やっぱり私はカラオケが下手だと実感した。
いや、この新型肺炎騒ぎの最中にカラオケ屋に行った訳ではない。のんびりと仕事をしつつ、それでも早めに帰宅しているので、自宅でインターネットで時間を潰すことが増えた。
夜、政治経済系のニュースを一通り閲覧した後、ユーチューブでなにか面白そうなものを探していると、たまたま「鬼滅の刃」のアニメが連続でアップされていた。
私は基本原作派で、あまりアニメは見ないのだが、けっこう好きな漫画だったので観てみることにした。無限列車編の手前までの放送だったが、原作に忠実であり、十分楽しめた。
なかでも印象に残ったのがオープニングのテーマソングだった。LiSAという女性シンガーの歌う「紅蓮華」という曲だった。ちょっと気になったので調べてみたら、昨年の紅白にも登場したそうだ。
なかでも面白かったのは、広瀬香美の解説動画で「この曲、めっちゃ難しい。曲作りの原則曲げ過ぎ。音階が飛ぶ、飛ぶ!」と呆れ気味に報じていた。たしかに良く聴くと、冒頭にサビの部分が入ってくるわ、リズムが一瞬で変わるわで、歌うのが難しそうだ。
一人暮らしなのをいいことに、ちょっと歌ってみたが、すぐに挫折。この曲、難し過ぎる。いくら女性の歌う曲だからといって、この音の飛び方はないよ。
まァ自分が下手だと云えば、そうなのだけど、これだけ歌いにくい曲は久々だ。自分で歌うのは諦め、いろいろ検索してみると、これがまた面白い。なかでも英語で歌っているものや、白人男性が日本語で絶唱しているのは、けっこう気に入った。
他にもストリートピアノでの独奏や、ピアノとヴァイオリンの協奏なども面白かった。私がちょっと検索しただけで、これだけ動画がアップされているところをみると、相当に人気があるのだろう。
え?知らない私がおかしいってか。
まァそうだと思うけど、元々流行音痴なので、そのあたりは勘弁してほしい。普段、TVはみないし、ネットもニュース系とか雑知識系が中心で、後はオンラインゲームだけの情報音痴でもある。どのみち、目が疲れるのが厭で、すぐに読書に戻ってしまう。
やはり寝転んで、好きな本を、好きなだけ読むことが出来ることこそ、私の幸せなのさ。
でも、たまにはアニメを見るのもいいもんだと思ったのも事実。ちなみに原作の「鬼滅の刃」自体は、今月中に完結するらしい。これだけの人気作品を、あのジャンプ編集部が素直に終わらせるのか、いささか疑問だが、変に第二部なんて続けずに見事に完結して欲しいものです。