大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

病気とは

2014-09-25 | 日本を考える

  今の日本は、ものがたくさんあって、食べ物でも電化製品でも好きなだけ手に入る、すごく豊かな
社会です。50年前の日本は貧しかったですから、いまはいい時代に生きているなあと思います。
しかし、豊かになりすぎて変な方向に行き過ぎて、いい時代に生きているわりには、大人はガンに
 なったりリウマチになったり、あるいは潰瘍性大腸炎になったりと、いろいろな病気になっている人
が多くなっています。子供は、風邪のたびに高熱を出すことが多く、またアトピー性皮膚炎や
気管支喘息が増えています。
 50年前までは、おとなの病気といえば、重労働が多かったので腰が曲がったり、働きすぎからくる
独特の病気が多かったのですが、いまはそのような激しい病気はなくなって、むしろ慢性の経過をとる病気が
多くなっています。子供は青ばなを垂らしていましたし、盲腸炎になったり、また独特の感染症が多かったのですが、
今は感染症は少なくなって、かわりにアレルギーの病気になっています。
  このように時代が変わって病気の種類も変わったということは、私たちの生き方自体が病気の成り立ちに大きく
影響していると考えなければなりません。いま医学の世界では、病気の原因は遺伝子の問題ではないかと考えられ
るようになっています。しかし、もし病気が遺伝子異常で起こるなら、不思議なことになります。
  まわりを見渡すと、高血圧症とか腰痛などありふれた病気は500万人とか1000万人という単位でいます。
本当に病気が遺伝子異常によって起こるのなら、ほとんどの日本人は、遺伝子の狂った”問題人間”ということに
なります。ほんとうにそうなのかなという疑問を感じます。
  私たちの生き方と病気がつながっているということは、慢性の病気を治すためには医者に行って薬を飲むこと
ではなくて、生き方を変えることが必要だったのです。

                  
                                  阿部徹著 「免疫力を高める生き方 食べ方暮らし方」 より

赤峰勝人 講演会

2013-10-30 | 日本を考える

赤峰勝人講演会のおしらせ

 子育て中のお母さんへ
   私達を取り巻く環境は目まぐるしく変化し、喘息、アトピーなどアレルギーに苦しむ子供
  は増えるばかりです。また、大人も子どもも様々な問題を抱える子が少なくありません。
   いつの時代も変わらないこと・・・それは、人は食べなければ生きていけない、と言う
  ことではないでしょうか。
   「食」により身心が育まれ命がつながっていきます。未来を創る子どもたち、その子どもたち
  に命をつなぐお父さん、お母さんに、そしてすべての人たちに。
   土や自然の役割、食と健康のつながり、心や宇宙の話まで、大地からの力強いメッセージ!
  大分弁でとっても楽しい赤峰さんのお話を、ぜひ一度、二度、三度と聴いてみませんか。
 ※ 託児(一歳以上)の予約を受付けております。 但し、完全予約制です。ご希望の方は ご連絡下さい。


  ◎農薬は悪そうだが、何故化学肥料までいけないのか??
  ◎アトピーは病気ではない  百姓だから言えること・・
  ◎お塩の大切さ
  ◎血液は小腸で作られる
  ◎断食にまさる治療法はない!なぜ?・・・
  ◎陰陽の話し
  ◎なぜ病気になるのか 病気の原因とは・・・・
  ◎完全無農薬 無化学肥料での野菜・米の作り方それは循環農法
  ◎玄米のすばらしさ
  ◎神草 神菌 神虫 とはなにか?
  ◎そしてほんとに楽しい人生を送れるようにするには・・・・・






   循環のはなし
     日時/2013年11月17日 (日曜日)  開場13時  開演 13時30分 ~ 17時

    陰陽講座
     日時/2013年11月18日 (月曜日) 開場17時 開演 17時30分 ~ 21時

    場所 循環のはなし・陰陽講座 共に  
        ホテル ユニオン  札幌市中央区南3条西12丁目   011-561-6161

      入場料 当日券 ¥2000   前売り券 1500円 大きなかぶで販売しています


  

夫対応バージョンアップソフト

2013-04-10 | 日本を考える
ようやく溶けたと思っていると、また積もる雪。もう終息か・・・・
スコップで突いたくらいでは容易に砕けない玄関先の固まった雪が
快晴の日に吹く風で、いとも簡単に消えてしまうのが不思議だ.。
3月のある日、「周りが黄砂でまっ黄色だ」と千歳の三浦くんから報告受ける。
そういえばテレビが連日中国から風に乗って九州、関西東北にまで・・・
って騒いでいたな。 地球は回っている、何処で起こることも影響しあう。
その日、長沼は黄色になってはいなかったが、それからだいぶ経ったある日
積もっていた雪の層が順番に消え始め、突然一面うすい黄色に変わった。
(やっぱり来てた。。。) PMなんちゃらも放射能も確実にめぐりめぐる・・・
相手を責めても、抗議をしても、約束しても、罰則作っても、飴玉もらっても根本解決には至らない。
責められるほどに、自己防衛、自己肯定、反発心に火がついていく。
国と国、上司と部下、親と子、男と女、、、、、、おんなじことを繰り返す。
しかし、大きな災害が今までの価値観を根底から覆し、目が覚めたひとりひとりの集合意識は
想像力のありったけを駆使し、いまだかつてない幸福な社会に向けて動き出す。。。。
自分にも先週天から届いた。夫対応バージョンアップソフトが・・・・・まずは足元からだ。。。。。

快適生活とワクワク生活

2012-01-16 | 日本を考える
年が明け 早、三分の一ヶ月経過・・・早すぎる・・・
年末町内会の忘年会の〆に、「新年会も繰り上げて今するべ。」とシンさんが言って
みんなで「ぶーーっ」と反対してからあっという間にその新年会も昨日終わった。
いつもは農協か近所のセーコーマートのオードブルとだいたい決まっているが、
今年は長沼温泉で宴会だった。10年前は一品持ち寄りですごく面白かったな。
会場も小さなプレハブで、トイレは外で、灯油ストーブがひとつあるだけの集会場に、
各々漬物やらなにやら得意料理を持ち寄ってワイワイやった。
わたしは何も作らず干物魚を持ち込んでストーブの上で焼いたりして呆れられていた。
数年前、班の寄り合い場所のプレハブは撤去され、新築の17区の会館を使うようになる。
台所はピカピカでいつでもお湯が出て、大型冷蔵庫があって、お皿も調味料も揃っていて、トイレも水洗で、、、、、
なのに、年々、だれも一品持ち寄りはしたがらなくなった。すべて整ったら、更に楽がしたくなるのか・・・
たいして箸をつけるわけでもない出来合いのオードブルを肴に半日酒を飲む。
皆ここで生まれて育って家族を持って、60年70年・・たわいもない冗談言い合ってゆるゆるすごす。

母屋の暮らしは実に快適だ。トイレが家の中に有る。いつでも床にころころ寝転べる。
隙間風が入らず、室温は常に18度~20度と安定し、清潔で明るい。これが人の住む家かと感慨も深い・・
朝、ぱちっと目覚めるともう編みたくなる。うきうきして寝ていられないのは相変わらずだ・・いつまで続く・・・・
ゆったりと足を投げ出して編んでいると幸福感極まる。「お茶ー」と夫が言ってくるまで編む。
こんな日がこの身に訪れるなんて・・・・・あーーーーーふつーの家はいいなーと 大袈裟でなく思う。 
 しかし、これはこれで十二分に満足なはずだが、なにか物足りないように思うのはなぜか・・・・・
じつは、、、台所がキレイ過ぎて思い切り料理ができない・・・・・ままごとみたいに、ちまちまちまちま食事作り。
がまんできず長靴と防寒着で倉庫の台所に立ち、たっぷりの油でレンコン・ごぼう・かぼちゃ・人参を揚げ、
そばもたっぷり茹でて、いつものように天ぷらそば2人前食べたら野生の自分が戻った。
倉庫の空間は、生きているっていう原始的な緊張感のようなものが自分の身体に漲ってくる・・・・
どんな傷口も土間にうずくまってぺろぺろ舐めているうちに治っていくような感覚を再確認する。
狼に育てられた子供の話は有名だが、ねずみと10年暮らしたおばばのことは茶飲み話にもならず・・・





北湯沢温泉 一泊旅行




食事はアンコウ鍋、活きの良いホッケの煮物、等々

元は 割烹旅館だった





この屋根の下に 川原の露天風呂への廊下があり
雪見をしながら ビール片手に・・・・・!! 

日本には54匹の怪獣(原発)がいる!?

2011-03-30 | 日本を考える
『原発について考えるためのリアルなヒント集』 蟻んこ組  
日本には54匹の怪獣(原発)がいる!?

※先日、札幌 アジト2にてお話を伺った、岩内在住の斉藤武一さん56才(岩内原発問題研究会代表)
の「故郷の海を守りたい」-こどもたちの未来に向けてー 講演録が収録されています。
岩内の港からは目の前に大きな白いタンクの泊原発がはっきりとみえます。岩内の保育所で保育士をしながら
25才のときから30年間岩内の海水温度を測定し続けてきた斉藤さんの目から見た原発のお話です。

2年前岩内のある小学校で、6年生担当の先生が、社会科の時間を使って一週間、原発の授業をやったのです。
先生が最後に生徒たちに話しかけたのは「、みんなに原発に反対して欲しいわけではないんだ。目の前にある
原発の持っている意味を、みんなで勉強したかったのだ」  そして 「けれど、お父さんお母さんから苦情が来たら
先生もちょと大変なんだ・・」ということを素直に言ったのです。
大体クラスの生徒の3分の1くらいは、お父さんが直接原発で働いているので、地元では、雑談でも原発の
話をする事はタブーなのです。だから、先生は不安がっていたのです。
すると、「先生、その辺の事はわかっているよ」「心配しないでいい」と生徒が言った。(中身抜粋)

子供たちはすでにぜえーーーんぶわかっている。大人のしていることをみまもっている。
     どうされても、親の生き方をそのまま受け入れて、淡々と今を生きている存在なんだな。。。