少し浮「と思っている。
シナの習主席のアメリカ訪問は散々であったようだ。どうしてもアメリカはシナを新しい覇権国として認めてくれない。仕方なく札束抱えてイギリスに行き、原発の安売りに成功したが、ここでも待遇はひどいものであった。普通、晩さん会において、トイレの入り口の前に主賓の席は置かないぞ。
あげくに日本は言う事を聞かないし、南コリアはふらついている。北コリアは危なっかしいし、台湾、ヴェトナムでは現地の民衆がまったく支持してくれない。
そしてアメリカ軍は、とうとう南沙諸島に設けた基地の領海侵犯どころか、領空侵犯までやらかしている。事実上、南沙諸島をシナの領土として認めない行為に等しい。
まさに習主席の外交は、まるで成功しなかったことを実証されてしまった。
このことを安易に喜んではいけない。シナ人は面子を重んじることでは世界屈指の頑固者であり、その面子は人の命よりも重い。超大国シナのトップが、その面子を丸潰しにされたのだ。
平静を装う習主席の胸中にどす黒い怨念が渦巻いていることは想像に難くない。
そして現在、世界経済を席巻したシナの経済状況は下降線の真っただ中にある。古今東西、内政の失敗を外交で補おうとするのは、政治家の本能に近い。内政問題を解決するのは至難の業であり、どうしても外資を大幅に導入する必要がある。
しかし、度重なる外国企業への排斥、有形無形の妨害などが知られてしまったため、進出する外資は激減である。だからこそ、シナの通貨を国際通貨として認めさせて、経済危機を乗り切る必要がある。いつまでも国際通貨であるドルに頼れない。
そのためには、IMFに国際通貨としての元を認めさせねばならない。しかしアメリカが首を縦に振りそうもない。まさに八方ふさがりの状態ににある。
私の考えだと、シナの政治家が外交活動に奔走している時こそ、国内政治が危ない状況にあることが多い。習主席は数多くの政敵を葬ってきたが、これだけが外交で失態を重ねると、反習政権派の国内勢力が勢いづくのは目に見えている。
なんとしても、国内をまとめ、面子を取り戻す必要がある。
近年、シナの世論をまとめる最大の方法は、反日であった。アメリカを堂々正面から叩くのは危ない。ロシアも同様だ。コリアでは役不足だ。やはり憎きリーベン(日本)こそ、最も便利な、格好の的である。
嫌な予測だけれど、近々再びシナ各地において反日暴動が起きる気がしています。