本日の山陽新聞夕刊に岡山県警の第一次人事異動(10日付)が掲載になり、その中に「T井○○○署長」の名前を見つけ、親子二代にわたる署長就任という快挙に諸手を上げて喜んでいる。
先代のT井さんは、父の従兄弟にあたる。その昔、父は天職と決めて警察官になったものの、親(祖父)の看病のため志半ばで退官し、無念の意志を継いでくれたのがT井さんである。T井さんは、親父のことを「兄貴、兄貴」と慕っていた。男兄弟4人の内2人までが警察官になり、ともに署長を務めあげた。夫々の子息も親の跡を継ぐという“警察一家”である。
小生が就職活動をしていた折のこと、あるいは父は倅を警察官にという夢があったのか、一番にT井さんに引き合わせてくれた。ところが当方の心中を見透かしていたT井さんは、さりげなく「(本命が落ちてから)またいらっしゃい」と軽く往なし、あまり本気で応対して頂けなかった。
塞翁が馬で、もし違う道を進んでいたらとあれこれ想像するに難くないが、我が人生に悔いはないと胸を張って断言できる。
先代のT井さんは、父の従兄弟にあたる。その昔、父は天職と決めて警察官になったものの、親(祖父)の看病のため志半ばで退官し、無念の意志を継いでくれたのがT井さんである。T井さんは、親父のことを「兄貴、兄貴」と慕っていた。男兄弟4人の内2人までが警察官になり、ともに署長を務めあげた。夫々の子息も親の跡を継ぐという“警察一家”である。
小生が就職活動をしていた折のこと、あるいは父は倅を警察官にという夢があったのか、一番にT井さんに引き合わせてくれた。ところが当方の心中を見透かしていたT井さんは、さりげなく「(本命が落ちてから)またいらっしゃい」と軽く往なし、あまり本気で応対して頂けなかった。
塞翁が馬で、もし違う道を進んでいたらとあれこれ想像するに難くないが、我が人生に悔いはないと胸を張って断言できる。