認知症:副厚労相、施策「神戸モデル」を視察 「全国でも広がれば」 /兵庫
2019年5月21日 (火)配信毎日新聞社
認知症の早期診断を支援し、事故発生時には救済する神戸市の全国初の施策「神戸モデル」について、大口善徳・副厚生労働相が20日、同市を訪れて視察した。久元喜造市長と意見交換し、認知症の診断や治療を手がける医療機関を見学した。
神戸モデルは今年4月に本格実施された。認知症の人が起こした事故について、市が被害者に最大3000万円の見舞金を出し、加害者が賠償を求められた場合は民間保険会社から最大2億円を支払う。1月末から65歳以上が無料で受けられる診断助成を先行実施し、3月末までに109人が認知症と診断されている。
意見交換のあいさつで、久元市長は「認知症は誰でも起こりうる。事故を起こした場合、社会全体が共に(責任の)負担をするべきだと検討を始めた」と話した。大口副厚労相は「神戸モデルが全国でも広がる形で進めばいい。(視察を)今後の認知症施策の参考にしたい」などと述べた。【反橋希美】
2019年5月21日 (火)配信毎日新聞社
認知症の早期診断を支援し、事故発生時には救済する神戸市の全国初の施策「神戸モデル」について、大口善徳・副厚生労働相が20日、同市を訪れて視察した。久元喜造市長と意見交換し、認知症の診断や治療を手がける医療機関を見学した。
神戸モデルは今年4月に本格実施された。認知症の人が起こした事故について、市が被害者に最大3000万円の見舞金を出し、加害者が賠償を求められた場合は民間保険会社から最大2億円を支払う。1月末から65歳以上が無料で受けられる診断助成を先行実施し、3月末までに109人が認知症と診断されている。
意見交換のあいさつで、久元市長は「認知症は誰でも起こりうる。事故を起こした場合、社会全体が共に(責任の)負担をするべきだと検討を始めた」と話した。大口副厚労相は「神戸モデルが全国でも広がる形で進めばいい。(視察を)今後の認知症施策の参考にしたい」などと述べた。【反橋希美】
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