ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午

2011-09-26 13:18:00 | 

どんでん返しが鮮烈に過ぎて、読み返さずにはいられない。

最初に言っておくと、この表題の作品は作者から読者への挑戦だと思う。犯人と探偵の対決ではない。作者と読者の対決なのだ。そして、ほとんどの読者は作者にしてやられる。

いったい何時、どの頁で、どの場面で?

だから読み返さずにはいられない。

もっと書きたいことは沢山あるが、敢えて書かない。読んだことがない人が、このトリックに気がついてしまうのが悔しいので、これ以上は書きたくない。

未読の方がいらしたら、是非ともチャレンジして欲しい。ビックリすること請け合いですぜ。

コメント (8)
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