「追憶」
「摩天楼はバラ色に」
「ビフォア3部作」
「ロスト・イン・トランスレーション」
数えてみたら少なくとも2,400本は映画を見てきたという人の 私の10本 みたいな紹介記事が雑誌の中にあって、上記のような作品が含まれていた。
これら4本は(6本は?) 私がもし聞かれて 私の50本 みたいに答えられるとしたら(「10本」と限定できないところが、相変わらず絞り込みのできない性格であることよ。。。)入りそうなタイトルだなあ。特に「摩天楼はバラ色に」が2本めに(2番めに)入っているのに親近感がわいた。(「摩天楼はバラ色に」、2ケタ回数〔つまり幾度も〕見ているような。その度に主人公の進む力に引き込まれた。と、大統領選挙のこの頃合いに思い返している。今この作品はどうとらえられているのか。)
残り6タイトルの中に 「蛇のひと」 があった。
未見。見てみようと借りてきた。
失踪した人を主人公が探し出さなくてはならなくなり、わずかな伝手をたどりながら話が進んでゆく。
わずかな伝手はしかし、思いのほかしっかりと続いてゆく。
深まる謎はかえってその他の謎を解きほぐしているようにも見えてくる。
ラストと その一つ前のくだりは、予想していたものと一致して 「おっ、(やはり)そう来たか。」と 自分の気持ちの納まりを感じることとなった。