★夏期講習ー6
今日は高校生の夏期講習についてお話を進めていきます。高校生は非常にクラス分けといいますか志望校別にしろ分類をすることが非常に楽です。つまり高校が偏差値順に出来ているからです。偏差値50の生徒が岐阜高校の生徒と同じ講義を聴くことは可能かといいますと聞くことは出来るかもしれませんが理解は出来ないでしょう。ですから学校別やコース別に分類されてしまいますし、それが逆に効果的な理由です。1947年旧・教育基本法の制定により新制大学と呼ばれる4年制大学が始まりました。1949年より1府県1大学の方針に基づき新設された国立大学の入試制度として大学を一気・二期校生に分けるようになりました。その後1979年面接の導入が始まった共通第一次学力試験が始まり、原則5教科科目のマーク方式で始まりましたが二次は小論、推薦などで選抜方法が開始しました。1987年からは国立大学の試験を二日間で実施する「受験機会の複数化」が導入されましたが多くの問題を出しました。その後1990年良質な問題につながった「大学入試センター試験」が始まったのです。しかし、時代の変化に伴い、問題を解決する方法や新しい価値を生み出す応用力を重視した内容に変わっていきます。それが2021年から始まった「大学入学共通テスト」になるのです。これまでのマークから記述式、応用力がスタートされるようになったのです。
入試の傾向は一気には変わらず徐々に変化していくようですが国語、数学Ⅰなどでは今までのマークから記述問題が加わわるようになり試験時間も10分から20分ほど延長になりました。英語は4技能を評価するためという理由がありましたが2023年度では時期尚早ということで廃止になりました。どちらにせよ時間が足りないということは理解できます。
そのような中で6教科30科目が7教科21科目に変わります。情報を含めもう大変な科目数です。この中で大学受験を挑戦していくには総合型選抜(従来のAO入試)、学校推薦型選抜(従来の推薦)、一般選抜(従来の共通テスト)この3タイプに分かれます。高校生の皆さんは何処の大学を目指すのでしょうか。旺文社の教育情報から参照します。https://eic.obunsha.co.jp/file/exam_info/2024/0613.pdf
高校入試は一発勝負のようなところがありますが大学入試はいくつ受験しても構いません。基本的には第一志望校、第二志望校、偏差値に合わせた標準校、滑り止め志望校と4校から5校を受験するのが一般的です。また受験科目はばらばらにするのではなく出来るだけ絞って効率をあげることが大事になります。多くの大学受験をするのだとお思いでしょうが落ちて浪人するよりかいいです。浪人は緊張感を1年間持続させることは難しいです。そう言う私自身が一時浪人を覚悟したのですから。結果的には浪人はしませんでしたが私の場合は舐めてかかったのが運の付きで家庭の事情で家を飛び出すようにどこでもいいという風になり受験をしました。3月24日のもう桜が咲き始めた頃高松の香川大学で受験をしました。私は六大学志向でその中でも難関大を目指していたのですが恥ずかしながら英語の足切りにかかったようです。滑り止めも受験料を払っていましたので関西六大学にしていたのですが結局は受験しなくても大丈夫と思い受験をしませんでした。大学受験の点数は十分ありましたので合格は信じてやまなかったのですが残念な結果になってしまいました。未だに悔いが残ります。こういう仕事をしている限り仕方がないのかもしれませんが・・・。
四国の山村には塾や予備校はありませんでしたから自分でやるしかなかったですが始めたのが遅くこの夏から始めたのです。おそらくエンジンがかかったのは夏が終わりトンボが飛び交う時期だったのではないでしょうか。あの時本当に塾に行きたいと思いました。学校はその頃から補習授業はしていました。よく私立高校の先生が説明会でうちでは塾に行かなくても補習をしていますなんて言っている人も見えますがもう何十年も前から公立で補習をしています。岐阜の公立高校でも補習はしているでしょう。結局困っている人はコースが何処にも絞れない方なのです。つまり難関大学には行けないが一般的な名前の通った学校には行きたいということが本音なのです。そう言う塾、予備校は正直少ないです。
明光義塾長良教室&芥見教室はそういうレベルといいますか偏差値では区別はしていないのです。つまり個別指導だからです。問題は個別指導の形態です。概ね英語、数学よくて化学でその他は映像を取り入れている塾が多いです。私ども長良教室&芥見教室の看板を見てください。「予備校&進学塾」になっています。全国でも私どもだけだと思います。ですから全て対面式で1:1になっていて従来の指導方法を崩していないのです。合格者は http://mm-homepage.com/dozan/
ここに掲載をしています。ですから今回の「情報」にしましても出来る塾と出来ない塾がありますし、教材にしても塾の教材を一律にして実施することもないのです。それを好きな時間に好きなようにと映像を見せて分からないところをインストラクターが指導すると言ったやり方は少々乱暴な気がいたします。それでも先ほど私が言ったようにいくところがないのです。大手の塾はコース別、集団で実施、映像になると100万、50万というのはザラです。今後こういった集団的な大学受験者対応の予備校は段々少子化と共に廃っていくかと思います。指導形態が大きく変化していきます。AIの指導もかなり増えて来るかと思います。お陰様で私どもは医学部の学生が指導に当たってくれています。
授業の形態は全て個別指導です。高1、高2の方は学校の問題でも構わないですがそれで伸びてはいかないです。塾の問題をしっかりやらないと大きくダウンしてしまいます。塾は学校の宿題をするところではありません。ですが分からないという場合出来るだけ問題を書き出して問題点を検討指導してもらうのが大事です。医者で言う診察みたいなものかもしれません。ここが悪いからこの薬(=公式)を処方しましょう。ということです。ですから数学でしたら小学生は暗算で早ければいいという人が多く、中学生ならこの解き方で答えがあってるじゃないですかということ、でもまあいいでしょうが大学受験を控える皆さんはそれでは困るのです。この問題に対して解く公式はこれとこれだよ。ということになる公式選択能力が必要になるのです。岐阜城に登る七曲コースのようなもので全て岐阜城に登れるけどもこのコースがこの問題では最短に解けるというのが答えです。ですから出来りゃいいという方は本番では時間が全く足りなくなると思います。塾ではそういうことを指導しています。そこは集団では出来なくて個別でなければ難しいところです。
夏休みは学校の補習は勿論あるでしょうが兎に角苦手を克服することです。9月に入れば共通テスト過去問題に入ります。時間を切って始めますが塾でそれをやっていますと90分の時間が終わります。ですから早くから来て対策を立ててください。時間を図り、そして採点をして理解出来ないところを説明を聞いていくようにしないと自習のようなことになってしまいます。分からないところだけ先生が指導してくれればいいという考え方は少し乱暴な気も致します。勿論時間的にも問題がない場合はそれでも構いませんがそうでない場合は兎に角時間を意識して頑張りましょう。
高1、高2の生徒の皆さんは推薦選抜をもしもしたいのでしたら3年の前期までです。かなりたくさん推薦はありますが上位の学校では推薦は基本的にはしてくれませんし、国公立にはありませんので上位校には共通テストを受験しないのであれば一般選抜ということになります。その場合全体的な、集団的な指導で分からない、集団のクラスに入れないという生徒の皆さんはたくさんみえるでしょう。長良教室は岐山高校のすぐ隣ですし高富街道筋ですのでバス停で時間があれば教室を覗いてみてください。お友達同時入会の場合講習費は双方半額にしていますのでいいかもしれません。勿論岐山高校だけでなく岐阜高校始め岐阜北、加納、長良など何処の高校でも構いません。同じく芥見教室に関しましても同様です。現在芥見教室は10人の講師の内5人が医学部です。残りの5人は元高校の先生、教室長と二人の社会人がいますが講師の質は群を抜いていると思います。
残りの時間は非常に少なくなりましたがその時間を10倍、100倍に効果的に進めるのが個別指導です。是非体験をしてみてください。尚、注意点を言いますとコールセンターに電話をしますと時間的なことや科目的なことでとんでもないことが起こります。先日の例を出すと月曜日のCコマ(6:00~7:30)に設定しているのです。連絡が付かなかったのですがやっとついてお話ししましたが芥見教室では高校生の授業はDコマ(7:40~9:10)しかできません。実習をしていますので帰ってこれないのです。また科目にしましてても十分打ち合わせをしなければ突然お見えになっても非常に難しいです。出来れば直接お電話を頂くか教室の方に出向いていただいた方がよく理解できますし、仮に体験をしても要望道り出来ると思います。コールセンターでは体験は60分といっていますが私どもは90分で実施しています。色々塾によって考え方が違います。本気で取り組むのならばこの夏必死に頑張りましょう。
<今日の言葉>
「勉強するから、何をしたいか分かる。勉強しないから、何をしたいか分からない」
ピートたけし
「銀の雨」松山千春(永野芽郁)
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長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170