右が「帝玉」で、左は「紫帝玉」です。
かつては2年あまりで消えていたのが、今回は3年余り経ってもまだ大丈夫です。
そして、相互に交配をしておいたところ、今回も受粉は上手く行ったようです。
帝玉だが、初めは蕾が3つあったが、2つ目が開花した直後に野ネズミにかじられてしまい、最初の花だけが残りました。
花が半開きの状態で交配させたので受粉がうまく行くか心配だったが、どうやら大丈夫だったようです。
この種鞘は開花時の倍くらいにまで大きくなり、押しても変形しないくらい硬いです。
紫帝玉の方だが、中央が最初に咲いた花で、実後はその次に咲いたもの。
一部をネズミにかじられはしたが、受粉をしていないのに結実したような感じも。
左は最後に咲いた花で、すでに萎れかけています。
去年蒔いた実生苗がまだたくさん残っているのだが、今年初めての夏越しでどうなるのか。
夏の高温多湿に弱く、夏に消える危険性も高い。
そう、これは保険の意味で交配させているのです。