この冬の私のマイブームは、ポトフ!
といってもナマケモノの私のこと。簡単なポトフしか作らないというか、作れない。
用意するのは、手羽元とセロリ。
ホーロ鍋に水をたっぷり入れて、そこへ手羽元を、ほいっと放り込む。鶏肉の臭みを消すためにセロリの茎を刻んで入れておく。火にかけて20分ほどで、表面に灰汁が浮かぶから、これは丁寧に取り除く。
灰汁が出なくなったら、そのまま小一時間煮込む。ここで基本の味を決める。一旦火を止めて、塩と胡椒で味を調える。この段階では、うっすら塩味程度で十分だ。
手羽元の様子を見て、肉が骨から離れだすくらいまで煮込むのが理想だけど、これは時間がかかる。これは、後のお楽しみとしておく。
とりあえず、ニンジン、ゴボウを先に煮込む。柔らかく煮えてきたら、カブや葉物を入れて少し煮詰めて出来上がり。実に簡単なのだが、時間がかかるのが難点。でも、寒い台所は美味しい匂いが立ち込めている。
欲張りな私は全部食べきったりはしない。翌日に残しておく。私はなんでも食べるが、同じものを続けて食べるのは大嫌い。なので、翌日は茶碗一杯分を取り出して、別の鍋に移して煮込む。
この時は、味噌仕立てにする。前日に塩を使っているので、味噌は控えめで十分。気を付けないと、塩分取り過ぎになるから注意だ。
まだ残っているのだが、我儘な私はこれを容器に移して凍らせてしまう。いくら味付けを変えても、同じものを食べるのは嫌なのだ。でも、数日後には解凍して、使い切る。
これは、コンソメで味付けを変えたり、時には、白だしを入れて、和風にしてしまうこともやる。だって、おでんだって、あれは和風ャgフである。手羽元の骨から美味しいスープが出ているので、味付けを変えればいろいろと楽しめるのが嬉しい。
ちなみに手羽元を使うのは、地元に鶏肉専門の肉屋さんがあるから。ここの鶏肉は店で解体処理していて、とても美味しいのです。店主がたまに鳥撃ちに行くようで、冬になると合鴨も店頭に並ぶのですが、これは人気で滅多に買えないのが玉にきず。一度、合鴨で作ってみたいですね。