17日~18日にかけて、掛り付けの岡山S会総合病院で終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査を受けた。夜の睡眠や呼吸状態を専門の検査機械を使用して検査・診断を行なうもの。
検査に先駆けて上図のようにエアロフローセンサ、胸部センサ、腹部センサなど、さまざまなセンサを装着するのだが、機器の取り付けと動作確認だけでも30~40分を要した。
脳波、呼吸状態、動脈血酸素飽和度、体位、心電図などをトータルに測定。
・図1の部分(無呼吸に伴う脳波上の覚醒が分かる)
きちんと深い眠りがとれているか、無呼吸によって脳が頻繁に起きていないか(覚醒反応)等が分かる。
・図2の部分(呼吸の状態が分かる)
無呼吸や低呼吸は誰にでもあるが、何回あるのかその頻度と、どのくらいの時間止まっているか。
・図3の部分(無呼吸に伴う血中酸素濃度の低下の程度が分かる)
無呼吸・低呼吸により動脈血の酸素濃度がどの程度下がっているか。
いつもより少し早めの午後10時過ぎには横になり、朝の5時半までの睡眠状態を検査した。寝付きは至って良いほうなのだが、枕が変わったのと検査を意識してかなかなか寝付けず、午前3時半頃までに4回、その後も2回目が醒めて小用(尿瓶)を足すなどこまぎれ睡眠だった。
これだけ眠りの浅い検査で正しい結果が得られるのか疑問に感じ担当医に尋ねると、「短い時間であろうと睡眠が取れていれば大丈夫」だそう。
「やはりいびきはかいていましたか?」と愚問を発すると、「終始ではないが、いくらか確認しました」とのこと。
これでは俎上の魚ならぬ「俎上のブタ」である。
PSG検査に先立って9日には、血液検査、心電図検査、首のX線検査、喉と頭のCT検査を済ませている。これらの検査結果を踏まえて、24日にM車医師から御託宣が下る。