セクハラ罰則に否定的 加藤厚労相「なじまない」
2018年5月9日 (水)配信共同通信社
加藤勝信厚生労働相は9日の衆院厚労委員会で、セクハラに対し罰則を設けることに「男女雇用機会均等法は事業主の責任を明らかにするという性格上、(セクハラの)行為者に対し刑事罰というのはなじまない」と否定的な見解を示した。
男女雇用機会均等法は、職場のセクハラ防止のため事業主に啓発や相談対応といった措置を義務付けているが、行為者への罰則などはない。前財務事務次官のセクハラ問題を受け野田聖子女性活躍担当相は、再発防止に向けて罰則付きの法整備に意欲を示している。
加藤氏は、個人の尊厳に関わるセクハラはあってはならないとする一方で「刑事罰を科すということになれば、(法律の)構成要件を明確にするというかなり詰めた議論を重ねていく必要がある。労働法制でどこまでできるかという問題もある」と述べた。国民民主党の柚木道義議員への答弁。
2018年5月9日 (水)配信共同通信社
加藤勝信厚生労働相は9日の衆院厚労委員会で、セクハラに対し罰則を設けることに「男女雇用機会均等法は事業主の責任を明らかにするという性格上、(セクハラの)行為者に対し刑事罰というのはなじまない」と否定的な見解を示した。
男女雇用機会均等法は、職場のセクハラ防止のため事業主に啓発や相談対応といった措置を義務付けているが、行為者への罰則などはない。前財務事務次官のセクハラ問題を受け野田聖子女性活躍担当相は、再発防止に向けて罰則付きの法整備に意欲を示している。
加藤氏は、個人の尊厳に関わるセクハラはあってはならないとする一方で「刑事罰を科すということになれば、(法律の)構成要件を明確にするというかなり詰めた議論を重ねていく必要がある。労働法制でどこまでできるかという問題もある」と述べた。国民民主党の柚木道義議員への答弁。
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