日々

穏やかな日々を

祭り前の・・

2011年08月05日 23時39分23秒 | 地域
夏祭りを企画した
「だんだんまつり」と名打った
踊り子たちをつくった
粋にはちまきを巻いて
はっぴを着
おみこしもつくった
町内から
社内から
若うどたちが集まった
子たちはうらやましそうに見上げ
ばばたちは
若者に誇りを
じじたちは
水をぶっかけて
祭りをたてた
笛がなり
太鼓が響いた
鼕も動いた
みんな総出の夜だった

そんな祭りが何年続いたというのだろうか?
若者のエネルギーはしぼんで
翌日の花火だけが賑やかになり
「だんだん祭り」は消滅し
水郷祭という昔からの名前にかわった

それが
明日あさってとあり

千鳥町の夾竹桃がなくなってから
まだ十年はたっていないと思うけど
松江温泉の宍道湖端は黒松に替わって
重厚だけど
夏らしくなく

あの
赤い
夾竹桃がなつかしい

若者は
交代して
ゆかたではしゃぐ
子たちもゆかたをきて
父母や祖父母と花火見物

昼の暑さも
水風に消されて
イカ焼きや
焼きトウモロコシや
たこやきで
腹を満たし

夏の盛りを感じて
その子等のいくばかりが
終戦の日に
黙とうをささげるのだろう
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青い空にきのこ雲

2011年08月05日 02時28分05秒 | 戦い
8月
突き抜ける
まっさおな空に
きのこ雲が浮ばなかったら
日本はどうなっていたのだろう
世界はどうなっていたのだろう

もっともっと原発が出来ていて
いたるところで事故が起きて
それでも放射線の害がはっきりしなくて
のほほんと
放射能食品を食べ
空気を吸い
雨に濡れ
皮膚につけ
家の壁や
屋根についていても平気で
ガンの発症の多さにも
放射線であることに気さえつかず

原爆死があったからこそ
学者たちはこぞってその害をしらべ
毛の抜けた少女も
白血病の少年の死も
子孫の出来ない子なし夫婦も
みな
放射線とわかり
この大量の人体実験のおかげで
安全な原発が作りを得たか

だがしかし
安全の万全の
絶対の
事故のない
原発ではなかった

原爆をあびた日本が
世界で一番放射能の恐ろしさを知っている
その日本が
原発つくり世界一となって
スキルを外国ながし、
絶対安全をとなえた

その虚像に

日本の国民は
おののいているのだろうか?

絶対安全とはいえないと証明されたにもかかわらず
平気な顔の原発推進者たち

きのこ雲の原爆は研究のために投げられたか?

だとすれば
今も続く人体実験

そんなにも
日本人は
鈍感になったのか

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友よ信じている

2011年08月05日 02時26分21秒 | 

友よ
闘病の友よ

あなたの苦悩を
わたしは量れない

重い
重い
重い

あなたの
あどけさが

あなたの
すなおさが

あなたの
ほほえみをつくり
あなたの
またおののきをつくっていると感じても

友よ
闘病の友よ

立ち上がれ

あなたの好きな
谷村新司の
歌の中の
チャンピオンのように

立ち上がれ

やっぱり
立ち上がって

ムンクの
雄叫びの
絵のように
テンション上げて
叫べ
瞬間
心が揺れ溶けるのは
次の
誕生のため

融かして初めて
液状から
立ち上がれ

友よ
あなたを信じている

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