麻生太郎首相がまたもや舌禍問題を起こした。21日、官邸で開かれた経済危機克服のための有識者会合において、その前後はどうだか知らないが、確かに「株屋ってのは何となく信用されていない。株をやっていると言ったら、田舎じゃ何となく怪しげよ」とのくだりをテレビ報道で聞いた。各方面で物議を醸しているようだ。
株価低迷が続く中、今週の株式市場にも影響を及ぼしそうだ。これまでも問題発言を繰り返してきた“麻生首相株”がさらに続落しそうだ。民主党が西松建設からの巨額献金事件で守勢に立たされるという思わぬ敵失に気を良くして、そうでなくてもしゃべりの脇が甘い“麻生節”の悪いクセが出たか。
22日付の山陽新聞記事で定額給付金の有効な使い道として、経済評論家森本卓郎氏は「日本企業の株を買うべき。今、日本の株は非常に割安。投資して、もし2倍になれば、その分さらに消費に回せる。しかも日本経済のてこ入れにもなる。」と思い切った提案をしているが、完全に水を差された格好だ。
折りしも旧吉田茂元首相邸が全焼のニュースが入り、咄嗟に麻生発言に対する攻撃行動を疑ったが、こちらは不審火ではなく、漏電が原因で出火した可能性のようで、ショッキングな事故ながらひとまず安堵した。
与謝野財務相は22日の民放番組で、政府、与党が検討している追加経済対策の財政出動について「2、3兆円という話ではない。そのような規模では対応できない」と指摘、少なくとも10兆円規模となる可能性を示唆している。
株価低迷が続く中、今週の株式市場にも影響を及ぼしそうだ。これまでも問題発言を繰り返してきた“麻生首相株”がさらに続落しそうだ。民主党が西松建設からの巨額献金事件で守勢に立たされるという思わぬ敵失に気を良くして、そうでなくてもしゃべりの脇が甘い“麻生節”の悪いクセが出たか。
22日付の山陽新聞記事で定額給付金の有効な使い道として、経済評論家森本卓郎氏は「日本企業の株を買うべき。今、日本の株は非常に割安。投資して、もし2倍になれば、その分さらに消費に回せる。しかも日本経済のてこ入れにもなる。」と思い切った提案をしているが、完全に水を差された格好だ。
折りしも旧吉田茂元首相邸が全焼のニュースが入り、咄嗟に麻生発言に対する攻撃行動を疑ったが、こちらは不審火ではなく、漏電が原因で出火した可能性のようで、ショッキングな事故ながらひとまず安堵した。
与謝野財務相は22日の民放番組で、政府、与党が検討している追加経済対策の財政出動について「2、3兆円という話ではない。そのような規模では対応できない」と指摘、少なくとも10兆円規模となる可能性を示唆している。