入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「夏」 (6)

2019年07月06日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 きょうは牛でも脱柵してない限り、仕事はしないつもりで上がってきた。最近はやれ給餌だ、農業実習だ、ほれ撮影の下見だ、牧柵の立ち上げや補修だと、あまりに忙し過ぎた。特に、干し草のロールを崩し、種牛の様子を窺いながら軽トラで持ち込んだのは応えた。あんなことを4か月もできるわけがない。ただ、そういうことを考えざるを得ないほど、種牛の様子がおかしかったということでもある。
 止むを得ず第4牧区に全頭を移したが、これで一件落着したわけではない。今後の管理は赤羽さんが言うように、ドローンにでも頼りたいくらいだが、まずそんなことは実現しないだろう。
 
 幸い、案じていた牛たちは脱柵していなかった。やれやれと一安堵する間もなく、キャンパーがやってきた。土曜日だから当然こういうこともあるだろうと考えてはいたが、うっかり彼らからの予約を失念していた。たまたま忘れていただけで、予約帳にはちゃんと記してあった。気の良い独身の男たち4人、急いで便所の掃除をしたり、露天風呂の準備をした。
 仕事をすることにはなったが、やはりこの時季に閑散としたキャンプ場のままにしておくよりか当然だが人気があった方がいい。こんな天気の中でもよく来てくれたと、牧場の一部を案内しておいた。
 それと、彼らは情報技術(IT)関連の仕事をしているというので、気になっていた電牧の切り替えにも協力して貰った。電牧とITに共通するのは電気というだけのこじつけた話だが、お蔭で小入笠の頭でも7千ボルトは保持できるようになった。第1牧区の鹿対策用の電牧は4千500ボルトに落ちてしまったが、最近ではその効果が怪しくなっていたから、まあ仕方ない。

 きょうもそれなりに働いてしまった。富士見パノラマのKさんら3人の来訪もあり、久しぶりに愉しく話せ、刺激も受けた。

 まだまだ夏の小屋やキャンプ場は余裕があります。予約をお待ちします。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。



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