てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ケ・セラ・セラ

2009-03-14 17:18:00 | 暮らしと生活
 今週は『春に三日の晴れ間なし』の諺どおりの天気が続き、週末は春の嵐に見舞われた。打って変わって今朝の晴れ間ものぞく好天気に誘われ、畠山製菓㈱工場本店の工場見学会(9:00~15:00)へ出掛けた。工場の一角には、せんべいの手焼き体験&試食会が開かれており大勢の親子連れが挑戦していた。工場見学では焼き上がったばかりの香ばしいおかきやせんべいを心行くまで試食をし、お気に入りを土産に求めた。

 こうして外出するのは久し振りのこと。母親の容態が落ち着いている束の間でもあるので、序でに「JAせとうち産直市場おく」(愛称:四季彩市場 果愛菜)へも寄って見た。JAせとうちの直売所は黒井山と一本松にもあるのだが、2年前にオープンした当おく直売所は「安全、安心、安価、新鮮をモットー」の看板通りなのでちょくちょくのぞいている。地元で獲れる野菜、果物、花、農産加工品、鮮魚コーナーを設け、いつもふんだんに商品が用意されている。

 更に日生の「五味の市」へも足を延ばした。日生町漁業が運営する直売所のことだが、「五味の市」とは四季折々、最低5品はそろうことからその名がついた。市場の中は漁師のおかみさんたちの「なぁ、おにいさんこうて(買って)!」の威勢良い声が飛び交う。カキのシーズンがぼつぼつ終わるとあって、カキ一色である。休日には、地元をはじめお隣の兵庫県などからも大勢の買い物客が訪れる。向かいの「海の駅しおじ」では、市場で買った魚介類をバーベキューで味わうこともできる。
 また日生といえば、B級グルメのカキオコがつとに有名。日生には10店舗あまりのカキオコの店があり、ますます人気上昇。全国から観光客が集まる食のスポットになっているそうだ。

 ここ1年ずっ~と頭を悩ます難題が昨日は一歩前進し、誠に寝覚めのよい一日であったのだが、帰宅してみると一通のよくない知らせ。一難去ってまた一難で、またしても振り出しに戻った。三日天下ならぬ「一日天下」に終わった。母親の容態や春の天気と同じだ。

 まぁ、いくらくよくよ悩んでいても仕方がない。若い頃、仕事が難局に直面し落ち込んでいて、親父から『「この世で起きた事は、この世で収まる」と言うけれど、なるようになるもんじゃ。』と励まされたものだ。ケ・セラ・セラといこうと思う。
コメント (2)
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