入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「冬」 (21)

2019年01月23日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

Photo by Ume氏
 入笠が来るなとでも言っているのか、朝から雪が降っている。天気予報は外れたようだ。こんな天気の中、きょうは入笠ではなく、これから山中湖まで行ってくる。あんな場所に今の季節、一体何をしに行くのかと尋ねられても、それは言わないでおく。「冬の富士山を間近から眺めるため」というくらいにしておきたい。(1月22日記)

 昨夜は山中湖に同行したM上君と、辰野町で飲んだ。車を家に戻し、それから飯田線に乗っていき、帰りも、やはりそうした。この町はホタルで知られ、さらに最近は「日本のヘソ」とかで話題にもなっているようだが、夜の街は灯火も少なく、うらぶれ廃れた商家がやたらと目に付いた。朝まで降った雪が、そんな殺風景な街路にはそこかしこに残っていて、人気のない寒い夜をさらに寒くさせていた。二軒ほど回り大分日本酒を飲み、あれこれと話して帰ってきた。そして昨夜も、駅を降りてから、天竜川に架かった橋をゆっくりと渡った。しばらく身震いするような冷たい川音を聞いていると、懐かしさやら諸々の感情が湧いてきた。寒い夜、ここを超える酒の「仕舞い」とする場所はない。

 M田殿、いつもこの呟きを聞いてくれて有難く思っています。三浦氏の登山(失敗)についての感想をと聞かれれば、どちらが言い出した企画かは分からないけれど、あれは一種のテレビドラマのようなもので、氏はその主役を演じたということではないですか。個人的な好みでは、年配の女性が厚化粧していつまでもブラウン管から消えていかないのと同じで、あまり評価しません。登山の質としてもです。ただ、彼のプロスキーヤーとしての実績は、一時代の先端を走ったとは思います。

 昨年の夏、牧場の山小屋に10日以上も滞在し、地衣類の調査研究を行った筑波大学3年のM君の論文が優秀賞を得たという連絡を貰った。全く嬉しい限りだ。少しばかりだが協力した甲斐があった。今後の研究に役立つなら、いくらでも利用して欲しい。これも、入笠周辺の自然の実力、底力と言いつつ、やはり、彼の熱心な努力の賜物だと称えたい。本当に、おめでとう!

  予約、かんとさん1名、2月の第1週(金、土、日)に加え、さらに2名増えた。かんとさんは天気次第だが、ともかく週末、そのため入笠牧場へは行く。募る、便乗者。後悔はさせない
冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。




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