大雪が鶏小屋の出口を塞ぎ、いちいち除雪して開通させるのが面倒になった夫が
今年もまた、妻の遊び場であるハウスの中にメンドリを放した。
メンドリは、喜々として土を蹴散らしては、中にいるらしい虫を探したり、砂浴したり、、、
あげく、そこいらじゅうにポロンぽろんと糞をして、もちろん片付けない。
去年の自分なら許し難く、メンドリには勿論、夫のメンドリに対する愛に嫉妬した。
夫によって、じぶんの心の狭さが更に浮き彫りにさせられることが不愉快なのだ。
しかし、今年のじぶんに変化が来た。メンドリの撒き散らす糞に動じない。
去年メンドリがいなくなった時、「たまごを産まなくてもいいから傍にいて」と思う自分に
出合ってから、少し心の中が広がっていたのだ。
そんなこんなで私が変るとメンドリも変った。
以前、薪小屋に続くハウスのドアを開けて外に出るとき、メンドリがついてくる。外に出たらすぐにドアを閉める。
ハウスの中を汚して欲しくないので、なにかにつけては外に締め出した。
だから、メンドリは私がドアを閉めようとするとそれを察知し、瞬時にサッとすばやく中に戻るようになった。
相手がそう来ると、こちらのイジワルな気持ちが一層引き出され、じぶんのセコサを嫌というほど見せられた。
それがどう変ったかといえば、ドアを開けて外に出るとメンドリが付いてくる・・・
わたしはドアを開けたまま中に入る。メンドリが思い切り外の空気をすっていつでもまた中に入れるように、と
メンドリは、いつドアを閉められるか。。と緊張することなく悠々と外気を全身に浴びている。
種も言葉も異なるメンドリとわたしに、ようやく愛と調和がもたらされたのだ。
昨日の朝、メンドリがたまごを産んだ。今までこの寒い時期には立春までけっして産むことが無かったのに・・・・
相手のありのままを受け入れる。そんな当たり前のことが、メンドリに対してさえ四苦八苦、ましてや・・・・

冬の防風林

山羊飼いの師匠 山田さん

長沼スキー場

長沼の平野から 樽前山を見る


雪でつぶれたビニールハウス はるか農園
今年もまた、妻の遊び場であるハウスの中にメンドリを放した。
メンドリは、喜々として土を蹴散らしては、中にいるらしい虫を探したり、砂浴したり、、、
あげく、そこいらじゅうにポロンぽろんと糞をして、もちろん片付けない。
去年の自分なら許し難く、メンドリには勿論、夫のメンドリに対する愛に嫉妬した。
夫によって、じぶんの心の狭さが更に浮き彫りにさせられることが不愉快なのだ。
しかし、今年のじぶんに変化が来た。メンドリの撒き散らす糞に動じない。
去年メンドリがいなくなった時、「たまごを産まなくてもいいから傍にいて」と思う自分に
出合ってから、少し心の中が広がっていたのだ。
そんなこんなで私が変るとメンドリも変った。
以前、薪小屋に続くハウスのドアを開けて外に出るとき、メンドリがついてくる。外に出たらすぐにドアを閉める。
ハウスの中を汚して欲しくないので、なにかにつけては外に締め出した。
だから、メンドリは私がドアを閉めようとするとそれを察知し、瞬時にサッとすばやく中に戻るようになった。
相手がそう来ると、こちらのイジワルな気持ちが一層引き出され、じぶんのセコサを嫌というほど見せられた。
それがどう変ったかといえば、ドアを開けて外に出るとメンドリが付いてくる・・・
わたしはドアを開けたまま中に入る。メンドリが思い切り外の空気をすっていつでもまた中に入れるように、と
メンドリは、いつドアを閉められるか。。と緊張することなく悠々と外気を全身に浴びている。
種も言葉も異なるメンドリとわたしに、ようやく愛と調和がもたらされたのだ。
昨日の朝、メンドリがたまごを産んだ。今までこの寒い時期には立春までけっして産むことが無かったのに・・・・
相手のありのままを受け入れる。そんな当たり前のことが、メンドリに対してさえ四苦八苦、ましてや・・・・

冬の防風林

山羊飼いの師匠 山田さん

長沼スキー場

長沼の平野から 樽前山を見る


雪でつぶれたビニールハウス はるか農園
