休日救急診療室：スタート 中学生以上の軽症患者対象－－松江記念病院内 ／島根

【島根】松江記念病院に休日救急診療室、中学生以上の軽症患者対象
毎日新聞社 2013年12月30日(月) 配信
休日救急診療室：スタート　中学生以上の軽症患者対象－－松江記念病院内　／島根


　軽症患者の初期救急を担う「休日救急診療室」が２９日、松江記念病院（松江市上乃木３）内で始まった。日曜、祝日、年末年始を含む年間７２日ほど開設される予定で、松江市医師会（森本紀彦会長、３６７人）の会員約６０人が当番で診療にあたる。

　診療科は内科で、急な発熱など症状が軽い中学生以上の患者が対象。時間外に緊急性を要しない患者から徴収する「選定療養費」はかからない。診療時間は午前９時～正午、午後１～５時。

　市内では松江記念や松江赤十字など５病院が救急病院に認定され、休日や夜間に救急対応している。各病院は緊急性がないのに救急外来を利用する「コンビニ受診」の対応に追われており、休日救急診療室はそうした負担を減らすことが見込まれる。市は人件費など年間約８００万円程度を補助する。
　問い合わせは松江記念病院（０８５２・２７・８１１１）