大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

裂き織り教室

2009-04-26 | 日記
そろそろ今年も裂き織り教室が始まる頃なのに相変わらず編み物に没頭していて

織りたいという強い欲求が来ず、先生にどう言い訳しようか・・・

去年も毎月一回の裂き織り教室に、ほとんど毎回昼飯時に弁当持って顔を出し

元気に弁当だけを食べて織りはせず、レースを編んでいた。

ことし新しい友達のナナさんに「ひわさんと織るのが楽しみです」と言って貰い

「そっかあ~~よ~~~し。。」とその気になろうとするがいまいち波は来ず・・・・・

ナナさんは教室に行くために予習までしていて意気込みが伝わってくる。

波に乗れないとなかなか動けないわたしの性質を汲み取って《特殊学級扱い》

として、皆の手前を繕ってくれている信子センセイには感謝し尽くせないが、

それにどっぷり甘えて今年もこのままじゃ、先生も他の生徒に対して肩身が狭かろう・・・どうしたものか・・・

しかし「やっぱり弁当と編み棒持って遊びにいこう」と決断した矢先、信子センセイから葉書が来た。

 《今月は26日です》そして《ひわさんは織りをしていなくても私の生徒です》 と、ひと言が添えられてる。

いつも日にちを間違える私の為に26日のところに黄色のマーカーも引かれている。

思い切って「信子さん、わたしまだ編み物熱が下がらなくてさ・・」と言い訳の電話をすると、

「ひわちゃん、したいことしててくれて良いからね」 きっとそう言ってくれると分かっていたけど。。。。

「わたしもね、街の教室にいると、先生らしくしなくちゃとか、いろいろ自分に科してへとへとになる時あるの、

でも畑の中の長沼教室の人たちは皆そのまんまだから、わたしも私でいられるの」と信子センセイは言った。

そのことはいつもいつも話してくれるから知っていたけど、ホントにいいの?と思う自分がいた。

そして、今日の教室もやっぱり弁当を食べるときだけ超調和してそれが目的だったかのようにして過ごした。

こんな教室をはじめて見学にきたおしゃれな奥様が5月から来ることを決めて帰った。もしや病み上がりかも?