大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

コケコッコー!!!!

2020-05-25 | 日記
金曜早朝5時前、畑を耕すトラクターの音が響いてきた。   
(あれ?とおちゃんもう動いているのか?働き者だな・・)と布団から出て    
夫のベッドをのぞくと・・・・(なんだ、まだ寝ている)  
働き者は隣の畑のヤマウチさんだった。若者はパワフルだな。  
カラスがやかましい。この時期は巣立ちの時、子らを見守る親鳥たちはハラハラドキドキ。   
タチが面白い吠え方をしているので(なんだ?)と近くに行くと  
タチの目の前で長い身体を長々と伸ばしてひなたぼっこをする青大将だった。
いつもタチが昼寝をする板の上で寝ている。(オイ!どけよ!そこ、オレの場所だ!)青さん知らんぷり。
あ、小太郎がハルユキさんと散歩に来るな。。お、宅急便のお兄さんだ。。。。吠え方でなんとなく解る。
夫が配達から戻る時は、いったいどの辺りの距離でエンジン音を認識するのか、2匹がクーンクーンクーンと
慕うような声で鳴くので、おっ、帰ってきたな、と直ぐに台所に立ち、たった今までゴロゴロしていた残像残さず。

「今、南2西25辺りにいたら突然具合悪くなって、、、上見たらこんな形の物があって、、、他の人に言うと
変な人って言われて、、ここなら言っても大丈夫と思って。。」と毎週野菜を買いに来るお客さんがつぶやいた。
(え?私、変?一応人前では気をつけているつもり。。何処がどう変かは夫も友人たちも口をつぐむ・・・・)
ま、いいや、ここまでこれで生きてきた。これはファイブジーかあ?。。AUも雪まつりに実験してたみたいだけど、
KDDIの5G設置情報を見ると3月末から更別村の一部で、4月以降札幌駅、バスセンター等々順次拡大、って
未来の夢の実現に5Gが無くてはならない存在になると、推進する側は良いことだけを言う。原発もそうだった。
5Gが人体に及ぼす悪影響は計り知れないという。ガラケイ時代から携帯電話の電磁波は大問題だった。
数年前、海外に行く娘とLINEで無料通話するため、電話料金惜しさにうっかりアイフォンに替えた。
ケーズデンキで買ったばかりのアイフォンを車の助手席でいじっていたら具合悪くなり家で寝込んだ。
「ばかだ!ホントに自分は馬鹿だ!返そう!」と思った。が、、無料の一言と恐い物見たさの好奇心に負けた。
時々ケイタイ持つ手がしびれたりするが、便利さに負け使い続けて今日に至る。。。。。
数年前胸ポケットにいつもケイタイ入れてた大久保さん(男性)が乳がんの手術をした時も怖さを実感したのに。。。
コロナの発端中国武漢は5Gの工場があり、世界中の5Gとコロナ関連を伝える記事がインターネット上を賑わす。
世界ではベルギー、イタリア、スイス、アメリカの一部の市や州などですでに5Gの実験、導入禁止措置、
規制強化等が日々進んでいると伝えている。ニッポン国、新聞社も放送局も知っているのに知らんふり、、、
いつの世も叩けば埃まみれ、忖度まみれの亭主族、そんなんで大事な家族護ってるつもりかい。誰もうれしくない。
毎日家族の笑顔と健康を願い台所に立つ妻や、帰りを待つ幼子たちのまなざしを感じる余裕を取戻してよ。
そしたらお礼に婆さん鳴いちゃうよ♪夜明けは近いぜ、こけ、こけ、コケコッコーーオウオウ!!!!♪♪

◇こんな記事見つけました。〈ペットボトル茶・缶茶はお茶ではありません〉
https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/a5fdb504607a68eca5e093e7d7ffd0b7


ぷろじぇくと・えっ?くすっ!

2020-05-18 | 日記
土曜日は快晴!冬の間窓の外側と内側に張っている風除けのビニールを
剥がし、窓を全開にして風を入れた。気持ちいい!
ここ10年はこの時期農作業に忙しくていつも張りっぱなしになっていた。
今年は田んぼの事は心配しなくて良いので本当に楽だ。
当事者の時は夢中なので大変だとか思っている暇は無かったが、
やらなくても良いとなったら、もうあんな緊張感は味わいたくない。
毎年田んぼに注がれていた夫のエネルギーは今水道工事に向けられている。
我が家の飲み水は、向かいのマオイ山から流れてくる小さな川からホースで引いて浄水器にかけているのだが、
毎年1-2度大雨が降るたびに川が暴れホースに泥などが詰まり復旧作業に時間を取られてきた。
いよいよ抜本的解決策として、ホースを川に沿った畑の中に埋込み100Mほど上流まで伸ばす工事に着手。
測量計で高低差を測り勾配を見ながらリースで借りたユンボで溝を切った。上流側は深さが2Mにもなっている。
今日開通っていうので日曜午後見学に行く。(どれどれ・・・)
ながーーーーーーーーーーーいホースを溝の底に置き先端を川の中に。。。あれ。。だめだな。。。。。。
勾配が足りず、、水がホースを流れない。夫がっかり、ちょっとイライラしてきた。見学者まで呼んだのにね。
あと一息、もっと掘るか、どうする、こうする、ああでもないこうでもないと無い知恵絞る。
そういえば、あっちの畑の隅にホースころがってたよね、、、あった!軽トラで引っ張りだしたら10M位有る。
ずるずる川の中まで運びお尻水に浸けながら繋ぐ。どうだ?。。直径10センチほどのホースを持ち上げてみる。
最初はチャプチャプと音がして軽いがみるみる重たくなって水がホースを満たし流れていく。
追いかけて行くと家側の地点に流れ着いている。おお!開通!!”地上の星”が頭の中に鳴り響く。プロジェクト・エーックス!!
20年前、何かに使うかも、、と誰かが要らなくなったのを貰ってあちこちに置いてあった黒い太い長いホース。
今までも水の補修工事に使ってきたが、最後の1本がちょうど必要な長さで今日のために畑の隅でジッと出番待ちだった。。。
20年だよ、待ちくたびれたね、お疲れさん。これから最先端で活躍してよね。
玄関の横に手洗い場を作って欲しいと提案し続けて10年。借りたユンボが大活躍、その気になればそれも完成。
なんだ、こんなに簡単なのに10年がかり・・・青函トンネル工事のこと思えば、早すぎるくらいだが。。。はははは

2020農作業始動

2020-05-11 | 日記
ぽかぽか陽気だ。車で走っているとあちこちの貸し農園らしき空間では
どこもマスクをした人たちがせっせと畑仕事に精を出している。
隣の区画とは充分に距離がある。マスクは風除けの防寒かもね、と想像。。
周りの農家も一斉に農作業始動!!すでに水が入った田んぼもある。
追この間まで眠っていた畑があっという間に整って植え付けが始まる。
早い早い!!大きなかぶの田んぼを引継いだ斉藤圭太農場も
毎日の作業の進行状況が国道を走りながら見える。
(お、がんばってるな!)心の中ででエールを送る。
周りから刺激をもらって夫も10年間放っておいた山の畑にいよいよ本腰入れる時が来た。
何からやろうか、、、、やることが山積みで楽しくって仕方が無いって感じが伝わってくる。
あっちやりながら、こっちにも手を付け、、そっちもやって、、、、段取り悪くない?、、、、が、そういう自分は
倉庫で段ボール片付けながら、ふっと外見たら、(あ、わすれてた)と山積みの野菜くずを堆肥場に運ぶ。
(疲れた、ちょっと休もう・・)と家に入りお茶淹れて二階に上がって途中になっている繕いをする。。。
窓からクロがこっちを見ている。「クロー!」と呼ぶとシッポパタパタ振る。そうだ楡に挨拶するの忘れてる。
「楡さんおはよー」しーーーーーーん  あれ?楡は機嫌が悪い・・・いつもならバサバサ枝を振る。
集中して長老の枝に向かって(元気ーー?)と心の中から呼びかける。(・・・・・ああ。。)かすかに枝を振る。
よかった、返事した。大きな楡の木はこの家の守り主。自分たちが来るずっと前からここに居る。ちょっと偏屈。
正面のニセアカシアや栗の木やあっちやこっちに話しかける。ワサワサざわざわサラサラ各々が連動して揺れる。
こんなことしてる妻を夫目線では(なにやってんだ。早くしろ!)となり。。。。そうだね、お互い様だった。
誰かが言った、60過ぎたらギフトの人生。毎日腹の底から自分を笑ってやる。あんな自分こんな自分を。
生きてるだけで丸儲け。   これぞ世界の平和に続く道。。。か?


新世界の幕が開く

2020-05-04 | 日記
ウグイスが鳴いた。目の前のマオイ山の奥からホーホケキョ♪ケキョケキョ♪
鳴き声はだんだん近づいてきて今日はすぐそこの木の枝の辺りから聞こえてきた。
家の前でいつの間にか大きくなったコブシが咲き始めた。
去年は初めて2つだけ白い花を咲かせた。今年は数え切れない蕾みを付けた。
庭のあちらこちらに水仙の黄色い花が開く。イラクサ、よもぎ、イタドリ、、、、
、、自然界の営みは淡々粛々嬉嬉快快、(コロナってなにー?)って感じ。。。。。

じぶんのやりたいことが軌道に乗り、日常が充実してきたせいか、たまにしか連絡をよこさなくなっていた岐阜に住む娘だが
昨今の状況下で保育園お休み。5才の息子と家に閉じこもる生活が続き、頻繁にテレビ電話が掛かってくるようになった。
ババに孫の相手をさせてじぶんは一寸息抜き、、、ってところだ。いいよいいよ、それくらい。一家の平和が掛かっている。
娘のストレスをよそに、孫は実にくるくると独り遊びを楽しんでいる。だからといってババが画面に映ればちゃんとじぶんの世界から
降りてきて「ばーちゃん見て見て!」「ばーちゃんタチとクロ何してる?」「ばーちゃん○×△◇。。」今、その時を生きる。
車やレゴブロックも好きだがお気に入りの熊のぬいぐるみにじぶんが使わなくなった紙おむつをはかせてお世話をしている。
愛おしい気持ちで接しているのが伝わって来てババは胸がジンとする。母のストレスにフェイントかけながら巧みに人生切り開く。

あるとき「この間、ケンジ(婿さん)があたしのこと叩こうとして初めて手を上げたんだよ。」と娘(あんたが怒らせたんだろ、)
「サイテイ!って思って隣の部屋に引きこもった」(サイテイってどっちの台詞だ。。)日常の様子を想像し常に全面的に婿の味方。
家事能力極めて低い娘をよくぞうっかり選んでくれました。ヤル気になればやるのだが、その気にさせるにはエサが要る。ふざけるな。
「ホントにいいの?」何度も念押したのに「先物取引です」と余裕で言った婿。大穴狙いか?あれから9ねん。。。残念でした
余裕だった堪忍袋はパンパンに膨らんでいることだろう、気の毒に。ここまで来たら「親の顔がみたい」とはもう言わせない。
一対の夫婦として強く影響し合って築いた9年間。あなたはわたし、わたしはあなた。お互いは映し鏡。
・・・・・・「で、謝った」「あら!偉いんでしょ」 「ううん、謝ったのはケンジ。あんな言い方して悪かったって」「・・・」
娘が隣の部屋に引きこもると、父と母の一部始終を観察していた5歳児がつぶやいた。
「パパ、あの言い方はママには通用しないよ」 その一言で婿はスピード感をもって作戦を変更したのだな。。。ふむ
娘がどれだけ二人に大変な思いをさせているか、、産んだ者として内心自責の念に打たれ、ため息出ること幾度。が・・・・
ふと、(それでいいのだあ!)(だいじょうぶだあ-)降りてきたバカボンパパと志村けんに肩叩かれた。ポン、ポン

そうだ、新しい世界が始まった。誰にも何にも依存せず服従せず、個で安定して自立する。各々が自由に自身を運営していくのだ。