入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「夏」 (2)

2019年07月02日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 九州南部には降り続く大雨でかなりの被害が出ているようだ。気象予報に関するNHKの報道は、当然ながら注目される。そこでいつも気になるのが、盛んに使われる言葉「ハザードマップ」である。それとなく、およその意味は分かるかも知れないが、一体どれほどの人が正しく「災害予測地図」を意味する言葉だと知っているだろうか。特に年配の人に、伝わっているのだろうか。
「ハザード(hazard)」という言葉を一般の人が目にするようになったのは、車の説明書にある「ハザードランプ」あたりからだろう。しかし、何故か日本語に訳されなかった。緊急停車する際に、それを他の車に知らせる警告灯の意味で理解していれば、運転免許では正解だが、果たして本来の意味が理解されているだろうか。
 そんなことを言えば、IT関連はもっとひどいと突っ込まれよう。確かにそうだ。実に腹立たしく思っている。しかし、気象解説はもっと重要で、人の生命に関する自然災害の情報についてである。誰にでも分かる日本語があるのだから、いい加減な片仮名語を使うのは如何だろう。
 それと同じくらい違和感、反感を覚えたのが「空振り」である。避難勧告や指示に従い避難場所へ非難したが、幸いなことに大した被害もなく済んだ。そういう場合に、このふざけた言葉が使われるようになったのを最近知った。「空振りを怖れずに早目の非難だ」と、ではホームランは大災害になってしまうではないか。
 NHKの受信料制度については、その是非について激しい議論の果てに、貴重な友人を1名失った。それでも現行の制度を支持し、乏しい口座から引き落としで支払っている。公共放送局として、現地に飛び懸命に実況する熱血キャスターには共感するが、「コラボ」だ「フェスタ」などと喚き、それで得意になっている輩などと、一緒の真似はしないで欲しい。
 食材、調理、栄養については文句なしで、ただ美味しさには少々欠ける料理、そんな放送をNHKには期待している。

 明日は忙しい。某宗教団体の牧場内にある碑への参拝への対応、JA職員の農業実習の受け入れ、囲いの牛への給餌、そしてまた撮影の下見。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。



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