あっという間に涼しくなる。スイカもかき氷も出る幕無しだったな。。。。
5年前に植えた梨が初めて小さな実を沢山つけた。
花は咲くが実をつけないプルーンにもはじめて小さな実が数個ついた。
ビニールハウスの中で育った山椒も今年は今までで一番実をつけた。
ハウスを解体したので、山椒は冷たい外気にさらされ危機感感じたのか。。
危機感と言えば、磯貝昌寛さんの「自然治癒力を高めるマクロビオティック」
の著書の中に大きなかぶの羊のシュン(お爺さん)の話が出てくる。
ある年の夏、札幌の親子連れ数組で毛刈りをした時、糞や尿で汚れたシュンのお尻周りの毛は誰も刈りたがらず
若いお母さんのTさんが「私やります!」と鋏を動かしていた時、うっかりシュンの睾丸を傷つけてしまった。
その時、超超超びっくりしたシュンが翌年奥さんのメリーとの間<に赤ちゃんができたというオハナシ。
『この話を聞いて私は生命の危機感こそが生命力を高めると確信しました。不妊の男女が断食や半断食を通して
子供を授かることは珍しくありません。食を断つということは命の危機の最たるものです。
この危機感を体験することは人生においてとても大切なことです。ましてや、病気や不妊など、心身の問題を
抱えている人は、この危機感によって眠っている遺伝子を呼び覚ますことは、改善への大きな一歩となるのです』
第5章の〈命の欲求を見つめる生き方〉の中で 生命力を高める、タマゲタお話というタイトルがつけられている。
磯貝さんはこのシュンの話しがお気に入りで「タマ消る」という言葉はここからきているのでしょうか?とジョーダン飛ばし、
シュン夫婦に子どもが生まれたことを「これがホントのタマゲタ!」と落ちまでつけてくれています、、、ははは
この話しを何度も聞いたと、断食等に参加した人が耳タコで覚えているくらいだ。
2年前、アライグマと戦って負傷し逝ってしまったシュンも命のお話に貢献出来て嬉しさにシュンと鼻をかんでいるかも。。
磯貝昌寛著「自然治癒力を高めるマクロビオティック 基礎編【生食医学の理論と実際】」 ミネルヴァ書房2500円
難しそうなサブタイトルまでついていますが、内容はわかりやすくて面白いです。
磯貝さんは48時間かかって仮死状態で生まれ、さらに仮死状態で2日目に羊水を吐き切り産声を上げたたそうです。
常に病院通いだった幼少期から青年期には否が応でも命とは何かを考えさせられる家庭環境だったといいます。
15歳で桜沢如一の著書「永遠の少年」と出会い、20歳で故大森英桜に出会い師事し心身を立て直した44年の歩み
の様々なエピソードがちりばめられています。
「生まれてすぐに2日間の断食を経験した私が、今断食指導がライフワークとなっているのは宿命のような気がしています」
と断言される通り、磯貝さんの生命力は見事に取り戻され、なんと5人(6人だっけな、、?)の子宝に恵まれた。脱帽。
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