半年がああっ!っという間に過ぎた。
朝早くから一羽の鶯がケキョケキョケケキョ~~~と鳴き続けている。「ほー」は付けず「ケキョ」のみ。
少しも休まずに9時45分まで鳴き、そのあと30秒位少し休んだと思ったらどうやら仲間が来たようだ。
相手はメスか?オスか? 「ほーホケキョ」と鳴いた。そのあとは色々な鳴き方をしている。
対話してるようだ。何言ってるんだか?
ひと族メス①はハウスの水やり、2層式洗濯機4回まわしながら、干してあるスギナとハコベをひっくり返し、、、、
晴天なのに突然一瞬雨が降るから、大慌てでスギナを取り込み、雨前にハスカップも摘んでしまう。
洗濯している時はそこから離れたら洗濯していること忘れてしまい水が何時間も出しっぱなしになり水槽が空になる。
だから最近は、洗濯機の音の聞こえる周辺で草取りしたり、なんじゃらかんじゃらして注意深く洗濯時間を過ごす。
あっちうろうろこっちうろうろ。。。。鶯から観ればさぞ滑稽だろうな、、、じっとしてること出来ない不思議な生き物。
高橋さんが、昨日から飼い始めたという雄犬のオビワンを見せに来てくれた。
黒い体に胸の辺りは白く、シェパードが入ってるような顔つきはうちの4匹よりはるかに賢そうだ。
4匹が一斉に車から降りてくるオビワンに吠えたが夫の一喝でしゅんとなり、オビワンの存在を受け入れた。
赤いリードが黒い体に良く似合って、黒のTシャツを着た高橋さんにぴったりと寄り添っている。
このあいだまで、いつもお父さんの手につかまっていた春くんが、その手を離れオビワンのお兄ちゃんに変身している。
しかし長沼のしっぽの会に保護されていたオビワンは、一転した自分の環境にまだ慣れず戸惑っている様子だ。
股の中にきゅっとしっかり巻き込んだシッポの状態から緊張感が伝わってくる。
高橋家の家族の一員として迎えられた昨日の初めての夜は眠れなかったようで、、、
そしてそれを感じた高橋さん夫妻も子ども達もやっぱり眠れない一夜を過ごしたと言った。
眠れずにいるオビワンを敏子さんがヨシヨシしていると少し安心し、手を放さないで欲しいと要求するので
自分の布団をオビワンのそばにひいて寝たのだという。大笑いしながら、胸はきゅんとして目頭は熱くなる。
オビワンに認めてもらおうと、草の上にしゃがんで目を見ながら話しかける。「おて、できるよ」といずみちゃんニコニコ。
ほんとだ!!私の手に自分の手をチョンと載せる。何度でも「おて」をする。 しかし、めは宙に泳ぎ心は上の空。
その光景を遠巻きに見ていた雄犬のタチが、いつ来たのか私の背中に片足を上げシャッとマーキングした。一瞬のことだ。
そのタチは4匹のうち一番弱気で、いつもカブやターマにご飯を横取りされても、戦わず空腹に耐えている。
そのタチが唯一、その時、私にマーキングした。4匹の代表としてかのように。
そして、初めて気づいた。シェパードの様なオビワンの不安な心の中が、巻き込んだシッポで分かるように
身体が小さくて遠慮ばかりしている様に思えたタチのシッポはいつもピンと上に向かって、悠々としている。
案外タチの日常はヒトが思うほどおびえてはいないのかもしれない、とオビワンによって気づかされた。
(おい、おまえなあ、おれたちのカアチャンだぜ、なれなれしくするなよな。)ってとこなんだろうか。。。。
そんなタチの心に触れたような気がして、「こらー!」と怒りながら、胸はキュンとして目頭は熱くなる。
からだは、ほんとうに正直だな。隠せない。どんなにスマしていても恥ずかしければ顔が赤くなる。
どんなに薄い胸でも、感動すれば勝手に厚く、ちがった、、熱くなる。
朝早くから一羽の鶯がケキョケキョケケキョ~~~と鳴き続けている。「ほー」は付けず「ケキョ」のみ。
少しも休まずに9時45分まで鳴き、そのあと30秒位少し休んだと思ったらどうやら仲間が来たようだ。
相手はメスか?オスか? 「ほーホケキョ」と鳴いた。そのあとは色々な鳴き方をしている。
対話してるようだ。何言ってるんだか?
ひと族メス①はハウスの水やり、2層式洗濯機4回まわしながら、干してあるスギナとハコベをひっくり返し、、、、
晴天なのに突然一瞬雨が降るから、大慌てでスギナを取り込み、雨前にハスカップも摘んでしまう。
洗濯している時はそこから離れたら洗濯していること忘れてしまい水が何時間も出しっぱなしになり水槽が空になる。
だから最近は、洗濯機の音の聞こえる周辺で草取りしたり、なんじゃらかんじゃらして注意深く洗濯時間を過ごす。
あっちうろうろこっちうろうろ。。。。鶯から観ればさぞ滑稽だろうな、、、じっとしてること出来ない不思議な生き物。
高橋さんが、昨日から飼い始めたという雄犬のオビワンを見せに来てくれた。
黒い体に胸の辺りは白く、シェパードが入ってるような顔つきはうちの4匹よりはるかに賢そうだ。
4匹が一斉に車から降りてくるオビワンに吠えたが夫の一喝でしゅんとなり、オビワンの存在を受け入れた。
赤いリードが黒い体に良く似合って、黒のTシャツを着た高橋さんにぴったりと寄り添っている。
このあいだまで、いつもお父さんの手につかまっていた春くんが、その手を離れオビワンのお兄ちゃんに変身している。
しかし長沼のしっぽの会に保護されていたオビワンは、一転した自分の環境にまだ慣れず戸惑っている様子だ。
股の中にきゅっとしっかり巻き込んだシッポの状態から緊張感が伝わってくる。
高橋家の家族の一員として迎えられた昨日の初めての夜は眠れなかったようで、、、
そしてそれを感じた高橋さん夫妻も子ども達もやっぱり眠れない一夜を過ごしたと言った。
眠れずにいるオビワンを敏子さんがヨシヨシしていると少し安心し、手を放さないで欲しいと要求するので
自分の布団をオビワンのそばにひいて寝たのだという。大笑いしながら、胸はきゅんとして目頭は熱くなる。
オビワンに認めてもらおうと、草の上にしゃがんで目を見ながら話しかける。「おて、できるよ」といずみちゃんニコニコ。
ほんとだ!!私の手に自分の手をチョンと載せる。何度でも「おて」をする。 しかし、めは宙に泳ぎ心は上の空。
その光景を遠巻きに見ていた雄犬のタチが、いつ来たのか私の背中に片足を上げシャッとマーキングした。一瞬のことだ。
そのタチは4匹のうち一番弱気で、いつもカブやターマにご飯を横取りされても、戦わず空腹に耐えている。
そのタチが唯一、その時、私にマーキングした。4匹の代表としてかのように。
そして、初めて気づいた。シェパードの様なオビワンの不安な心の中が、巻き込んだシッポで分かるように
身体が小さくて遠慮ばかりしている様に思えたタチのシッポはいつもピンと上に向かって、悠々としている。
案外タチの日常はヒトが思うほどおびえてはいないのかもしれない、とオビワンによって気づかされた。
(おい、おまえなあ、おれたちのカアチャンだぜ、なれなれしくするなよな。)ってとこなんだろうか。。。。
そんなタチの心に触れたような気がして、「こらー!」と怒りながら、胸はキュンとして目頭は熱くなる。
からだは、ほんとうに正直だな。隠せない。どんなにスマしていても恥ずかしければ顔が赤くなる。
どんなに薄い胸でも、感動すれば勝手に厚く、ちがった、、熱くなる。