昨日丸半日をかけ埋め戻した貴婦人の丘の草地が、またイノシシにやられてしまった。今度はもう直しようがないほど、ズタズタに寸断された。これを防ぐ手立てとして、爆音機の設置を思い付いたが、ただ、JAを含め方々を当たってみた結果では、最近はこういう物を農家は使わないらしい。新規購入となれば、機械だけで8万円、さらにガスなどの付属部品が必要らしい。ちょっとこういう理由では、おいそれとはいかない。
そこで一昨年、県の有害駆除の実験で爆音機を使ったことを思い出した。その際には猟友会にも世話になり、その使用機材の一部が射撃場の方に保管されているという話を聞いたことがあった。それで目下問い合わせているところだ。
毎年、イノシシの被害が7月に入ると決まったようにあった。しかしこれほど広範に、しかも長く続いたことは初めてのことで驚くだか、腹が立つだか・・・、それにしてもいろいろあって気の休まる時がない。きょうも撮影があるが、霧は依然深い。恐らく、予定の11時頃までには徐々に回復すると観ているが、晴れることまで期待するのは無理だろう。
明日から3連休。幾件も予約が入っているが、天気がそれだけに心配になる。その準備もしなければならないし、もう少し霧が晴れたら、第1と第4に給塩と見回りの仕事が待っている。
ところが露天風呂の掃除をしていたら、いつの間にか第4牧区の塩場には種牛が来ている。これでは中に入ることができない。天気もこんなだから、牛たちにはもう1日我慢してもらうことにした。
爆音機は有難いことに射撃場に保管されていた。場長がここまで届けてくれるという。畏れ入ってさんざん遠慮したが、断れなくなってしまった。撮影は予定通り行うとの連絡も入った。一人は気楽だが、何もかも自分だけでやらなければならない。明日は土曜日で、それから3連休だと。吠えたくもなるワイ。
あれ、青空が見えてきた。
まだまだ夏の小屋やキャンプ場は余裕があります。予約をお待ちします。
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