■群馬高専における様々な悲劇を生みだし、あるいは致命的に悪化させた、文科省天下り校長の西尾典眞・群馬高専前校長。教育者としての適格が無いのはもとより、人間性にも相当な問題を抱えていたのはもはや自明ですが、彼のような人物を教育機関のトップにつけてしまった高専の校長選考の仕組みそのものが、悲劇の元凶の一端と言っても過言ではありません。また、相変わらず「西尾・前校長」時代の超強硬的情報不開示・隠蔽姿勢を堅持している山崎現校長ですが、校長交代劇の背景に何があったのか、その観点からも外部からは黒いベールに包まれている高専機構の校長選考の実態を探る必要性があると当会では考えました。
そこで2月14日に、高専校長選考に関する国立高専機構への公開質問書を提出しました。これに対し、機構からは2月26日付で回答書が到来しました。
○2018年2月26日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…国立高専校長の選考・任命に関して国立高専機構から回答書↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2573.html
しかし、依然として不明な点が多かったため、5項目のみの追加質問を折り返し3月6日に高専機構にFAXで送達してありました。
○2018年3月8日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…国立高専校長の選考・任命に関して国立高専機構に追加質問↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2580.html
■ところが、当会にて追加質問書の回答期限を3月19日とし、しかも期限に間に合わないようであればその旨を連絡してほしいと記しておいたにも関わらず、期限が到来しても高専機構から当会には回答はおろか電話1本すらもアクションがありませんでした。
そこで当会では、3月23日の昼過ぎに確認のため機構に電話を掛けたところ、女性職員が応対に出ました。
同職員いわく「(前回の回答書を書いた)担当の阿部は本日終日外出している」とのことだったため、確認の為に伝言を求めたところ、10分くらいしてから「先ほど出先の阿部の携帯に電話をしたが、『オンブズマンへの回答の件については、週明け月曜日(3月26日)に阿部本人から連絡差し上げる』とことづてを預かった」と折り返しの伝言が入りました。
しかし、そこでも3月26日を過ぎてもまたもや一切の連絡がなく、結局、当初の回答期限を10日超過した3月29日に、しびれを切らした当会から再度機構に電話を掛けると、事務局人事課の阿部氏が応対しました。本人に話を聞いたところ、「年度末の人事異動の絡みで、連日忙しく、早く返事を差し上げねばと思いつつ、今に至ってしまい申し訳ない。必ず返事を出すからもう少し待ってもらいたい」と釈明しましたが、一方で回答の具体的な処遇についてはいっさい言及しませんでした。
■その後またもや一切の音沙汰が無くなり、4月19日をもって当初の回答期限から1か月が経過したため、翌20日に当会から機構に対して回答に対する督促を行うことにしました。内容は次のとおりです。
*****機構宛追加質問書に関する回答督促*****
平成30年4月20日
〒193-0834 東京都八王子市東浅川町701-2
独立行政法人国立高等専門学校機構 御中
TEL:042-662-3120(代表)/FAX:042-662-3131
〒371-0801 群馬県前橋市文京町1丁目15番10号
市民オンブズマン群馬 代表 小川 賢
TEL: 027-224-8567(事務局)/090-5302-8312(代表小川)
FAX: 027-224-6624
貴法人宛追加質問書に関する回答督促
拝啓 日々益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、本年3月6日付で弊会から貴法人に対し「高等専門学校の学校長選任過程に関わる質問書(追加分)」と題した5項目のみの質問書を提出いたしましたが、同3月19日までの回答を希望する旨および同期限までに回答不能の場合その旨を連絡いただきたいことを併記してあったにも関わらず、期限を10日も超過しても当会に対する回答および連絡の一切がありませんでした。さらに、3月29日に弊会から貴法人に電話にて確認を行ったところ、事務局人事課の阿部様より、「多忙で連絡ができず申し訳なく思う。近日中に必ず回答を行う」との約束をいただきました。
しかし、新年度になって半月以上が経過した4月20日現在になっても、貴法人から弊会へは一切の連絡がありません。たった5項目のみの質問にも関わらず、提出日から40日以上が経過しても貴法人から能動的な連絡が一切ないことに対し、弊会として深く遺憾の意を覚えるとともに、公的機関であり独立行政法人でもある貴法人の品位・国民への態度について大きな疑問を覚えます。
つきましては、4月24日(火)までに、FAXまたは電話にて上記弊連絡先まで、貴法人がいつまでに回答されるか、確約できる期限をご連絡いただきたいと存じます。また、回答を上記期限までに行える場合は、回答をそれまでに上記弊連絡先までお送りいただきたく存じます。これまで同様、上記期限までに一切の連絡・回答がない場合、不本意ながら、弊会の方でも新たな措置を講じさせていただく所存です。
敬具
**********
■末尾に記した通り、これでも高専機構側が依然として国民を愚弄するような放置対応を続ける場合には、直接機構本部を訪問しての責任者への抗議も含め、当会の方でも新たな対応を検討して参りたいと存じます。
【4月23日追記】
本日4月23日月曜日9時59分に機構事務局阿部担当から着信があり、「回答が遅いというご指摘を賜り恐縮である。今週中、つまり4月27日金曜日までには必ず回答を行う」との返答が為されました。この期限が守られるのかどうか、予断は許されませんが、注視して参りたいと存じます。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
そこで2月14日に、高専校長選考に関する国立高専機構への公開質問書を提出しました。これに対し、機構からは2月26日付で回答書が到来しました。
○2018年2月26日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…国立高専校長の選考・任命に関して国立高専機構から回答書↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2573.html
しかし、依然として不明な点が多かったため、5項目のみの追加質問を折り返し3月6日に高専機構にFAXで送達してありました。
○2018年3月8日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…国立高専校長の選考・任命に関して国立高専機構に追加質問↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2580.html
■ところが、当会にて追加質問書の回答期限を3月19日とし、しかも期限に間に合わないようであればその旨を連絡してほしいと記しておいたにも関わらず、期限が到来しても高専機構から当会には回答はおろか電話1本すらもアクションがありませんでした。
そこで当会では、3月23日の昼過ぎに確認のため機構に電話を掛けたところ、女性職員が応対に出ました。
同職員いわく「(前回の回答書を書いた)担当の阿部は本日終日外出している」とのことだったため、確認の為に伝言を求めたところ、10分くらいしてから「先ほど出先の阿部の携帯に電話をしたが、『オンブズマンへの回答の件については、週明け月曜日(3月26日)に阿部本人から連絡差し上げる』とことづてを預かった」と折り返しの伝言が入りました。
しかし、そこでも3月26日を過ぎてもまたもや一切の連絡がなく、結局、当初の回答期限を10日超過した3月29日に、しびれを切らした当会から再度機構に電話を掛けると、事務局人事課の阿部氏が応対しました。本人に話を聞いたところ、「年度末の人事異動の絡みで、連日忙しく、早く返事を差し上げねばと思いつつ、今に至ってしまい申し訳ない。必ず返事を出すからもう少し待ってもらいたい」と釈明しましたが、一方で回答の具体的な処遇についてはいっさい言及しませんでした。
■その後またもや一切の音沙汰が無くなり、4月19日をもって当初の回答期限から1か月が経過したため、翌20日に当会から機構に対して回答に対する督促を行うことにしました。内容は次のとおりです。
*****機構宛追加質問書に関する回答督促*****
平成30年4月20日
〒193-0834 東京都八王子市東浅川町701-2
独立行政法人国立高等専門学校機構 御中
TEL:042-662-3120(代表)/FAX:042-662-3131
〒371-0801 群馬県前橋市文京町1丁目15番10号
市民オンブズマン群馬 代表 小川 賢
TEL: 027-224-8567(事務局)/090-5302-8312(代表小川)
FAX: 027-224-6624
貴法人宛追加質問書に関する回答督促
拝啓 日々益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、本年3月6日付で弊会から貴法人に対し「高等専門学校の学校長選任過程に関わる質問書(追加分)」と題した5項目のみの質問書を提出いたしましたが、同3月19日までの回答を希望する旨および同期限までに回答不能の場合その旨を連絡いただきたいことを併記してあったにも関わらず、期限を10日も超過しても当会に対する回答および連絡の一切がありませんでした。さらに、3月29日に弊会から貴法人に電話にて確認を行ったところ、事務局人事課の阿部様より、「多忙で連絡ができず申し訳なく思う。近日中に必ず回答を行う」との約束をいただきました。
しかし、新年度になって半月以上が経過した4月20日現在になっても、貴法人から弊会へは一切の連絡がありません。たった5項目のみの質問にも関わらず、提出日から40日以上が経過しても貴法人から能動的な連絡が一切ないことに対し、弊会として深く遺憾の意を覚えるとともに、公的機関であり独立行政法人でもある貴法人の品位・国民への態度について大きな疑問を覚えます。
つきましては、4月24日(火)までに、FAXまたは電話にて上記弊連絡先まで、貴法人がいつまでに回答されるか、確約できる期限をご連絡いただきたいと存じます。また、回答を上記期限までに行える場合は、回答をそれまでに上記弊連絡先までお送りいただきたく存じます。これまで同様、上記期限までに一切の連絡・回答がない場合、不本意ながら、弊会の方でも新たな措置を講じさせていただく所存です。
敬具
**********
■末尾に記した通り、これでも高専機構側が依然として国民を愚弄するような放置対応を続ける場合には、直接機構本部を訪問しての責任者への抗議も含め、当会の方でも新たな対応を検討して参りたいと存じます。
【4月23日追記】
本日4月23日月曜日9時59分に機構事務局阿部担当から着信があり、「回答が遅いというご指摘を賜り恐縮である。今週中、つまり4月27日金曜日までには必ず回答を行う」との返答が為されました。この期限が守られるのかどうか、予断は許されませんが、注視して参りたいと存じます。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】