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ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

コリアンサブマリン

2020-05-27 12:05:00 | 社会・政治・一般

敵を侮るなかれ。

これは古今東西を問わない金言だと思う。だがあまりに滑稽な現実を知ると、ついつい侮りたくなる。だからあまり書きたくない記事なのだが、まったく無視するのも良くないので書いてみます。

日本にとって煩わしい隣国である南コリアは、1980年代まで主敵は北コリアであり、海軍の保有する潜水艦も沿岸警備が主体の小型潜水艇しか持っていませんでした。

しかし1990年のソウル五輪の成功により先進国になれたと思い込んだ南コリアは、この頃から仮想敵国を日本だと定めたようです。一応書いておくと、隣国を仮想敵国だと仮定して国防戦略を策定するのは、世界中で当たり前のことです。実際、日本ぐらいでしょうね、そのような現実的な国防戦略を持たない間抜けは。

まァ防衛省内部では密かにやっていると信じたいですが、日本政府は相変わらず平和言霊教に染まった日本国民の愚かさに迎合しているので、まともな国防政策を公表することはしていません。

そんな日本を尻目に、南コリアでは着々と対日戦争を想定した軍隊の再整備に着手しています。その典型が、南コリアの潜水艦だと思います。実際、海に囲まれた日本にとって、その周辺海域に敵性潜水艦が輸送航路を狙っている状況は、決して好ましいものではありません。まさに適切な対日作戦だと思います。

しかし、困ったことに南コリアは原子力潜水艦を持てないし、作れない。これはアメリカが決して許しそうにない。そこで通常型潜水艦を保有することを目指しました。しかし困ったことに、通常型潜水艦は日本、ロシア、ドイツくらいしか作っていない。

日本は論外だし、ロシアとの軍事的繋がりは、同盟国アメリカを刺激する。そこでドイツ製潜水艦を当初は輸入し、次いでライセンス生産を目指すといった路線をとります。

ただ、ここでコリアの悪い癖が出た。潜水艦は軍事機密の塊であり、ドイツ製潜水艦にもブラックボックスというコリアが手を出してはいけない箇所があった。ところが、それを修理と称して勝手に解体してしまった。おまけに再構築に失敗した。

治そうとしただけだと抗弁しましたが、ドイツ企業は激怒して、以降重要な修理などを受け付けてもらえません。そこでライセンス生産に乗り出しましたが、これが上手くいかない。

完成して試験航行中にボルトは抜けるは、蓄電池は放電するはでまともに航行できない。ドッグに戻してあれこれ修理するが、原因不明でお手上げ状態。にもかかわらず、政府は二番艦、三番艦、四番艦を続々と製造させる。

おかげで乾ドッグには航行できない潜水艦が4隻、ずっと鎮座しっ放し。直接輸入したドイツ製潜水艦は、ブラックボックスの修理をドイツに拒否されたため、やはり航行できない。

普通ならここで徹底的な原因究明に力を注ぐはず。でも日本が「そうりゅう型潜水艦」という通常型潜水艦では世界の最先端をいく高性能な潜水艦を完成させると、いてもたってもいられない。

1800トン級の潜水艦を満足に作れない癖に、3500トン級の潜水艦を造り始めちゃったのが南コリア。その結果は予想通りで、完成した時は派手な祝典を開いたものの、肝心の航行テストは不十分。当然に訓練もできないから、造っただけのお飾りとなっている。

にもかかわらず、インドネシアに輸出すると鼻息だけは荒い。半島沿岸でさえまともに航行できてないのに、南シナ海の荒海を超えてジャカルタまで航行できると信じているらしい。

ちなみにこのカタログデーターだけは一流の大型潜水艦の四番艦には、垂直発射式のミサイルが搭載できる仕様になっています。宣伝では、このミサイルの射程範囲は日本列島を6割以上カバーできるらしい。まさに対日必殺兵器・・・らしい。

潜水航行以前に、海上航行も満足に出来ていない最新鋭潜水艦・・・脳みそ蕩けているのかしらん?

でも、これらの欠陥潜水艦もどきは、元を糺せば対日兵器として開発されたことは是非銘記して頂きたいものである。

ちなみに現大統領様は、アメリカのトランプに最新の原子力潜水艦であるオハイオ級の売却を打診したらしい。自国生産を諦めたのか?もちろんトランプは相手にしていない。

私は現時点で、日本の自衛隊が対コリア向けの潜水艦対策をやる必要はないと思います。でも、南コリアが対日軍事攻撃の準備を進めている現実は、しっかりと認識した方が良いと思いますよ。

コメント (2)
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