山口県知事と感染対策連携で一致
島根県の丸山知事は津和野町で、山口県の村岡知事と会談し、新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、PCR検査や重症患者の受け入れなどで、連携をすすめていくことで一致しました。
島根県の丸山知事は5日、山口県と接する津和野町で、山口県の村岡知事と会談しました。
会談で両知事は、新型コロナウイルスの感染が再び各地で拡大していることを受けて、それぞれの県内で感染者が急増するなどして対応が難しくなった場合には、PCR検査や重症患者の受け入れ、それに医療従事者の派遣を相互に行うなど、連携を進めていくことで一致しました。
会談では、観光面での連携も取り上げられ、丸山知事が「島根県としてもSLやまぐち号を活用し、観光の売り込みを増やしていきたいので、協力してほしい」と呼びかけたのに対し、村岡知事は「当面は近場での観光を促していくことが重要だ。島根県の観光資源と組み合わせて振興に力を入れたい」と応じました。
また、両知事は観光振興の観点からも、自動車専用道路「山陰道」の整備が必要だとして国に整備の加速を働きかけていくことでも一致しました。
島根・山口両県で、知事の会談を行うのは11年ぶりだということで、今後は定期的な会談も検討することにしています。
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