大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

22歳の出会い!

2013-10-30 | 食生活
冷たいみぞれ雨が降って いよいよ冬が来る気満々だ。
毎年毎年、忘れもせずに、まじめに、誠実に、淡々とやってくる。
好かれていようが嫌われていようが、きちんと来るところが感心だ。胸を打つ。 
  ニンゲンならなかなかできることではない。 神か仏の域だな。
その冬が来る前にやることは山のようにある。
春は春でばたばたと忙しいが、あっという間に秋が来てまたばたばたと忙しい。
霜が降りたらいっぺんにさよならだから、家の周りのミントや唐辛子や
ハウスの中のセロリ・バジル・山椒の葉などを取りきって乾す。
家じゅうに葉っぱがぶら下がっている。
自然療法の本や野草の本を開けば、家の周りの野菜や草花のほとんどがひとのからだに薬の役割を担っている。
傷み止め・咳止め・利尿・造血・排毒・強壮・・・・・美肌・・・・・あらゆることに対応している。
雑草とよばれる草だらけの庭が「薬箱」に見えてくる。
ああ、この星では植物とひとはペアなんだ。。。 と つくづくおもう。そして感謝が湧き上がる。 
ありがとう ありがとう ありがとう
 思えば35年前、臨月のお腹を三浦海岸の夜の岩場に横たえて釣りなどしていた無謀な妊婦生活により
9ケ月に入った日に破水し、葛飾日赤で早産止の注射をうたれながらも1998gの未熟児で
この世に誕生した息子健太郎の育児は、育児書を読んだら不安ばかりで押し入れに仕舞い込んだ。
若干22歳の超未熟な母の我流育児でもなんとか息子は生きて、0歳児から葛飾区西亀有保育園にお世話になる。
職場の上司、自分と同年代の保母さんたちや同じ園児のお母さんたちの存在にどれほど支えられたことだろう。
その時、一冊の本に出会った。『家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当て』東条百合子箸
それまで見向きもしていなかった草や野菜のその愛の深さが詰め込まれたこの一冊に真理を見た。
幸いなことに息子も娘も元気に育ち、さほど実践するまもなく大きくなったが、いつもこの本が心を支えてくれた。
そういえばこの本の存在をおしえてくれたのが保育園で出会ったチョンスの母のクジャさんだったと気づく。
あれから20数年経て、細く長くつながっていた縁が太く力強くなって自分の目の前に差し出された。
感謝 感謝 感謝
『結核菌は酸性の血液の中で喜んで育つがアルカリ性の血液では死んでしまうんだ。栄養を取るなんていって
動物性の食品ばかりとっていては、血は汚れてばい菌は喜んで巣食う。まず、頭を切り替えて血を浄化する
食べものをとれ』と医師ですが食養法を学んだ兄の友人に教えられ、私は、そうだこれこそ真理だと思い
玄米菜食の自然の食物に大転換しました。
そして、生命力旺盛な野草のエネルギーを感謝しつついただき、自然のなるべく古いみそ、しょうゆ、たくあん、
梅干し、海草、小豆、黒豆、ごま、稗、あわ、鯉、小魚等ごく自然な食物によって驚く程の回復をしました。
そして、外からは家庭でできる自然の手当法を実行しつつ、医者もさじをなげた結核から立ち上がらせて頂きました。
      家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法 東条百合子箸 より

コンバインで稲刈り

2013-10-30 | 日記
  ついに今年も10月となり、朝夕の寒いこと。 
 札幌から帰宅の道中、北広島市の西の里に入るころから少しずつ気温が下がりはじめ、
 北広島市の大きな交差点から長沼が下に見える頃には、車内に入ってくる空気が急に
 冷たくなり、暖房を入れたくなる。
 26日の木曜日の朝、外に止めてある軽自動車のガラスが結露し、おまけに凍っていた。
 今シーズン初めてのこと。 その夜から薪ストーブに火を入れ始めた。
  秋が深まってくる、稲刈り、豆刈り、蕎麦の実落し、そうそうまだ 芋ほりも残っていた。
 それに、薪切り、薪運び、畑の片づけ等仕事が山積み・・・・・。
  稲刈りは、はるか農園から古いコンバインを借りて整備して、いざ刈ってみると稲も短く、草も多く、機械に草が詰まって
 しまい巧く刈りとれない。先輩の前田さんに言わせると、「旧式で大きなかぶの田圃では草が多くて使えない」と言う。
 そこで、前田さんの新型のコンバインで刈り取ってもらうことになったのだが、それでも3分の1位約7反(約2100坪)ほど
 刈ったが、やはり草が詰まってダメ。
 そこで、隣の28区のNさんの大きな汎用コンバイン(大豆、麦、蕎麦、米などを刈り取れる)で刈ってもらうことになった。
  28日の午前11時に大きなコンバインが到着。早速前田さんが刈り残した田圃から刈り出し全部の田圃の稲を刈り終えたのは
 なんと12時30分ごろ。1時間半で今年の稲刈りが全て終了。後は乾燥と手刈りの稲架掛け米の脱穀。
 恐るべし機械力。頼もしい若者チョンス!




        
この大型コンバインだと 我々の手でしこしこと1週間もかかりそうな広さを4時間ほどで刈り取ってしまった。


刈り取った稲を機械の中で脱穀し 籾の状態にしてトラックで乾燥機に運ぶ。

2013稲刈り

2013-10-30 | 食生活
  稲刈りが始まった。
 米を作り始めて3年目、今年は師匠の山崎さんの手を借りずに独り立ち、と思いきや
 春の寒さで苗づくりを失敗し、と”寒さ”の所為しにている自分がいる。
  実際には、他の生産者は今年も例年通りに収穫している。
 今年は、秋に雨が多くて収穫適期になったのに、まだ収穫していない農家がいる。
 田圃の水は引かないのでコンバインでの収穫が出来ないでいるのだ、無理に入ると田圃を
 泥んこの海にしてしまう。 そうすると 渇きが悪くなり この後の作業に支障をきたすのだ。
  昨日、夕方手での刈取りをしていると、苫小牧の農家友達が来て、苫小牧方面では
 これから稲刈りを始めるそうだ。 やはり 苫小牧は寒いのだ。
  米づくりは、難しい。長年つくってきた人に訊いても、「米づくりは一年に一度しかない。50年やっても50回しかできない。
 毎年、天気が違うし、同じ年はないので、毎年新米農家みたいなものだ」と言う。
 本当にそう思う。 真剣に取り組まなければ いいコメはとれない、いい農家になれない。
 3代目の為にも、一緒に頑張ろう。

2013稲刈り

赤峰勝人 講演会

2013-10-30 | 日本を考える

赤峰勝人講演会のおしらせ

 子育て中のお母さんへ
   私達を取り巻く環境は目まぐるしく変化し、喘息、アトピーなどアレルギーに苦しむ子供
  は増えるばかりです。また、大人も子どもも様々な問題を抱える子が少なくありません。
   いつの時代も変わらないこと・・・それは、人は食べなければ生きていけない、と言う
  ことではないでしょうか。
   「食」により身心が育まれ命がつながっていきます。未来を創る子どもたち、その子どもたち
  に命をつなぐお父さん、お母さんに、そしてすべての人たちに。
   土や自然の役割、食と健康のつながり、心や宇宙の話まで、大地からの力強いメッセージ!
  大分弁でとっても楽しい赤峰さんのお話を、ぜひ一度、二度、三度と聴いてみませんか。
 ※ 託児(一歳以上)の予約を受付けております。 但し、完全予約制です。ご希望の方は ご連絡下さい。


  ◎農薬は悪そうだが、何故化学肥料までいけないのか??
  ◎アトピーは病気ではない  百姓だから言えること・・
  ◎お塩の大切さ
  ◎血液は小腸で作られる
  ◎断食にまさる治療法はない!なぜ?・・・
  ◎陰陽の話し
  ◎なぜ病気になるのか 病気の原因とは・・・・
  ◎完全無農薬 無化学肥料での野菜・米の作り方それは循環農法
  ◎玄米のすばらしさ
  ◎神草 神菌 神虫 とはなにか?
  ◎そしてほんとに楽しい人生を送れるようにするには・・・・・






   循環のはなし
     日時/2013年11月17日 (日曜日)  開場13時  開演 13時30分 ~ 17時

    陰陽講座
     日時/2013年11月18日 (月曜日) 開場17時 開演 17時30分 ~ 21時

    場所 循環のはなし・陰陽講座 共に  
        ホテル ユニオン  札幌市中央区南3条西12丁目   011-561-6161

      入場料 当日券 ¥2000   前売り券 1500円 大きなかぶで販売しています