理解が進み、手術できないと判断した外科医から、治療を依頼される例が増えている」と言う。
コメント (2)
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