
「Ume氏の秋」、これ1枚だけで余分な言葉なぞ必要ない。
朝一番で、昨日半対峠に行くのを断念し疲労困憊で引き返してきたI夫妻を乗せ、小黒川林道を下った。この谷の渡渉個所は初夏に、赤羽隊が白岩岳から下ってきたときも説明を誤り、苦労させた因縁の場所だ。今回のI夫妻も、目印にするように言った岩が撤去されてしまっていたため、何とか小黒川の川床までは下ったものの渡渉点も、対岸の半対峠に至る登路も見付けることができなかったということだった。
そんな事情を聞いて昨夜の帰り際、一応このコースを勧めた手前、ならばそこまで案内しようと言っておいたのだ。そして、その場合はもう1泊することも、言い添えておいた。
小黒川の渡渉に少々手間取ったが、対岸の大岩まで案内して、そこで二人と別れた。法華道よりもさらに500年近くも昔の古道「石堂越え」の名を残す川床に立ち、初めて周囲の渓谷を目にしたのはいつのことだったろう。
さて今度は予定通りに歩けたらしく、先ほどI夫妻より連絡が入った。まだ2,3キロはあるらしいが、好評だった風呂を今夜も用意して待つことにする。
昨日謝意を述べた下りで、肝心のM田夫妻の名前を落としてしまい、大変申し訳ないことをしてしまった。また、当日のブログを読んだUme氏から「キシャヤツデ」ではなく「キシャヤスデ」だと誤りを指摘された。いろいろと、手落ちが続く。
そんな中、Kさんから久しぶりに励ましの言葉を頂戴した。有難く、思いを新たにした。
もう一度、M田夫妻、H本、Y田さん、Umeさん、そしてKさん、ありがとうございました。
秋到来。ボツボツ予約が入るようになりました。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。