はい、西川美和作品です。
内容をほとんど知らずに見始め そうなるの?とすぐ驚いた。
(ざっくりながらにも取っ掛かりが得られる)映画の予告を見ておくということは良いことなんだ、と
見ていなかった今回変な感心をした。
映画が始まると松たか子阿部サダヲ出演名が映し出されていき
幾つかめの配置に少し目を引かれる。
商売をしているふたりのもと、「夢売るふたり」と題が付いていると ああこれは売っているものなのか。勝手ながらに。
けれど書類は高い地にはり出されていて、いつかの先に彼らは返そうとしている。
人を騙してはいけない。
そこのところが少し違う見解の地に浮いている、特に里子(松たか子)の心は曇りガラスの向こうである。
世渡り下手の貫也(阿部サダヲ)がガラス張りに見えるのか、マジックミラーなのか、
いちいち疑いながら見ていった。