ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

旭川凍死事件に思うこと

2021-04-21 11:39:00 | 社会・政治・一般

ここ暫く忙しくて、ニュースもあまり見ていない。

だから、この事件がどこまで本当で、どこまで正しく伝えられているかは分からない。だから本来は、記事にするべきではないと思う。

なのだが、この事件、あまりにヒドイ。吐き気を催すほどのひどさだ。だから曖昧にして書く。興味がある方は、ご自身で調べて欲しい。念のために書いておくけど、本当にヒドイ事件です。

ちなみに事実として報じられているのは、北海道の旭川で凍死した女子中学生がいたことだけだ。彼女がイジメの犠牲者であるのか、それとも単なる自死なのか、その真相はネット上の情報だけでは判別しかねる。

ただ、被害者女学生が通っていた学校の教頭の発言はあんまりだ。「加害者児童にも人権はある」として被害者児童の人権は無視している。校長も似たり寄ったりで、自分たちも被害者だとして、いじめはないと断言している。

だから葬儀の席に、教師たちはもちろん加害者の家族も参列していない。担任に至っては「私になにができるんですか!」と逆切れしている始末である。

おそらく、このままではこの問題は今まで同様に無視され、なかったことにされる。

なぜなら、ここは日教組最強最悪と云われる北海道日教組が支配する地であり、市長は4期続けて左派系だ。当然に教育委員会も左派系に支配されている。いじめを苦に自殺したとされる子供よりも、教師と加害者の人権を守ることが大事だと確信している。

実は初めての事件ではない。1996年にもいじめで死んだ児童がいたが、これも見事に揉み消され、誰一人反省しなかった以上、同じことが繰り返されるのは当然である。

いじめにより苦しむ児童を無視するのは、大津市や山形だけではない。旭川を始めとして日本各地に今も存在している。

おかしなことに、いや当然かもしれないが地元である旭川のローカル新聞はもちろん、北海道のマスコミもこの事件を積極的には取り上げない。おそるべき隠蔽体質である。

これは私見だが、かつて国鉄が分割民営化された時、もっとも強硬に反対していた労働組合のメンバーが数多く北海道の地に追いやられた。おかげで、北海道の地は、他ではみられないほどに左派勢力が力を残している。

JRの国労だけではない。日教組の支配が最も強固なのも、やはり北海道である。当然にマスコミ各社も左派寄りの論調が目立つ。そのせいだろうが、北海道出身の学生が、本州へ渡り東京などで働き出すと、妙な発言をする人を散見する。

でも、そのうちに北海道がおかしかったのだと気が付く。北海道では絶大な人気を誇り、旧社会党の次世代のエースと呼ばれた横路・元知事は、全国では相手にされず、気が付いたら過去の人である。北海道を離れて初めて分かる、北海道のマスコミ、学校の異様さ。

北海道は食は美味しいし、風光明媚で人情味もある良いところだと私は思っている。しかし、もし子供がいたら北海道の学校には通わせたくない。きっとイジメが起きても、学校はなにもしてくれないし、むしろ揉み消され、なかったことにされるでしょうから。

困ったことに、前の安倍政権は比較的イジメ問題というか、左派勢力に対して引かなかったが、菅内閣は今のところ腰が引け気味である。このままだと、自殺した児童の性器の写真をばら撒いた加害者児童も、またその問題を見て見ぬ振りした担任と校長、教頭らも問題無しで見過ごされる可能性が高いと思います。

そうなれば、この先旭川の地でイジメにより自死する子供が、再び出る可能性は高いと思いますよ。

コメント (2)
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