ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ガンバと仲間たち

2015-11-25 12:03:00 | 映画

登場するキャラクターが足りないんだ。

たしかにガンバはもちろん、マンプクも、ボーボーも、ヨイショも、イカサマも学者も出てくる。潮路だって、忠太だって出てくる。でも、シジンがいないし、イダテンだっていない。

第一、バレットがいなければ、ノロイとの踊り対決の見せ場がないではないか。バスとテノールはどうした。カリックやアナホリだって私は忘れてないぞ。また忘れがたき役どころを担ったオイボレや、トキと出番もない。映画として上映時間が限られているのは分かるが、正直物足りなかった。

斉藤明夫の児童文学の名作として名高い「冒険者たち、ガンバと15人の仲間たち」は30年以上前に、一度TVアニメ化されているが、この時も登場人物は大いに端折られていた。私はそれが気に食わず、アニメはほとんど見ていない。

今回、3Gアニメとしてリメイクされたのだが、やはり15人そろっていない。それが気に食わない。また最後のあの場面では、やはり必然の結果が欲しかった。いくら子供向けアニメとはいえ、原作に忠実であって欲しかった。

まァ、原作を知らなければ、そこそこ楽しめるかも。でも、やはり物足りない。これではあの名作たる原作が泣くではないか。シナリオに大いに工夫したことは認めるが、やはり合格点は付けられない。

コメント
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