
明けましておめでとうございます。
昨年は、しがない牛守の独り言を聞いていただき、ありがとうございました。また、貴重な意見や写真などを多くの方から頂戴し、嬉しく、有難く、そして何よりも励みになりました。今年も入笠牧場と、この独り言をよろしくお願いいたします。

やはり、上で新しい年を迎えるというのはいいものだとつくづく感じた。31日は、思いがけずも種平小屋夫妻が立ち寄ってくれ、山奥氏も大魚を持ち込んでくれて、一時管理小屋には30日からのF氏、そして晦日にやってきたK氏と、計6人が揃った。いかにも牧場の山小屋らしい雰囲気が、それで作られた。夜はご覧のように鍋をつつき酒を飲み、山奥氏の釣ったイナダを刺身やしゃぶしゃぶで食べ、さんざん山の話にも花が咲いた。勢いあまって、越年の思わぬ出来事もあったが、それはここでは内緒にしておくことにする。クク。
法華道は、赤坂口も諏訪神社口も、どちらも気に入って貰えたようで良かった。赤坂口から来たF氏は、前夜泊まった種平小屋と御所が池が大変気に入ったようだった。また諏訪神社口を選んだK君は、予想以上に急登する箇所があったと言っていたが、2時間ほどで登り終えたと聞き、それには驚いた。
もう一つ特筆しておきたいのは、二夜とも、星空の素晴らしさに圧倒されたことだ。気温はマイナス10度をさらに2,3度下がり、それだけに澄み切った夜空から、凍れる星たちの歌声を耳にしたようで、入笠牧場の星空の実力に震えた。
里に下りてきて2019年初日の夕暮れを眺めながら、帰ってきたばかりの入笠の山や牧を思い、考えている。
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