先週刈り取った蕎麦の乾燥が終わり、唐箕(トウミ)にかけて
綺麗にする作業が残っている。
「おい、手伝え」 午後の日だまりでのんびりと繕いものをしていたら
声がかかった。「へい、へい」と野良着に着替えて出かける。
大きな長方形の箱形になった乾燥機の中に草や草の種、野の花
に混じって黒い蕎麦の実がちらほら見える。(草の方が多いんでしょ)
案の定、唐箕の入り口で絡んだ草をいちいち棒でつつきながら
落としていく作業を、夫は唐箕の機嫌を損ねないよう集中して淡々と無言でやっている。
ということは、1回に10k弱の蕎麦を乾燥機から唐箕まで運ぶのはじぶんの役か、と理解。
疲れないように、最小限の力で効率よく乾燥機からその10kを袋に集めて夫の手元に運んで行く。
その合間に吹き飛ばされて溜まっていく草を袋に詰めて横付けの軽トラの荷台に載せて整理していく。
ああか?こうか?と無い知恵絞り出しながらようやく(これだ)という流れを見つけ出すと後はただやるだけだ。
乾燥機の中に広げてあったときは(今日中に終わるのか?)と思ったが、明るいうちに片付けまで終わる。
選別された蕎麦の実が黒々と光っている。(あれ、思いのほか沢山あるね)
いつも打ち合わせなどは一切無く、お互いが自分の役を無言(省エネ)で手探りしながら流れをつかむ。
毎年同じ事のように見えるがその都度の条件や状況は全くちがうからどの作業も一生に一度感覚だ。
「これからキノに映画見に行かないか?」滞りなく作業が終わりニコニコ顔の夫(ご機嫌だな。。)
「うん、、」夫のご機嫌な気持ちを受け止めたものの、家に帰ると疲れがどっと出て、映画鑑賞の気分ではなくなってきた。
「ねえ、ほこりまみれだから温泉に行こうよ、疲れたから映画には行きたくない」「そうだな」
あっけなく予定変更。お互いの気分が良いと何がどうなろうが心は平常。 よかったよかった
綺麗にする作業が残っている。
「おい、手伝え」 午後の日だまりでのんびりと繕いものをしていたら
声がかかった。「へい、へい」と野良着に着替えて出かける。
大きな長方形の箱形になった乾燥機の中に草や草の種、野の花
に混じって黒い蕎麦の実がちらほら見える。(草の方が多いんでしょ)
案の定、唐箕の入り口で絡んだ草をいちいち棒でつつきながら
落としていく作業を、夫は唐箕の機嫌を損ねないよう集中して淡々と無言でやっている。
ということは、1回に10k弱の蕎麦を乾燥機から唐箕まで運ぶのはじぶんの役か、と理解。
疲れないように、最小限の力で効率よく乾燥機からその10kを袋に集めて夫の手元に運んで行く。
その合間に吹き飛ばされて溜まっていく草を袋に詰めて横付けの軽トラの荷台に載せて整理していく。
ああか?こうか?と無い知恵絞り出しながらようやく(これだ)という流れを見つけ出すと後はただやるだけだ。
乾燥機の中に広げてあったときは(今日中に終わるのか?)と思ったが、明るいうちに片付けまで終わる。
選別された蕎麦の実が黒々と光っている。(あれ、思いのほか沢山あるね)
いつも打ち合わせなどは一切無く、お互いが自分の役を無言(省エネ)で手探りしながら流れをつかむ。
毎年同じ事のように見えるがその都度の条件や状況は全くちがうからどの作業も一生に一度感覚だ。
「これからキノに映画見に行かないか?」滞りなく作業が終わりニコニコ顔の夫(ご機嫌だな。。)
「うん、、」夫のご機嫌な気持ちを受け止めたものの、家に帰ると疲れがどっと出て、映画鑑賞の気分ではなくなってきた。
「ねえ、ほこりまみれだから温泉に行こうよ、疲れたから映画には行きたくない」「そうだな」
あっけなく予定変更。お互いの気分が良いと何がどうなろうが心は平常。 よかったよかった