ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

本当は今日こそ敗戦の日

2009-09-02 12:26:00 | 社会・政治・一般
終わった、終わった嬉しいな。

戦争、終わった、やれやれだ。どうせ負けだ、仕方がない。過ぎたことだし仕方ない。謝ればいいのさ、反省なんて。

ぼくぁ、軍人に騙されて戦争に巻き込まれた被害者さ。悪いのは天皇と軍人だ。ホント、イイ迷惑だよ。

え?選挙で投票しただろうって。忘れたよ、そんな昔のこと。へ?大陸との貿易で稼いだろうって。別に侵略したわけじゃないよ、商売をしただけだよ。いずれにせよ、戦火で焼けてパアさ。ぼくぁ間違いなく被害者さ。

とにかく終わったんだ。今日からは、これからをどう生きていくかを考えればいいのさ。え、戦争の反省だぁ?。

フン!そんなの天皇と軍人のせいにしておけばいいのさ。どうせ終わったことさ、後は謝ればいいのさ。

そうだ!悪いのは政府だ。政府が悪いんだ。謝れ、謝れ!

え?選挙があったろうってか、有権者の責任だって?

ふん!軍人に強制されて嫌々だったのさ。ぼくぁ平和主義者だからね。おまけに近代人だから、本当は天皇を神だと敬うことだって嫌だったのさ。でも当時は軍人が怖くて本音が言えないひどい社会だったのさ。つまり、あたしゃ被害者なのさ。

今日(9月2日)はめでたい敗戦の日。いやいや、戦争が終わったことを祝う日さ。だから終戦の日だ。あぁ目出たい。
コメント (4)
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