岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★『宿題』についての考え方

2013年07月28日 16時18分17秒 | 受験

★暑い盛りに

 東北地方を中心に豪雨がひどく日本列島を暴れています。お陰さまで岐阜市は左程の被害もなく何とか蒸し暑さを感じる程度の日々で済んでいますが被害に合われた皆さまには心からお見舞いを申し上げます。

 さて、22日(月)から始まりました夏期講習も1週間が過ぎ去りました。この1週間は体のリズムと云いますかバランスと云いますか体調面でかなり個人差はありますが生活のリズムが生徒も講師も勿論我々も違ってきますので大変です。よく体力勝負ですなんて云ってはいますがそんな余裕はないです。ただ毎日を消化して何とか力を付けていくだけで目一杯です。
 
 しかしながらそんな中でも受験生はしっかりと目標を明確にしないといけないのですがなかなかまだどこの高校を受験したらいいのか・・・、どこの大学を目指したらいいのか・・・。決め兼ねている方も見えます。

 どちらにしても何処かに行かなくてはいけない訳ですから正々堂々と自分で決めるしかありません。ただ言えることは今まで中学生の場合は自動的に進級が出来ましたので将来について真剣に考えていない方も見えています。それも充分点数を稼いでる子に見えることもあります。取り敢えずは普通科・・・そして理数科か文系科に高校に入って選択すればいいかもしれませんし、選択の間口は広いほどいいかと思います。また大学受験を目指される方は将来の職業に直結した大学を選択する必要があります。どこでもいいではいけないのですが兎に角今は自分の弱点を補うことに今は専念して下さい。

 そんなことで講習が始まり1週間が経ちますが今日は『宿題』について考えていこうと思います。平常月でも宿題は毎日出していますし他塾も同じだろうと思います。
 
 「ではどうして宿題を塾は出すのでしょうか・・・」
 「宿題は出さなくてはいけないのでしょうか・・・」

 そう云う私共でも宿題は毎回出しています。ある塾では宿題の量が多すぎて辞めてしまったという方もいますし、逆にすごく出してくれるので喜んでいますと云う方も見えます。
 果たして宿題は多いのがいいのでしょうか・・・。あるいは出さない方がいいのではないでしょうか・・・。皆さまはどうお思いになりますか・・・?

 『宿題』 つまり一言で云えば『家庭学習』と云うことではないでしょうか。塾ではしっかり勉強をするけども家に帰ったらしないでは学習をしたことを忘れてしまう。それはまずいですのでしっかり遊ぶ暇がないほど出そうということでしょうか・・・。

 多くの宿題を出してる塾は比較的評判は良いようです。ならば同じように出せばいいのではないでしょうか。出さないのは出せないのか出すと嫌われるから出さないのかよく分かりませんが集団塾でも多く出す塾もあればそうでもない塾もあります。それは個別指導塾でも同じことです。

 『つまり個々の塾側に云わせれば宿題一つにしても哲学があり思想があるのです』

 では明光義塾長良教室&芥見教室ではどんな宿題を出しているのでしょうか・・・。随分昔ですが宿題は出さないでください・・・それが条件なら子供を塾に入れますなんて方がいました。当然お断りいたしましたが私の塾も舐められたものだとあの時は若かりし頃でしたので話もそこそこに帰ってもらいました(笑)。
 
 塾に子供を預けるということは基本的に高校、大学に入れてくださいと云って要る訳で塾側は了解しましたと答えている訳です。宿題も出来ない子を塾に入れるのならばそう云う塾に行けばいい訳ですし今は少子化ですので受け入れてくれるところは沢山あると思います。特に集団塾の場合は言葉は悪いですが、鍋に入れたら同じですから放り込んでおけば良いわけです。それで成績が上がらないと文句を云われたら個別に回って下さいって受け皿をちゃんと作っているのです。これが今の現状なのですが宿題をやってこれないということがここでは大きな落とし穴の問題点なのです。集団塾は上位5校に入れることが使命と云いますか一番の至上命令(宣伝)ですからそこまで手が回らないことも事実です。その分遅れている子供がかなり犠牲になってることも事実です。 
 
 成績を伸ばすことは家庭学習にあることは先程来お話をしていますのでお分かりになってくれたと思います。

 『演習量』・・・『即成績UP』

これは少し早合点の気が致します。演習をすることは大事です。ですから多く出す塾では答えを自分で丸付けや、隣の子とノートや答案用紙を交換して採点をしているようです。しかし問題は間違えた問題をどう処理しているのでしょうか・・・。集団塾と云いましてもすべての問題を説明をしてはいないでしょう。そんな時間はない筈です。

 「では間違えた問題どうしてくれますか・・・?」

全員が間違えれば説明があるでしょうが少数では簡単な説明で終わる筈です。分からない方は聞きに来てください・・・で終わることでしょう。
集団塾の場合はこの辺に大きな落とし穴がもう一つありました。

 明光義塾の他の教室のことはよく知りませんが長良教室&芥見教室では宿題の考え方は次のように定義付けています。

 『宿題』+『復習』

実はこれだけです。量をこなせる方はもっとやって頂いても構わないのですが問題は家庭学習の『復習』にあります。これはかなり思想的に問題を提議するかもしれませんが子供さんに

「復習して来た?」
と聞きますと必ず
「大丈夫です。しました」

 と10人が10人答えが返ってくるのです。しかし、その言葉の中に本当の真実はどのぐらいあるでしょうか・・・。ひょっとしたらしていないかもしれません。それを今までは見逃していたかもしれないのです。芥見教室では学習プログラムに『復習』をしていない場合は『忘れ物』として記入されます。その『復習』の確認作業が重要になっていますので家庭学習まで手を入れて指導致しています。

 また、宿題につきましては『量』より『質』に基準を置いています。今日出来なかった問題を復習するとともに出来なかった類似問題を出させる・・・。そう云った考え方をしますと出来れば喜びは倍増しますし出来る問題をいくら解いてもそれはスピードを競うだけのものであり確かに正確さや慣れには繋がりますが『質』まではいかないのが実情ではないでしょうか。しかし、出来る方はその量も自然と意欲が湧いて来ますので出来てきます。問題は『家庭学習の過ごし方にあるということです』。

 勉強は『如何に考える力を付けるか・・・』と云うことだと思います。それが出来たら素晴らしいことだと思います。きっと皆さんの未来にはそう云ったことがこれからどんどん選択をさまられることが出てくる筈です。

 ちなみにこの夏期講習におきましても同じように『宿題』+『復習』という連鎖方式は生かされています。是非この夏力を一杯付けてください。
 尚、入会金無料は7月31日(水)までとなっています。8月度からは通常21,000円の入会金は半額の10,500円になります。また講習生で入会して9月から正式に入塾される場合は講習費の差額金は9月度のお月謝に充当を致します。
残り少なくなりましたがまだ曜日時間帯によれば講習を受講することは可能です。日々空きコマは変わりますのでお早めにお申し込みください。

今日のYouTubeは永井龍雲の『桜桃忌』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=TY6do5UulfE

<今週の言葉>
『青春の時期は、いつの時代でも恥多く悩ましいものだ。もう一度やれと云われてもお断りしたい』
                          吉行淳之介

入会金無料は7月31日(水)まで!
長良教室&芥見教室
<詳細>

http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★この夏の決意! | トップ | ★遠花火 »
最新の画像もっと見る

受験」カテゴリの最新記事