大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

お顔の手入れ

2012-07-29 | 日記
稲の穂が出始めた。 そして 草にも花が咲き種が宿る兆しが見える。。。
いつのまにか 栗の花が落ちて あたりには秋を告げる草花が 背丈を競う。
 朝起きて ふっと鏡をみたら 両目の下がUの字にたるんでる。ギョギョ!ここにも秋か。。
釣りバカのスーさんかと思った!!まずい、しかしどうすればいいのだ。。。。
誰も人の顔など気にしないだろうが、いくら無頓着な自分にも 気づくほどの垂れ具合。
「UVクリームつけなさいよ!!」と10年前から姑に言われていたのに言うこと聞かず
炎天下に素顔をさらし続けた。。。。。。。天罰か
ご先祖様にいただいた丈夫な面の皮を くりーむひとつつけてやらず、
夜 風呂で洗ってるから と 朝は洗いもせず、鏡さえ見てやらず、
だが、ときどき人が来て 「ひわさんお肌すべすべだね。。」 とか言われて
「そう??」と両手でほっぺをなでなでして「あら、ほんとだ、赤ちゃんみたい」と本気で言って肩すくめられてた。
 (ごめんね ごめんね わたしの顔、、大事にしなくてごめんなさい)
目じりに向かって指先でUの字を伸ばす。 あ、いいかんじ。。。。
が 指離すとまたUに戻る。何度でも。。。
一日中 暇見ては伸ばしていたが たいした変化なし。 そして また忘れてしまう。
その夜温泉で思い出し、 水分を補って膨らませたらどうか・・・・とぴちゃぴちゃ顔を温泉水にひたす。
  翌朝、Uの字は少し薄くなっていた。 そうか 暑い時間に働いて水分抜いたらだめだ。ごろごろしよう。。。。。
 ふと 最近仲良しになったK子さんを思い出す。(K子さんお肌のお手入れもプロだったな・・)
「K子さーーん 顔が 顔が、三国錬太郎になっちゃったんだー!たすけて!」と転がり込む
肩や腰や足は いつも姿勢や呼吸などで気遣っているが、顔と手は丈夫なので何も気づかなかった。
あらためて 手も見る。爪も真っ黒。手のひらの指紋も土が入り込んで魚拓にされた魚状態。ごめんなさい。
超音波の機械と指先でK子さんが念入りにマッサージしてくれる。額の辺りからごろごろと何かが抜けていく。
56年間ため込んだ顔の凝りと毒素が メリメリ、、ばきばき、、じゅわっ、ぷしゅ、、
快感でおもわず熟睡。
「おわりましたーーーー」と美しい声にうながされ 起き上がって鏡を見たら顔の面積が半分になっていた。
小さくなった顔を両手で包んだら なんだかあと50年 なんなく生きるような予感が来た。

長沼スキー場から
                  マオイ丘陵から雲海に浮かぶ恵庭岳を望む
  
         野花とミツバチたち                            

幸福のソフト

2012-07-22 | 日記
大分・なずなの会のなずな通信7月号に面白いことが書いてありました。
赤峰さんの農場で「身を入れること」の一つとしてみんなで実行しているそうです。
【幸福のソフトの作り方】肉体というハードデイスクに使う潜在意識のソフト
「今日一日 親切にしようと想う」
「今日一日 明るく朗らかにしようと想う」
「今日一日 謙虚にしようと想う」
「今日一日 素直になろうと想う」
「今日一日 感謝しようと想う」
 この幸福のソフトを書いた紙をいつも見える場所に張り、毎日5分間くらい強く想い
小さな声で唱え、心の中に刻み込みます。
ポイントは 毎日5つの文字(文章)を目で見て、強く想うこと。   
しかしすぐに実行してはいけません。意識して実行すると失敗します。
潜在意識の中にソフトが定着するのに6ヶ月から1年くらいかかります。
  半年後  周囲の人が「あの人は変わった」と言うようになります。
これは、人が言うだけですから、あなたは実行してはいけません。 ソフトはまだ完成されていません。
完成前に実行すれば、せっかく作ったソフトは壊れてしまいます。
一年くらい後にはほとんどの人のソフトが自動的に出来上がり、あなたが何もしないのに、
人が「あの人は親切な人だ」と言うようになった時、ソフトが右脳におさまり、幸福のソフトが完成したと言えます。
幸福のソフトが完成するとあなたは無意識にこれら5つを行動するようになっているそうです。

精神(こころ)の波動を落とす争い、特に夫婦喧嘩は家族の波動を低くします。波動を高めて幸福になってください。
           ということです。。。。。

       幸福になりたくない人は見なかったことにしてください
これは、中川昌蔵さんの著書『運命の法則』のなかに書かれてあるそうです






いのちのなぞ

2012-07-08 | 日記
今年も出ました青大将!木曜の朝、ビニールハウスの中の洗濯機の横で休んでいた!!
初夏は脱皮の時期。毎年母屋の二階の梁に出ている釘を使って脱いでいた。
で、今年は、ビニールハウスの中の妻の工房だった場所で上手に脱皮を済ませていた。
去年は母屋改装の最中だったため一階台所のガスレンジの横で休んでたっけ・・
その時あんまりビックリしたので今年は意識して戸締りを厳重にし、万が一のこと考え
二階の窓だって決して開けっぱなしにはしないでいたら、ビニールハウスだったか・・・・

春先 ポットに蒔いたきゅうりが発芽しそろそろ地面に植えねばと思いながら日が経ち、
ひょろひょろと背だけ伸びた苗を仕方なく地面に植えた。遅くなってごめんごめん。
同じくレタスの苗が芽を出し、こちらはまだまだ小さいが先手打って早めにハウスに植えたら
あんまりの暑さでへなへなと全滅状態となる。ごめーーーーん早すぎた!?
まったく ザ・ど素人が よくもまあこんなこんなことはじめたもんだ・・・・と自分を笑う。笑うしかない。
しかし、ど素人だからこその持ち味は、「過程を楽しむ」 と 目的をど素人使用に急変換。
春の時点では 今年こそ自家生産野菜で原価率下げて薄利経営に光を!おー!!と希望に燃えたが、
「自分の食べる分あればいい・・」 己の能力を認識するや否や、究極の消極的発想で心のバランスシートを作成。
自分が健やかに生きているだけで丸儲けってこった。。。毎年毎年こうやって生き延びてきたな・・・・・・
と、自分みたいなひょろひょろのきゅうりの根元に草を敷き詰め、シワシワのレタスに死に水を与えた。
優良農業者ならさっさと丈夫な苗に植え替え、出荷に向けての準備作業を段取り良く進めていくのだろうな。

翌日ハウスに行く。レタスはシワシワの葉を ヤレヤレと広げ、ほんの3-4センチの身体をすっくと立て直している。
(ひょお~~~~~~~~~?????!!)
真向かいのきゅうりは植えて2週間の間に緑色の健康な身体になって花を咲かせ実をつけ始めている。
(おおおおおおおーーーーーーーーー!!!!)
こんな場面に出くわすたび 『いのち』 の謎を垣間見る気がしてならない。

 
ある夜 ガサガサと言う音がするので見渡したところ 我家の新家族が食事チュウ 
       
体はこんなに小さいのに なかなか人馴れしているのか私がカメラを向けても
いっこうに逃げようとしない
                 
我家の土間に地中にトンネルを掘り 土間に穴小さなを開けて出入りしているようで
夜に土間を縦横無尽に走って廻る
その速いの何の 何かが通ったのは判るが それが何ナノかが判らなかった
それが この チュウ吉君のようだ
初めまして かな?




ナンナンダ゛カァー?

2012-07-02 | 日記
毎日たんぼの草取り。朝夕2-3時間位づつ、腰が(もう限界!)ってとこまでやって止める。
夜温泉に入ったらご飯仕度面倒、食べるのも億劫で早く眠りたい、
っという初期の状態からすれば、今は少し慣れて、ちょっと編みたい欲求が出てきた。
外食も続いたが、疲れても、疲れたからこそ自分のご飯が食べたくなってきた。
はじめは田んぼの畦から漏れだす水にばかり気が行き、それを止めようと必死だった。
しかし、毎日毎日その漏れ出す水と格闘する自分の状態が不自然に思え
(ま、今日のところはこの程度でいいか・・)と水に流せるようになると心も軽し。
出るものは出る。稲は黙って全てを受け入れている。
そう思えたら、今しかない除草の適期にすっと心と身体が移行した。
水田さんが手押し除草機であっという間に一枚終了し、安心したが、株間は結局手で取るしかない。
気が遠くなるくらいの進行度だが、素足で田に入り腰を二つに折、素手で稲と稲の間の草を探る。
ヒエと稲は良く似ていて迷うが手でスッと抜けるのがヒエ。稲はもうしっかりと根を張っている。
欲張って一度に何列にも手を伸ばしていたら、身体のバランスが保てず腰がいたたたた・・・・
翌日朝はちょっと休もうかな とだらだらして、、夕方よろよろしながら田んぼに入る。。。。とたんシャンとなる。
そして、やっぱり「もうだめ!」と腰が叫ぶまでやって、また朝が来て。。。よろよろと田んぼに入る、、とピン!
何度も何度もそのことを体感しているうち、「草取り」と「腰痛い」が少しづつ分離してきた。
草や稲にもじゃもじゃ話しかけニヤニヤと田の中を這う生き物を、カラスが首をかしげて「ナンナンダカアー?」


田圃部長 毎日草取りに精を出しています  ガンバレ!!

    
羊のメリーさんも 毛刈りを終え スリムな身体を披露しています


先日 この山羊の一家(お母さんと娘と息子)は 古巣の飼い主のところに戻りました
お婆ちゃん役をしていた レモン母さんは 淋しそうでした