★おもうままに

★９月を終えて

　気が付けば１０月に入ってもう５日目。大型台風１８号は明日６日（月）東海地方を襲う雰囲気です。今回は気を抜くことはできません。要注意大です。

　さて、御嶽山の噴火から１週間、亡くなられた方が新たに４人で合計５１人となったそうです。まだ不明な方も随分とお見えになるそうです（岐阜新聞抜粋）。亡くなられた方には心からご冥福をお祈りいたします。また未だ発見されない方は一刻も早く発見されることを祈っています。台風が接近していますので捜索が大変かと思いますが国を挙げてお願いしたいと思います。

　さて、今日は目的のなくただ思うがままに書いてみたいと思っています。今中国の香港では学生たちを中心としたデモが活発になています。このことと日経平均株価が順調にいってるようですが実際は安倍内閣になって１００兆円以上もの金が吹っ飛んでいるということを私なりに書いてみたいと思います。

　最初に香港についてですが香港は１９３０年代から１９６０年代に中国大陸の戦争や共産主義から逃げ出してきた人々が中心になっています。１５５年間の英国の統治によりアヘン戦争（１８３９年ー４２年）後英国の植民地となり、第二次世界大戦中は日本の占領下で戦後は英国の統治下で教育もイギリス英語をモデルにしたようです。香港はロンドン、ニューヨークに次ぐ第三位の金融市場に格付けされています。
　
　一方『雨傘革命』といわれる今回の事件は２０１７年に行われる次期行政長官選で立候補ができない、投票ができないということで政府と学生たちとの小競り合いが始まっているわけです。詳細と言いますか流れは　NAVERまとめとして参照ください。
http://matome.naver.jp/odai/2141196409309447501
　香港の後ろは英国、米国がいるわけで内政干渉だと中国政府が言っても難しいところがあるわけです。早めの対応を願いたいものです。最悪衝突となりますと第二の天安門事件のようになってしまう可能性もあるわけですのであの事件を生かしてほしいと思うのは私だけでしょうか・・・。

　次に『もうすぐ北風が強くなる』というブログからですが非常に素晴らしい分析をした記事でしたので紹介したいと思います。
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2471.html

　このAunser北風さんによりますと『株が上がっているという妄想　円安で１１０兆円が失われた』となっています。
　日銀の黒田氏は異次元金融緩和をいたしましたがこれはデフレ脱却からインフレにすることで景気を良くしようという試みであります。実は米国が日本のバブル景気失敗で反省のもとに金融引き締めに入っています。反面日本は円安ドル高に仕掛けていきましたので各国の機関投資家が一斉に円売りに走ったのです。そうしますと今まで日経平均株価は先日は１６０００円の高値を付け先週末は１５７０８円、円は１０9円７３銭で推移しているわけです。
　
　どんな方も日経平均が上昇しているから日本経済は景気が良くなっている、これからは地方再生、女性の登用だと勢いを一強多弱においてどんどん決め込んでいています。しかし、これは円建てで見た場合のことであります。今更日本経済を円だけを中心に考える方は少ないのではないかと思いますがドル建て換算しますと日経平均は上記ブログの図のように下げ下降で急速に下げているのです。一時的にアヤ戻しと言いまして売りを誘うために買いが入り上昇するように見せていますが長いトレンドで見ますと確かに下げているのです。
　もしも、中国政府が香港で軍事介入があれば大きく株価は下げてくると思われます。もうここではアベノミクスは破綻していると決めているのですが心配なのはGDPが今や中国の１/３しかなくなっているという事実であります。

　国会は先月の２９日から始まりましたが『集団的自衛権』については先送りになりそうです。１２月に米国とのガイドラインが始まりますが公明党が来年の４月以降に先送りをしたい。これは地方選挙があるためで先送りをしたい意向なのです。

　一番問題なのはこのブログでもよく取り上げましたが集団的自衛権を閣議決定で決めてしまうという異常事態が不自然なわけです。これは憲法改正をしたいのだが国会の２/３の同意が必要でできないから閣議決定でしてしまえと。そして国会は閉会をしてあく抜き状態にしてしまったわけです。
　
　堂々と国会論戦をしてやればいいと思うのですが私自身は憲法は時代に合して変えてもいいかと思います。しかし、憲法９条に関しては残すべきで今朝の岐阜新聞によりますとノーベル賞週間になるわけでその中で『９条』が含まれています。私も個人的にFacebookやTwitterで参加を求められましたので賛同いたしましたがノーベル賞になれば９条を外すことができない。これは横浜のある主婦の方のこつこつ始めた結果なのですがそうなれば米国につきたい安倍首相はどういって受け取るのでしょうか・・・。集団的自衛権は個別自衛権でも同じですがどの国にもあります。殴られたら殴り返す。一人では負けるから友達に組もうじゃないかと同盟をするわけです。そうしますと地球の裏側で喧嘩になれば行かなくちゃいけない。自衛隊を派遣しなくてはいけないとなるのです。自衛隊員がいなくなれば徴兵制度になるわけです。反面、日米安保条約がありますがこれは殴られたら殴り返そうじゃないか。ただし国連が待ったをかけてくるまでだよ・・・。という約束です。今の日本はこの後者になっているのです。集団的自衛権は国連主体になっていますが国連が出るまでは日米安保が優先し日本はじめアジア諸国を守ろうというわけです。その中心に沖縄に軍事基地を置き辺野古に滑走路を新しく作ろうとしているわけです。

　ですから憲法改正は堂々とすればいいのですが何故か安倍内閣は焦るように早めているのは１２月の米国とのガイドラインが問題にしているわけで私たちには何の意味もなさないのです。　このままでいけば円は１２０円ぐらいまで行くとの話もあります。ですが日経平均が上がっても株価の実態ドル建て日経平均は下降しているのです。米国の国債の８０％は中国と日本が持っています。昔、橋本竜太郎という首相が米国債を売ればいいと云ったとたん米国の株価は大幅に下げたのですがそれを知った橋本首相は即取り消しました。これを今度中国が仮にそうしたら世界の経済はもう大変どころか中国そのものも破綻してしまう結果になりそうなのです。

　ですからこの香港のデモはかなり複雑なわけです。なんで英国までと思われた方もいられたかもしれませんが植民地化してた時代があるのです。２０世紀は世界を征服したのは英国でした。それは海を中心にして制覇したのです。２１世紀に入って世界を支配してきたのは米国です。米国は空を支配して戦略を立てていったのです。２２世紀は何を支配するのでしょうか・・・。多分電波でないかと言われています。従ってセキュリティの強化が言われていますがその代表に中国が名乗り出ているようなのです。
　
　どちらにしましても今回の御嶽山の事故にしましても紅葉を見に行かれて事故にあって不運としか言いようがないのですが平和を求めていきたいと思います。そしてそういう人材の育成をしていきたいと考えているのです。

　今日は日ごろ思っていることを書いてみました。今週の末の１１日（土）、12日（日）には大学時代の２年ぶりのOB・OG会があります。あれからもう２年です。朝まで話し
込んで結局酒を飲むことすら忘れひたすら議論を戦わせた日から２年です。どんな２日間になるのでしょうか。

　塾では英検が実施されますがそれぞれ教室長がいますので大丈夫です。また現在テスト対策の応募も受け付けしています。４回特別料金で実施していますので席次のあるうちに応募をしてください。詳細は下記アドレスからできますし応募も下記の応募からできるようになっています。

＜今日の言葉＞
『一番だましよい人間は、すなわち自分自身だ』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バルワー・リットン
＜今週のYouTube＞
絢香の『はじまりのとき』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=wZMuby2HrnU

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