ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

眼鏡新調

2013-04-19 14:14:00 | 日記
最近、小さな文字を読むとき、思わず眼鏡をはずして裸眼で読むことが増えた。

もしかしたら視力が変わった可能性もある。あるいは老眼が進んだ可能性もある。私にとって眼鏡は身体の一部といっていい。眼鏡が合っていないことは、いろいろと不都合が多い。目が疲れやすくなるし、ストレスの原因にもなる。

そこで3年ぶりに眼鏡の新調をすることにした。フレームもがたがきているので、気になっていたからでもある。ここ十数年使っている眼鏡屋へ行き、まず視力検査である。昔は眼科医の処方箋をもって眼鏡屋を訪れたものだが、ここ数年は眼鏡屋の視力検査を活用している。

ここは大手チェーン店なのだが、視力の検査には、毎回新しい検査機を置いているので、けっこう信用している。

けっこう丁寧に検査をしてくれたのだが、驚いたことに視力はほとんど変わっていなかった。では、冒頭に書いたような眼鏡をはずして裸眼で読むことは何故起きたのか。

分かったのは、私の目の疲労であった。私は左右の視力に大きな差異がある。そのため視力の弱い右目のレンズを度を上げるだけではダメで、左目の視力を落としてバランスをとった眼鏡を使用していた。

その結果、弱視に近い右目で近くのものを見る一方、左目で遠方をみる癖がついていたようなのだ。左右の目が、それぞれ別のものを見るようになったため、目が疲れやすくなり、それで眼鏡を外して裸眼に戻すような行為をしているようなのだ。

そう云われると、そのような行為はもっぱら夕刻から夜にかけて残業中にやっていた。午前中にした記憶がないので、やはり目の疲れが原因なのだろう。検査技師によると、これだけ左右の視力に差異があると、両者を合わせるのは難しく、どちらかに合わせるよう二種類の眼鏡を作ってみてはどうかと助言された。

そこで、外出用と、室内作業用の眼鏡を試してみたが、どうもしっくりこない。目が従来の眼鏡に慣れてしまっているので、新しい眼鏡に慣れるには時間が必要なようなのだ。

実は外出用というか、車運転用の眼鏡なら持っている。だから室内作業用の眼鏡を試してみたのだが、これが近くが良く見え過ぎて気持ち悪い。あれこれ小一時間やってみたが、上手くいかず、相談したうえで従来の眼鏡と同じ度数のものを新調するだけで済ませることにした。

元の木阿弥に戻ったわけだが、無駄ではなかったと思う。既に一年で一番忙しい時期を終えてあり、もう当分は毎日夜遅くまで残業することはないと分かっているからでもある。

でも、激務が続いて目が疲労するようだと、やはり室内作業用の眼鏡が必要になるのだろう。これは、もう少し様子をみてから作ろうと思う。ものは考えようで、眼鏡を外して字を読むような状態は、間違いなく過労状態なので、そのサインとして活用すればいい。

過労状態で仕事を続けるのは良くないので、そうならないように仕事のスケジュールを考えることこそ大事だと考えた結果でもある。多寡が眼鏡、されど眼鏡。目の悪さを嘆くよりも、その状態を如何に活かすかを考えて眼鏡を活用したいと思います。
コメント (6)
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