憎まれてなにが悪い。
そう私に教えてくれたのが、名横綱であった北の湖であった。憎らしいほどに強かったとの評は、多くの場合勝っても負けても無表情であった態度からのものだと思います。
勝って奢らず、負けて醜態をみせない立派な態度であったと思うのですが、対戦相手が人気のあった輪島や貴ノ花であったので、殊更その態度が不評を買っていたのだと思います。
たとえ憎まれようと、強いものが正しい。そんな確固たる信念があったのでしょう。後年、活躍したモンゴル人横綱がバッシングを受ける最中、励ましの言葉をかけていたのがその表れだった。
あんこ型の体型でしたが、あの突きだした腹には、鍛えこまれた腹筋が透けてみえたのに驚嘆したことがあります。また100メートルを11秒台で走れたとも聞いています。とんでもない怪物横綱でした。
北の湖以降で、日本人力士でこれほどの怪物は、ついに出ませんでした。謹んでご冥福をお祈りいたします。
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