
ここまでやるのか、というところ。またしてもイノシシに大量のジグソーパズルを出題されてしまった。この写真からは分からないが、かなり広い範囲に及ぶ。明日また撮影があるのに、そのままにはしておけないと半日を費やして解きたくもないパズルを無理やりやらされた。
本格的に雨が降ってきた。昨日帰る前に、種牛のいる第4牧区にしっかりと塩を置いてきたが、朝来て見るとすでに牛たちは全頭集合していて、どうやらその塩にありつけたようだった。天気も予想通り午前中は何とか保ったから、塩は大丈夫だったろう。
今までの牛たちは、大体夕暮れ時に水を飲みに集まったが、今年来たこの牛たちは朝がいいらしい。ともかく順調に給塩ができるようになって、一つ肩の荷がおりた。
恐らく主に集客を目的でエレベーターを設置したのだろうが、大阪城にはあるらしい。それを時の首相が「間違い」だと発言し、ひと騒ぎがあった。新しく計画に上がっている名古屋城も、エレベータ設置について揉めていると仄聞している。しかし、スカイツリーや同種の建造物に関しては身体の不自由な人たちにも充分配慮して欲しいが、それと歴史上の建築物を正確に復元するという話とは一緒にできないし、違うと思う。
同様に(してはいけないかも知れないが)、同性婚を普通一般の結婚として認めろという主張にも理解に苦しむ。そういう人たちを否定はしないが、人によってはダイバーシティ(多様性)などとまたカタカナ言葉で繕い、物分かりのいいふうをしようとする。あの人が言った「忍びて終わり悔いなし」の世界では駄目なのだろうか。まさかとは思うがそのうち、犬や猫のような愛玩動物も、という話にまで行きはしまいか。
少数も大切だが、多数も大切である。歴史、文化、そして伝統から、共有する規範も生まれたと捉えれば、そういうものがこれから少しづつ知らずしらずのうちにほどけ、崩れていく不安を覚える。確かにアメリカは多種多様な人が暮らすだろうが、対して長い歴史を持ち、独自の文化や伝統を築いた国が、単に労働力欲しさに今、それを真似るのが正しいのか、そのことも大いに疑問無しとはしない。
雨の降るのを眺めながら、いつもの呟きとは違うことを記した。気に障ったらご容赦を。
まだまだ夏の小屋やキャンプ場は余裕があります。予約をお待ちします。
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