まだ成虫になる前のカマキリだが、鉢植に水をやろうとすると・・・・。
何となく視線を感じたので良く見ると、大分大きくなったカマキリがジッと私を睨んでいるのです。
カマキリは動くものには良く反応するが、動かない物や動きの遅い物だと全く反応をしないことも。
なので、動く獲物は捕らえても、動かない獲物は目の前にいても捕らえません。
そして・・・・。
このカマキリのおかげて、別の虫を見つけました。
これがその虫です。
名前は「オンブバッタ」です。
これはメスで、小さなオスが背中に乗っていることが多く、あたかも「子供をおんぶしている」ように見えることから、「オンブバッタ」言うのだが・・・・。
実は、この個体にもオスが乗っていたのだが、残念ながら、間一髪の差で逃げられました。
2匹一緒に捕らえようとしたが、小さなオスを取り逃がしたのです。
これは先日載せた「ショウリョウバッタ(キチキチバッタ)」なのだが、姿形は良く似ているが、大きさがまるで違います。
食草も違うので。
オンブバッタは紫蘇などをよく食い荒らすが、ショウリョウバッタはイネ科の植物が主食で、主に草原にいます。
数も少ないが、オンブバッタは結構います。
初夏のころに現れるので、見付けたら小さなうちに捕殺していて、しばらく見かけなかったのだが・・・・。
これは一体どこにいたのか。
オスは取り逃がしたが、一度逃げられると次はなかなか捕まえにくくななかなか
大きさは2センチ足らずだが、跳ねる力が強く、1メートル以上も跳ねて逃げることも。
草に紛れたらもう見つけられません。