てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

二代にわたる快挙

2009-03-03 18:21:32 | ビジネスと社会
 本日の山陽新聞夕刊に岡山県警の第一次人事異動(10日付)が掲載になり、その中に「T井○○○署長」の名前を見つけ、親子二代にわたる署長就任という快挙に諸手を上げて喜んでいる。

 先代のT井さんは、父の従兄弟にあたる。その昔、父は天職と決めて警察官になったものの、親(祖父)の看病のため志半ばで退官し、無念の意志を継いでくれたのがT井さんである。T井さんは、親父のことを「兄貴、兄貴」と慕っていた。男兄弟4人の内2人までが警察官になり、ともに署長を務めあげた。夫々の子息も親の跡を継ぐという“警察一家”である。

 小生が就職活動をしていた折のこと、あるいは父は倅を警察官にという夢があったのか、一番にT井さんに引き合わせてくれた。ところが当方の心中を見透かしていたT井さんは、さりげなく「(本命が落ちてから)またいらっしゃい」と軽く往なし、あまり本気で応対して頂けなかった。
 塞翁が馬で、もし違う道を進んでいたらとあれこれ想像するに難くないが、我が人生に悔いはないと胸を張って断言できる。
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境界立ち会い

2009-03-03 16:07:29 | 暮らしと生活
 小欄「2006/12/14 主なき住処」で書いた隣地がやっとある不動産屋の手に渡り、再開発される運びとなった。それに先立ち隣接地権者・市役所・町内会長らによる境界立ち会いを、時ならぬ春の雪から冷たい雨が降りしきる中で行なった。

 境界といえば兎角ゴタゴタがつき物だが、先般国土調査があった後でもあり、市役所が驚くほど境界がきっちりしており、小一時間でスムーズに終えた。とはいうもののある一人の地権者のエゴを垣間見た思いで、何とも不愉快で見苦しい限り。小生は隣地地権者のひとり安養寺の代理人(総代)として、また隣接地権者として、一人二役の責務を果した。

 主なき住処は8年間放置され荒れ放題であったが、4月に入れば取り壊されて整地されることになり、これで枕を高くして寝られるというもの。後はどうか良き隣人に恵まれるよう願ってやまない。
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