岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★青春時代

2012年10月28日 23時00分21秒 | 日記

★学生時代の思い出

 今週の23日(火)に実家の四国から帰ってまた27日(土)28日(日)と学生時代の文学仲間との再会を楽しみました。学生時代は文芸部に在しまして総勢70名近くの大所帯でした。しかし、現在はもう存在そのものがなく名前も変わっていました。当時私が入部した頃はトタン屋根の部室で雨が降れば床がありませんでしたので地面が川となって流れて溝を掘っていくのです。そんな中で詩や小説の議論を戦いました。

 そんな話に夢中になっていましたがその後の人生は色々で大学の教授になっている方も何名かみえました。反面もう年だからということで無職で自分の時間や趣味に生きてる方も見えます。

 あの時代は果たして何だったのだろうかと思います。兎に角学校には行かず部室にこもりきりでそれでも4年で卒業は出来た。教科書なんて最初に購入しましたがそれも1カ月ほどで売ってしまい卒業まで教科書なんてありませんでした。それでも単位は取れましたし、教職課程も取って実習までしたことは覚えている。そう云えば実習は何故かやったことは不思議に思います(笑)。

 その点今の学生の皆さんは随分真面目な気が致します。優秀な講師ばかりを採用しているからかもしれませんが兎に角真面目な気が致します。

 私は誉められるようなことは何一つしていません。学校の授業料にしましても先程の教科書と同じくお酒に化けていましたから残っているのは古い印刷のカビの匂いがする小説や哲学書ばかりです。先日その小説も半分は処分致しました。部屋が狭くなり自分のしたいことが出来なくなりましたので処分をしたのですがそれでもどうしても捨てることが出来ないものは心が痛みますので残しています。

 ともあれ互いに無事に再会できたことを喜んだ訳です。ただ70名近くいましたのであれはどうした?こうした?と話が尽きないのですが亡くなった方も見えますしまだまだ現役で頑張ってる方も随分見えました。そう云う私もまだ現役で頑張っています。

 私の学生時代においてどうしても考えなくてはいけないことがあります。それは学生運動なのです。それは当時の社会情勢を考えますとほとんどの生徒が参加をしていたか何らかの関係していたか計りしれません。
 当時は私のクラブが中心になってやっていましてそれが厭になって私は3年の時副部長でしたが任期が終えましたので部活動は止めました。その後、次の後輩の部長が運動に走ってしまったために部長の席がなくなり後任の副部長が部長に昇格したそうですが運動にクラブが正式に参加をするという結論に達し部活は多数の退部者を出して解散をしたようです。そのことを今日悲しく聞いたばかりです。

 しかし、私は運動には直接係わらなかったのですがどうかすれば『無気力・無関心』の方が強かった気が致します。そんな中で目的もなくひたすら同人雑誌に入り作品の発表をしていたのですが『無名作家』という言葉に心を奪われ血を吐いてきっと死ぬだろう・・・なんて本気で思っていました。それが自分に与えられた運命だったような気がしていたのです。

 学生時代が終わり就職をしてすぐに三島由紀夫の事件や浅間山荘事件が立て続けに起こり事件や活動は一気に終結に向かっていくのです。今日のYoutubeの『いちご白書をもういちど』は学生運動を懐かしむ歌声ですがこの中に自分たちの『あの頃』が刻まれているようで悲しいほど苦しんだ青春時代を思い起こされます。私にはどうしても忘れることのできない歌なのです。

 酒の宴も進みもうあの時代の学生運動家に戻る者や多くの自慢話などあちこちでされていました。私は比較的先輩と仲が良く特に新聞会(お付き合いが長いので毎回参加していただいています)の会長と話していましたが下宿先が近いこともあって昔話に話が盛り上がりました。しかし、あの時私は運動にどうして参加しなかったのか不思議で仕方がないのです。この歌の中の歌詞に『就職が決まって髪を切ってきた時 もう若くはないさと 君にいい訳したね・・・』というくだりがありますがこの台詞には泣かされる。参加しないことの後悔ではなくあの時目的が明確に探すことが出来なかった自分に腹が立つのです。しかし大なり小なり先がぼんやりと見えていましたし、数年後私には純文学を書く能力はないと判断し止めたのですが結局は久保田万太郎氏の『中間小説のつぼを心得た面白い作品である・・・』ということで私の無名作家時代は終り、その時点で私は青春時代は終わったと考えています。25歳の時でした。そして日本は高度成長のバブルの時代にと走っていくのです。

 さて、塾の方は27日(土)に数学検定が実施されました。数学自慢の子が多く今回は準1級に挑戦された高校生もみえました。毎回ほとんどの方が合格しますが今回も期待しています。他塾では意外と数学検定や英語検定、漢字検定を実施している教室は少ないようです。単なる受験生の内申点稼ぎにやって見えるところもありますが長良教室&芥見教室では小学生の時から計画的に進めています。勿論他塾に通っている方が一緒にお願いできますかという方も見えますが一応参加を認めています。ですから検定は計画的に進めないと上がりません。内申点のためにはやってはいません。それが実態ですが毎回人数は増える原因のようです。

 今日28日(日)から31日(水)までは塾はお休みで4連休となっています。11月にはいれば一斉にテストが始まります。現在校門でチラシ配布を致していますがテスト対策を受け付けています。詳細は http://mm.visia.jp/dozan/ に書いていますので是非覗いてみてください。

 今与えられて時間を将来のあなたにとって素晴らしい未来にしていくために私たちが出来ることはあなたたちの悩みを共有することです。ですから私たちの講師の皆さんは学生であることを忘れてもらっています。学生のアルバイト的な考えの方は必要としていないのです。あくまで自分の持ってる知識をを充分に次の時代に伝達する義務を持った伝道師の方だけが長良教室&芥見教室の講師の資格を得ることが出来るのです。ですからどんどん悩みをぶつけてください。講師の方もそれを待っている筈です。

今日のYoutubeはビリーバンバンの『いちご白書をもういちど』を選びました
http://www.youtube.com/watch?v=K5gh5WWiTIY

<今週の言葉>
『あなたの友人があなたを裏切るようなことをしたからと云って、あなたは友人の悪口を人に語ってはいけない。長い間の友情がゼロになる』
                  ジョン・ミリントン・シング アイルランドの詩人

テスト対策受付中!
長良教室&芥見教室
<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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