大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

コロナ君

2020-02-24 | からだ
日曜日、外は嵐だ。昨夜から強い風が吹き荒れていた。
世界中、日本中、道内もコロナ、コロナ、の大合唱だが。。。。
自然災害の恐怖さめやらぬ中、次は新型菌の洗礼か。。。。
大きなかぶ、マスクが無いし、人前に立つのもはばかられる。
世間の情報が余りにも過剰過激なので、適度に足並み揃えなければ
不届き者の烙印を押され、そちらの心配の方が大。。。ってか?

群馬県、マクロビオティック和道の磯貝昌寛先生の2/4のブログ情報にによれば
『ウィルスは身体の中の不要なタンパク質をエサにしてくれているありがたい存在です。
不安におののくよりも、からだの中をきれいにしてくれてありがとう、という気持ちでいる方が
精神衛生的にも免疫力を高めてくれるものです。
私たちの生命力はそうやわなものではありません。 』と言ってくれています。
『日常の食生活については、過剰な動物性の摂取は控え、腸の調子を整える本葛を使うと良いです。
リンゴジュースで葛湯や葛練りをつくっても良いでしょう。
過去に沢山動物性を食べてきた人は、椎茸スープ、野菜スープ。干し椎茸と乾し舞茸を煮出したスープ、
そのスープに大根おろし、生姜おろしを入れてみたりして、美味しく感じられるものを見つけてみて下さい。
【おいしい・気持ちいい・心地いい】ことが免疫力を高めてくれます。』
上記抜粋しましたが、全文は左側ブックマーク欄、「マクロビオティック和道」のブログをご覧下さい。

本能、、、

2019-03-25 | からだ
天気は冬に逆戻り。周りの景色も真っ白白。
去年の台風で倒れて機械で刈り取れなかった近所のデントコーン畑は
白鳥と雁の大群で埋め尽くされている。なんで餌のある場所分かるのかな?
こうして、本能で餌場を嗅ぎつけ生きて帰えれるものもいれば、
近年は季節の巡りが変化し渡り鳥のリズムに合わなくなり、エサを得られず
多くがいのちを落とすのだという。ミツバチなどは花の開花時期とのリズムが
合わなくなり、生きていけなくなっているのだという。
本能全開の渡り鳥や、ミツバチのような存在でさえそうなのだ。
とっくに本能捨てた人間は、脳にありったけの情報を集め、生き残り掛けるが、果たして。。。。。
国中に張り巡らされた見えないオリやサクに守られているという思い込みを「えい」と手放すのは勇気がいる。
痩せ衰えるだけの本能に歯止めかけんと”なんちゃって野生の王国暮らし”20年の大きなかぶだが、
とくに公式発表するほどの成果なし。宝くじの当選番号を嗅ぎわけ引き寄せる第六感も嗅覚も全く開花せず。。
しかし、連日春とは名のみの寒さの中、本能丸出しとばかりに眠気が襲ってくる。
  しばらく足のかゆみを訴えていた夫はなるべくガリガリ掻かないようにしていたが、先生に経過報告すると”掻いて皮膚を剥がす”という行為も含めて排毒だという。かきむしっていいんだ!と目からうろこだった。
今更ながら、痒みと掻くはセットだったのだ。痛みと手当てもセットだ。痛い所に手を当てたくなる。当てれば楽になる。さがせば、あれもこれも、まだまだ本能残っている。これ以上枯らさないようアンテナ立てる。


塩断ち(無塩食)

2019-03-10 | からだ
今日こそ今日こそ、、、今日こそ、、、と思っているのに
いまひとつ進まない確定申告。。。。。。。
ちょっとやっては目がしょぼしょぼして、家の中うろうろして気分転換。
気分転換したはずなのに、机に戻れない、、ま、きょうはいいか、、、
と毎日が過ぎてきた。。。。今週こそやるぞ、やろう、やれるかな。。。

二泊三日の塩断ち合宿から戻った夫は、一時的な塩切れでふわふわ
して、重たい物を持つたび「はあ~~、ふう~~~」と情けない風だった。
が、魚の毒がたまりやすい右足のふくらはぎから下が真っ赤になってかゆくなり排毒がすすんでいる。
ビワの葉の焼酎漬けをぴしゃぴしゃつけてかゆみを凌いでいるが、いつまで出続けるのか興味津々。
もっともっと野菜(カリウム)を送り込んで魚(ナトリウム)を中和していく必要がありそうだ。。。アオムシ作戦
以下、塩断ち(無塩食)資料を読みながら抜粋要約してみます。
『人間にとって塩は無くてはならない大事なものだが、飽食と肉食の進んだ現代、それらの食から取り込まれた
ナトリウムでエネルギー保持されているのだが、同時に細胞壁(膜)に毒素も蓄積され、普段はなかなか出てこない。
過剰なナトリウム濃度を薄めるために、塩断ち(無塩食)をする。一時的に血液中のナトリウム濃度は下がるが
身体は血液を一定に保つ恒常性(ホメオスタシス)があり、すぐに細胞壁(膜)のナトリウムを血液に放出し
濃度を一定に保たせる。その時毒素も血液中に放出され、これが排毒反応として、発熱・傷み・かゆみ等々
に繋がっていく。血液中に放出された毒素を分解解毒して排出しなければ病気は治らず、塩断ち合宿を通して
そのコツを学んでいきます。塩断ち(無塩食)はマクロビォティックのひとつの応用です。
現代のガンや生活習慣病の方々が塩断ち(無塩食)を排毒促進に活用することは意味のあることと思います。
時々塩断ちを実践し、身体の毒素が減少してくると、塩ほど大事なものは無いと実感するようになります。』
 〇断食が合う体質、合わない体質、無塩食が合う体質、合わない体質のひとがいます。ご相談ください。
    マクロビオテイック和道 磯貝昌寛 HPは大きなかぶのブログのブックマークからご覧いただけます。

 からだの中みえないから見ようとしなかったけれど、、、精密な科学工場だった。

からだ

2019-03-03 | からだ
ぐんぐん雪解けが進む。周りの農家は早々と畑に融雪剤を撒いている。  
しかし、このまま春になるわけがない。。。。。と空に暴言を吐く。
「ゆくりしてこい」と妻を半断食に送り出した夫は、さっさと申込み済ませた
「塩抜き合宿」に行ってくる、と翌週末に2泊3日で群馬に出掛けて行った。
夫は冬になると寒い寒いとストーブぼーぼー燃やし、布団何枚もかぶって寝る。
湯たんぽが無いと寝られない。なのに冬でも生野菜食べたがる。
訳が分からず6-7年前までは陰性体質と思い込んでいたが、真逆だと判明。
夫は尾岱沼生まれ、釧路育ち、静岡で学生時代を過ごし釧路で働き
毎日毎日、海辺で海の魚を食べて半世紀。ここ20年も生魚、干物、タコ、イカ甲殻類も大好き。
細胞は古い塩と新しい塩でぐんぐん締めつけられて超陽性となった全身細胞はカチカチ山のたぬきドン。
塩漬けの細胞は弾力を失い酸素が行き届かず、冬になると血行不良で寒がるのだと分かった。
古い塩を抜いて細胞を正常に戻す必要があるが、仕事しながら2-3日塩気を取らずに生活するのは難しい。
いちどしっかり学んで来てもらわなければ、、と思っていたところ、磯貝先生が塩抜き合宿を始めたことを知る。
現代人は肉・魚中心の極陽食とアルコール・砂糖・添加物等の極陰物質で体は複雑に病んでいるそうだ。
若い時には体力で切り抜けてきたが、、心さん腎さん肝さん脳細胞さん皆々さん、62年間唯々ダダ働き。
目の下のクマも、シミ・シワ・シラガ、、、、すべて内臓の状態が表面化しているそうだ。
朝と午後、一日2杯の珈琲がどれだけ自分を幸福にしてくれるか。が「コーヒーは肉食の人の飲み物ですから
ひわさんは飲まない方がいいです」先生が真面目な顔できっぱり。(肉たまに食べるんだからいいと思ってた)
(○○ちゃんにはコーヒー飲んでも大丈夫ですよって指導してたのに、、彼女は肉食女子だったのか?。。。)
で、この際決心して珈琲なしの人生を選択し、あれから2週間。(来客には淹れるが、香りだけで満足できる)
鼻の横で二つつながっていたほくろが離れた。胃腸の疲れのお知らせの舌の先の縦のみぞが消えてきた。
           からだ、すなお、しょうじき、単純明快。そして複雑怪奇。

2018-05-13 | からだ
快晴!! 早朝から陽射しがばらばらと落ちてくる。
暑くなる前に外に飛び出し全身に太陽光線を浴びる。
ただ浴びているのは落ち着かず草取りをする。性分だ、、、、、
金曜日、歯科検診に札幌に出掛けた。検診は2年ぶりくらいか?
「前歯は良く磨かれていますが、ほら、この一番奥の裏に汚れが」
『あ、、そこ、、歯ブラシの角度がむずかしくて苦手なんです』
前歯周辺は、何度も教えられて歯ブラシの毛先を一本一本の歯に
正しく当てて、けっして力を入れずに静かに磨けるようになる。
それがうれしくて前歯に夢中になるうち、時間が押して奥歯はなんちゃって磨きで済ませてきた。
昔、前歯の真ん中に虫歯らしき黒い点を見つけた時、唾液をくちゅくちゅしてたら消えたことがあった。
だから唾液出していれば大丈夫と、どこかで思っている。が、裏にまで唾液届いておらず??
「今度は苦手な奥から磨きましょう」若くて可愛い歯科衛生士さんニコニコしながらきっぱり言う。
「ほら、奥のここ、虫歯になりかけてます、、先生に確認してもらいましょう」 
先生がどれどれと虫歯になりかけと言う歯をチエック。「正しい歯磨きで治りますよ」(ほっ、、、)
数年前、若い時に治療した歯のかぶせモノや詰めてあるものが突然一度にとれた。
小さな金属の冠なのに身体がものすごく解放されて数年そのままにしていたら、体調が悪くなる。
(歯だ、、)と直感し、紹介してもらった札幌の熊谷歯科に駆け込む。
治療の途中、1本治すたびに顎の骨が痛くなる。
ゆがんだ顎が正常の位置に戻ろうとして動くのだと言われた。
かみ合わせは最も侮れない。狂っていると力が出ない。身体中がゆがんでくるという。
直立した私の身体を先生の手が縦や横にちょっと突くとあっけなくよろめく。
「あら、もう少しね」と ほんの少しジジーっと削って調整すると摩訶不思議、
思い切り突かれても身体はよろめかず。
そんなことする先生にもびっくりしたが、歯、すごいね。奥歯、ちゃんと磨かなくちゃ。 
磨き方も重要だが、それ以上によく噛むことによって、歯の神経の中の液体成分が外に向かって浸出し歯の表面についている虫歯の原因「有機酸」を中から押し出すという。
噛むことで歯の根がしっかりと張る。噛むことの圧力で免疫物質が溢れ出て歯の表面を清浄化する。
などなど、イイことだらけ。頭は知っているのに一口30回が何故できない。。。
今度こそ喋らず噛むぞ。。。。
さらに、ボケ防止には噛むことが必須。これ以上の進行に何としても歯止めを!!
31年前に書かれた《噛み方健康法ーおどろくべき「噛む」効果 正食出版》を読んで意識を加速させる。


心臓はどうして動くのでしょうか?

2018-05-06 | からだ
雨が降り、マオイ山が薄緑に萌えだした。
家の横の楡もモコモコと芽吹き、、、山椒の葉も、ヨモギも、
イラクサもイタドリもグングン伸びる。山ブドウもぷっくり芽を膨らます
庭に黄色の水仙、タンポポが咲き、紫のムスカリ、ひめ踊子草、
山の奥の川べりにはひっそりと真っ白な水芭蕉。福寿草は終わってた。
各々の中に内蔵されたセンサーでいのちの躍動を繰り返す。
そして、人も、待ってましたとばかりに動かずにいられない、春。
周りの田んぼはいつの間にかすっかり土起こしされて水が入るのを待つ。
支笏湖から旅をした水が整備された用水路を通ってこの辺りのすべての田をまんべんなく潤す。
昔なら田の水を巡って様々な困難が生じていたのだろうが、人知の結集で毎年水が豊かに流れてくる。
おっと!なんと大きなかぶの田んぼも足並み揃い、すでに準備万端。
圭太早いぞ、やる気満々!!あとは苗がしっかり育ってくれますように。

先日、或る会食の席で『心臓はどうして動くのでしょうね?』と、Kさんが禅問答のようにつぶやいた。
「えーー?なんでだあー?」と今更ながらそんなこと考えた事もないよね、って一同、????
(あ、そだそだ、昔読んだ足揉みの本に書いてあった!!)と思い出す。家に帰ってすぐにその本を開く。
《しかしなぜ心臓が動くのか。それはすべてのものが渾然一体の無極、やさしくいえば宇宙ですが、
それが生み出す波浪(ハロウ)によって動いているのです。
波浪とは、一種の宇宙エネルギーと言えましょう。
これは1分間に18回のエネルギーの波を持っています。
海の波は風がなくてもおこり、1分間に18回、岸に打ち寄せます。
人間の身体がこの波浪を受けると、やはり1分間に18回の反応を起こします。
これが肺が一分間に行う運動である呼吸です。
宇宙エネルギーである波浪は「陽」、人間の肺の運動は「陰」。陽と陰が結びつくと熱が起ります。
陽の波浪18回を受けて陰のからだの肺が18回動く。この二つを足してごらんなさい。
体温の36度が生じます。
体温もエネルギーです。この体温が心臓に届くと拍動が始まるのです。
エネルギーが完全に使われる状態だと、そのエネルギーは臓器によって2倍に活用されます。
心臓の鼓動はいくつか。36の2倍、1分間に72回でしょう。
そして、血液循環が始まるのです。この世に存在するものすべては宇宙の一部。。。。。。。。。。。》
1986年に書かれたこの本は「足の汚れ(沈殿物)が万病の原因だった」 官 有謀(カン ユウボウ)箸 文化創作出版
より一部抜粋

出たとこ勝負

2017-04-03 | からだ
鉄スコップやつるはしで思い切り力を入れても固くてどうにも出来なかった雪が、太陽と春風にほっぺ撫でられ融けて消えた。
いつもいつも決まって思うが、摩訶不思議。
今日は長沼17区の春祭り。
会館の前の”真生神社”に神主さんが来て今年の五穀豊穣を祈願したあと、一杯飲む。
毎年この日は強風が吹き荒れるのだが、、今年は穏やかな春祭り。

そういえば、朝起きたときに瞼が重く目がパッチリ開かない、、と感じていた。
飲み過ぎか?動き過ぎて疲れたか?と思いながら様子を見ていたら半年も過ぎて、、、、
グーグルに訊くと、〔年を取ると目の周りの筋肉が衰えて・・・・〕あ、そうですか。。
原因は目の使い過ぎやストレス、、、(あるある)
〔目を休ませましょう〕〔筋肉を鍛えましょう〕【○○美容マッサージ】【○○クリニック】
パソコン画面の本来の記事の周りにまことしやかに美顔やクリニックの宣伝がごちゃごちゃ並んでいて余計に目は疲れ、
「年なんだ」とシンプルに納得し、じゃあ最近立ち上がった時とか腰がイタタタ・・となるの、仕事のし過ぎじゃなくて年のせいか?!
車で街の中を走りながら、歩いている人を観察する癖がある。たいがいの人が足腰のどこかをかばう歩き方をしている。
自分は違うと思ってきたが、昨日、郵便局のガラスに映った自分を見たら、前のめりになっていた。
60年も使い込めばあちこち傷み衰えて当然だ。特に休みたい気も、鍛える気も起きず、流れに任せる。。。一生出たとこ勝負。

腰椎3番の仕事っぷり

2017-03-04 | からだ
本日快晴!かと思えば瞬時に強風と共に雪が舞い散り・・・・
三寒四温。 冬と春とが最後の舞踏会を繰り広げる。

「今日もパパは出張。」と二人だけの時間を持て余した娘から電話が来る。
ケイタイの画面の向こうに食事中の孫と娘が映っている。
こちらも夫は外仕事や配達で暗くなるまでほとんど家にはいない。
それぞれの食卓で、お互い画面見ながら3人で昼ご飯。寂しくない。便利な世の中だ。
孫が食べていた豆を吐き出した。それを娘が叱っている。
「ダメでしょ、お百姓さんが一生懸命作ってくれたものだよ。ごっくんしなさい。」
たしかに、その角度も有りか、、と思い、口は出すまいと見守っていたが、
お百姓さんの立場では、食べる人の身体が素直に受け入れてくれるものを作りたい。
孫が吐き出したのはいつも食べているうちの豆だったが、孫の身体は今その豆を飲み込むことを拒んだ。
今日の孫の身体は、この豆は要らないのだ。。と理解した。そうでなければ無条件にごっくんだ。
大人なら身体が必要としなくとも、頭で飲み食いしがちだが、、、子供の身体は正直だな。
「ナオトの身体は自分で自分を守る力があるんだよ。お百姓さんの為にがんばってごっくんしなくていいんだよ」
思わず、孫に向かって真剣に話しかけている。孫は「うん」(わかってるよ)とカメラに向かってしっかりうなずいた。
「え?そうなのナオト?」娘も親の顔をはずし、生き物同士の顔で問いかける。下を向き黙り込んでいたのが
まっすぐ親の顔をみて「うん」とうなずいた。2歳児はまだ親に塗りつぶされていないのか、それともすでに知能犯か?
ちゃんとしつけなくちゃと気負う娘の気持ちもよく分かるし、自分も案外そんな子育てして来たな、、と振り返る。
が、この混迷の時代を何処に軸足を置き、何をよりどころにして日常を生きればよいのか。。。
ふと、棚にある小さなノートを手に取ってパラパラめくると、2014-7/28と記したメモが目に入る。
【身体の言い分を聴く方法 最後に残るのは身体だけ】三枝龍生
人間は何かやりたくなると力が湧いてくる。凧を揚げたくなれば、冷たい風も気にならない。
山登りしたいという心がある限り重い荷物も気にならない。本当にやりたいことある時は頭より先に腰が動く。
欲しいものあれば思わず身を乗り出してしまう。すなわち、腰椎の真ん中、へその裏側の腰椎3番から引っ張られる
ように前に出てしまう。そういう自分の行動は、時空を俯瞰する力を持ち、客観的に、しかも真剣に観ていないと
時に、人生を棒に振ってしまうことも珍しくありません。なぜなら、それほど自分にとって、大切なものとの出会いは
珍しいからです。普段はどんなに上品に生きていたとしても、身を乗り出すようなものがあれば、それを全力で奪い
放してはいけないのです。人生は一生気取って過ごせるほど甘くはないのです。だいたい時間がありません。

なるほど。。。。
自分の人生も腰椎3番にひっぱられたのに違いない。そうでなければ、ここでうっかりこんなことはしていないだろう。
へこたれ、くじけそうになった時、腰椎3番の思し召しと思えば、なんとかやっていけるのかもしれない、、、、、
この時期、こんなメモ見せられて、「今年もやるぞ」って気にさせられて、、腰椎3番が棚からノートを出させたのかあ?

スズメバチと梅干し

2016-09-06 | からだ
これほど雨に降られれば、ジャガイモはダメかも・・・・
草だらけの芋畑にスコップを入れた。  あら、大丈夫・・・・・
もしかして、一面を覆っているこの草たちが余計な水分を吸い取ってくれたということか?・・
人間目線では、クサダラケは美しくない。ひとに必要なものだけ受け取ろうとする。
しかし、たぶん、きっと、、、そこに在るものはすべて、完璧な調和の世界を顕わしている。

月曜の朝8時過ぎ、川のそばのポンプ小屋の前に集まっていたスズメ蜂に刺された。
(え~~~!今年はこんなところに巣をつくったのか?)と思いながら、家に逃げ帰り
常備しているビワの葉エキスを刺された手の甲・足・お尻、背中にばしゃばしゃかけた。
痛みが和らぎ、茶碗を洗っていると だんだん毒が回ってくるのを感じる。
心臓がドキドキして、顔の辺りがもわ~んとなってきた。「それ、危ないな。病院行くか」夫が言う。
「病院はやだ、赤峰さんと、磯貝さんに電話して」と 自分の口が言った。
(ははあ~ スズメ蜂でしぬひと、こんな感じなのか?もわあ~んと意識遠のいて、、痛くもかゆくも無いのがいいな・・)
茶碗洗いも途中だし、洗濯も溜まっている。稲刈りもこれからだ。。。。やり残したことは限りない。
しかし、、、、、思い残すことが何一つない。  そうか、ほんとにもういいんだ。。楽しかったな。。。
新潟の叔父の葬式を終えて昨日の夜戻った。おじちゃん、退屈しのぎにひわに来いってか。。。ふふ、、
 と、うっかり後ろの棚の壺の中の梅干しを一つ口に入れた。
その瞬間、ピタリ、もわもわが止まった。 もわもわが下に下にと下がってゆく。意識がクリアになる。
この有事に際し、からだの全細胞が、梅干しを一瞬で理解し受け入れた、と感じた。
もしかすると自分に梅干しの壺を開けさせたのも、細胞達の意志かもしれない。
「どくだみの汁を」と赤峰さんから。 「うめしょう番茶に生姜を入れずに」と磯貝さんがマクロビオティック見地から。
(まだ、死ねないんだ・・) そうと決まれば、夫が庭から刈ってきたどくだみで真っ赤に腫れ上がった全身をこすった。
 そうだ、毒(陰)には塩(陽)だ。 ボールに塩水を作り、足を浸けながら熱々のうめしょう番茶をすする。アア・ウマ・・・
余裕が出て来て、オルゴンリングの大分のあゆみさんにポイントを確認。
「手足の指の側面の静脈を指先に向かって流して」 そうか、ここに静脈が通っていたのか。。。。
指の側面をオルゴンリングでこすり始めたとたん、腕に鳥肌が立ち、ジュワジュワと何かが移動し始めた。
ふと思い立ち二階に上がり窓から降り注いでいる太陽に身体を当てたら気持ちいい。 (そうか。。。)
ボールの塩水を持って二階に行く。全身に塩水をぴしゃぴしゃ塗りながら窓辺で日光浴。
全身の真っ赤な地図がどんどん消えていく。(子供もジジババも年に一度は海水浴だな・・・) 全治ちょうど3時間。 
そこへ、死なないと判断したら、さっさとトラクターで畑に行った夫が一仕事終え「迎えに来い」という。
ホイホイと車で畑に向かう。途中、ふと又思い立ち、足もみのさゆりさんに予約の電話をする。
「あら、今日は定休日よ。今、用事で札幌に向かっているけど、ちょうど右折すれば長沼だから、すぐに行くわ」
さゆりさんの足もみの40分は、スズメ蜂の針よりも、毒よりも壮絶な痛みだった。これも、細胞の選択なのか。。。。。
 蜂の毒の脅威も目の当たりにしたが、梅干し、どくだみ、うめしょう番茶、塩、太陽光線、、、、
いつも、すぐそこに、当たり前に在るものの底力をこれでもかと実感した。


身体からの声

2016-03-29 | からだ
金曜の朝は快晴だった。。。と、突然雲行きが変わり冷たい風と共に大粒の雪が降り始め、
一瞬吹雪となり、、、、そしてまたおだやかな天気模様となる。 
女の子の心の様に、、春、揺れてるな。。。

『スギナの粉とイタドリの粉飲むようになってから落ち込まなくなったわ』
野菜を買いに来た同い年のひろ子さんが うれしいこと言ってくれた。
野草の力はそれなりに知ってはいるし、実感もしているつもりだったが、
最近は歳をとり、人格丸くなったのか、夫に何を言われようが心境に波風が立たず、、
実験・実験と、時々思い出したように、スギナの粉を舐めてみてはいるが、、
体調にも心境にもとくに変化は感じず、、、そこへ、『ひろ子報告』
『疲れなくなって体調もいいし、機嫌もいいから、父さんが毎日飲めよ、って言うの』
朝、夫とのりちゃんに「そうなんだって!だからやっぱりあたしたちも毎日スギナなめてみようよ!!」
三人で、一斉にペロペロ舐めた。
「今日は渋いな」と夫 「苦い、、、」とのりちゃん。 「あれ、今日は苦みも渋みも何も感じないぞ、、」とわたし。
「お前はヨーセイだからな」 (え、妖精だなんて♪、、いつも妖怪扱いするくせに・・・)
「違う違う、陽性だ。」 あ、なるほどね、こういう早とちりも確かに陽性体質。そういう夫ものりちゃんも陽が強い。
陰陽表に当てはめ見てみれば、塩気の次に苦み、さらに渋みが極陽ということは、、、二人には苦み、渋みは
今日の身体の状態では足りてるということになるのか?、、、
で、苦くも渋くもなく、と感じる自分の身体にはちょうど必要だったということか?・・・
と、三人いれば三人三様。あーじゃないか、こーじゃないか、とひとしきり陰陽談義。
毎日の食事で、同じ味噌汁飲んでも、しよっぱく感じる家族、もっと塩気を欲する家族がいるのは当たり前。
家でゆったり過ごした自分と、外で一日中農作業してきた夫では欲するものは当然違ってくる。
一人一人の過去からの食歴によってつくられて来た体質に合わせ、日々食べるものやストレス等の様々な条件で
形成されている「からだ」の声に、耳を澄ませながら暮らしていると、驚くことばかりで退屈が無い。